親のことを、というか父のことを高く評価してもらえるのはすごく光栄で喜ばしいことなんだけど、
「さすが●●教授の娘さん」って父フィルターを通して見られるのがすごくしんどい……っていうこの類の苦しさを、とある人の何の悪気もない一言で久しぶりに思い出してもらった笑
わたし自身何もすごいことしてないのにそう言われると、親の七光りゆえに過剰に評価されてるだけだなってなるし、
わたし自身が何か成し遂げた時(まぁこんなパターン殆どないんだけど笑)に言われるとそれはそれで、自分自身の努力なんて見てもらえないんだなってなるし、父フィルターなんて良いことないな。
お父さんなんて関係ない!本当のわたしを見て!って声高に言いたいけど、そんなこと言えるくらい、父フィルター抜きに注目してもらえるくらいの努力をわたしはしてきてないし、親の地位ゆえに有利に扱ってもらってきたことだって何度もあったくせに、今更そんなのおこがましいんだけどね…。
そもそも、独文の世界にわたしの居場所なんてないんだなって学生の頃痛いほど知った。
ろくに努力してこないで言う台詞じゃないけど、自分には才能がないし、学者としてひとつの学問を極めていけるだけの根性も気力もないし、とにかく上には上がたくさんいるのだなと、Interuniとか留学とか通してよーーくわかったのよ……
だから、わたしは独文から完全に離れた世界で一からやってみようって思ってメガバンに入ってみたり、Big4に入ってみたり色々してみたけど、それでもわたしのことを昔から知る人にとってはわたしって何をやろうが「●●教授の娘さん」でしかないんだよな。
あああー難しい…
わたしが神経質すぎるだけなんだよな。
みんな良かれと思って父の名前と紐付けてるだけなんだよな。
もっと肩の力を抜いて生きられたら良いのにな、わたし。笑