GWとか 夏休 とかに 家族旅行って言うのは ほぼ記憶にない。
あっ!私が 子どもの頃ではなくて 我が家の事・・・
毎年 GWになると TVで スーツケースを持って
どこかに出かける 親子ずれの映像が流れる・・・
それを見るたびに 娘は不可思議な笑みを浮かべます
だって 記憶にないんだから・・・
なぜか?
それは 旦那様の仕事が 週末直前にならないと 予定がわからないから・・・
休みのはずが 急遽仕事になったりは 当然みたいになってた。
だけど 私も ダメもとでも
計画を立て 予約しては あえなく キャンセル・・・を 繰り返してたなぁーーー
そんな時 子どもたちには
”お出かけ出来なくなって 残念だねー
がっかりだねー
でもね 一番行きたかったのは パパで
一番がっかりしてるのは パパなんだよー
可哀想だね?”って 話すと 息子も 娘も
”パパ 可哀想だねーー!”って 納得してくれたものです
なので 我が家の会話には
”今度の休みにどこに行く?”って 会話もなかったです
だから 出来る範囲で 私が 2人を連れて ささやかに お出かけしてました
それでも ぐずることなく 喜んでくれたから 私は助かりました
そんな 子ども達が 狂喜乱舞することがあったんです
それは 週末仕事だと聞いていたのに ”休みだよーー”って なった時に
私は子供たちに
”今週は パパ お休みだってーーーー!!
お出かけできるよーーーー!!”って 言うと
もうもうもう 走りまわって 歓声を上げて まさしく 狂喜乱舞!
お出かけ先は どこでも良いんです
多くは 動物園!
ここから車で 20分位かな?
タクシーで行っても あの頃で 1,000円位でしたから
私が 連れて行くことも 出来たけど しませんでした
動物園はパパと出掛ける聖地のようなものだったから・・・
その頃はまだ 車がなかったので タクシーで往復です
もうそれだけで 子ども達は 嬉しくて仕方ない・・・
お弁当を作って でもそれは 簡単なもので良いんです
パパと一緒に動物園に行き いろんな 動物を見て
暑い時には アイスや ジュースを買ってもらい
たっぷり 歩きまわる・・・
それだけで 大イベントで 最高に楽しい時間だったんです
また 時には 近くの河原に行き どじょうや 小魚を取ったりして
パパが率先して 動くので 子ども達も興味津々で・・・
小学生になると お盆の時期には 恒例の遊園地へGO!
車で 1時間ちょっとの岩見沢に グリーンランドという 遊園地があります
夏休み期間には 子供向けにイベントもやってたし
乗り物もいっぱいあるし ボートや パットゴルフ?とかも・・・
この日だけは 乗り放題のチケットで
パパと 娘 私と息子に分かれて 暗くなるまで遊びました
この日は 何時も昼出発で 閉館ぎりぎりまで いました
暗くなると 花火が上がったんです
遊びの最後は パットゴルフで いつもそれをしながら
家族皆で 花火を眺めました
そして 帰宅したら 夕食は焼肉です
何年続いたかな?
息子が中学に入学するまでは 毎年行ってましたねー
そんなこんなで 我が家の子供たちには
家族での旅行の 記憶はありません
正確に言うと 一度だけあるんだけど
パパさんの仕事がらみのだったから あれは あまり楽しいとは言えず
私の記憶にも ほぼほぼ ない位ですから
でも 娘には 時どき 言われてましたよー
”うちって 家族で旅行とか行かないねー”って・・・
でもね パパの田舎・・九州南部には 毎年年末年始は行ってたのよー
あれは 娘にとっては 旅行ではないのかな?
私にとっては 大 大 大 イベントで
準備も 費用も 半端なく大変な 行事でした
子供二人と1週間以上 宿泊するってなると
段ボールで1つは 衣類を前乗りで送ってました
それと 田舎ですから 隣り近所の 新類縁者さん達へお土産も・・・
デパートから 送りましたよー
海鮮系 と お菓子系を どーーーーーっさり!
小気味いいほど 万札が飛んで行きました
でも それをすることが ”成功して 帰省した!!”と 言わしめる事なら
張れるだけの 見えは 張りました
旦那様の 名誉にかかわりますから(笑)
でも 子ども 2人とも 疑問はあったみたいだけど
不平は 言いませんでした
だって 一番かわいそうなのはパパ・・って言うのが 根底に
染みわたってますから(笑)
なので 私も特に 旅行には興味なく暮らしてきたわけです
そんな 私ですが 娘がお勤めしてから
”行こうよ!”って誘われて 出かけてみると なかなか 楽しい!
今は 行けないけど それでも そのうちに・・・・
息子が帰省すると 娘と 時どき 話してます
”ほらほら!あそこの川に行ったじゃん!パパとーー
魚 いたよねー”
”私 めだか 捕まえたんだよーー”って・・・
なんとも ささやかだけど 子供たちの心に
パパと遊んだ 楽しい記憶が 何十年も経ってるのに
話に出るように残っているというのは
親冥利に 尽きますね・・・
行先でも 回数でもない。
楽しかった思い出は 何かにつけ 助けになると 信じます