九月入学案

九月入学案について色々議論されてるけど…個人的には非現実的だなと思う。

そもそもコロナが九月の時点で収束してるかどうかもわからないのに今決めてあと4カ月でできるのかな？

九月入学案賛成派の意見の多くとして、「海外の学校、大学と平仄を合わせられるから留学を考えてる人にとっては対応しやすい！」ってのがあるけど、いや海外海外言うけど、現代っ子と言いつつ一体全体の何割の人が留学なんてするのさ？って思う。

海外の大学に正規学生として通う、ならわかるけど、たかが一年の留学なのにタイミングも何もないでしょー。

しかも、一年の交換留学だったら、普通に考えてメインは留学生向けに開講してる講義を受けて、余力があれば正規学生用の講義を受講するなり聴講するなりって言うのが普通じゃないのかな？

少なくともわたしはそうだった。

わたしは2月出発、3月帰国だったので、講義がスタートしたのは4月からだったけど、留学生を受け入れる側としては、わたしみたいに4月から一年来る学生もいれば9月から一年来る学生もいるってことをよくわかってるので、別にどっちのタイミングだから有利とか不利とかになるような仕組みでもなかったけどな。まぁそれはあくまで留学生用のコースだからなのであって、正規の講義だと違うのかもしれないけど…。

一年以上の留学をするひとなんて、せいぜい全体の2-3割いるかどうかなんじゃないのかね。

そんなマイノリティーのひとたちに重きをおく必要ってあるのかな。

まぁでも、確かになって思うのは、9月入学にするおかげで、インフルやら雪やらの時期に入試をしなくて済むようになるってことくらいかな…

9月入学にするにしても、現状維持にするにしても、いま待ちぼうけをくらってる子供達の若くて貴重な時間が無駄に食いつぶされてることには変わらないよね。かわいそうだな。

もし万が一、今年から9月入学にしましょう！ってなった場合、今の時点で普通に授業できてた子達の扱いはどうなるんだろう？もっかい重複して学び直し？

わからないことが多すぎる！