その2の続き・・・
3日目 台中から台北へ
☆ 忠烈祠 辛亥革命や第2次大戦の戦死者を弔っている。
ここで人気があるのは大門(2名)や大殿(2名)を守っている衛兵の交替式
台湾は徴兵制で1年の勤務になるそうです。
ここの衛兵に選ばれるのは陸・海・空軍のエリートで女性に大人気!
ファンの女子とひそかに文通をしている兵士も・・(だそうです!)
ロボットのように身動きしません、そばには汗を拭いたり服装を直したりのお世話係の兵士がいます。
(平和だからできること、動かなかったら守りになりませんネ)
1時間(正時)ごとに大門から大殿まで、指揮官含め5名でゆっくり(往復20分くらいかな)行進し交替します。
軍靴のカチッカチッの音が気持ちよく伝わってきます。
若い女の子などは(おばさんもですが・・)追っかけていってスマホで写真を撮ってます。
☆ 中正紀念堂 蒋介石の業績を記念するために死後5年かけて完成。
高さ70Mの建物、89段の階段(蒋介石の寿命にちなんでる)を上った2階には、
蒋介石のブロンズ像があります。
蒋介石親子2代の政権は戒厳令下にあったので、年配の人はここでどんなことを思うんでしょうか?
☆ 九份(きゅうふん)
台北中心からバスで1.5時間位かな・・日が暮れかけた頃に九份の町へ
亜熱帯地方特有の気まぐれな雨になりました。
炭鉱でにぎわった町がすたれ、戦後に映画「非情城市」の舞台になり、
さらに「千と千尋の神隠し」にも似た場所があり(宮崎さんは否定してますが・・)、
階段状のノスタルジックな街は観光でにぎわうようになりました。
フリータイム1時間ありましたが、もっとゆっくりみたいと思った場所です。
ここが「千と千尋の神隠し」の場所といわれてます。
不思議な雰囲気ですよね・・はいってお茶したかったァ!
日本人の方が嫁いだという「九戸茶屋」、 ここで夕食をいただきました。
観光客の出発点(フリータイムの集合地点)、この前から階段をのぼっていきます。
上から撮ってしまいましたが、「九戸茶屋」前の階段です。
☆ 士林夜市 台北に戻り夜市へ
アメ横みたいですね(ずいぶん遅くまでやってるようです)。
4日目
☆ 国立故宮博物院 最後の観光地
中国歴史展示物が60万点以上あるそうです。
蒋介石とともに重慶・南京・台北と移動し、結果的に文化革命を逃れ貴重な遺産が残りました。
特に清朝代の玉器・陶器・豪華なアクセサリーには目をみはりました。
朝廷がこんな贅沢をしていたから・・・なんて思ってしまいました。
初めての台湾は、歴史を知る上で台南から台北へと観光してよかった。
台湾南部が今でも日本統治時代の面影を数多く残し、とてもいい印象を受けました。