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月刊少年チャンピオンに連載されていた
一風変わったSF風コメディです。
当時の月刊少年チャンピオンといえば、
4大メジャー週刊誌の月刊版としては
一番人気がなくて、
マイナーのどん底みたいな雑誌でした。
なんでそんなものを読んでいたかというと、
長谷川裕一が読みたかったからです。
(長谷川裕一はまた別のところで紹介します)
で、ついでに他のマンガも読んでいたわけですが、
(国友やすゆきなんかも連載していた。
下手な絵だと思っていたら
いつの間にかメジャーになってやんの)
その中でなんとなく気に入ったのが、
このおしのび倶楽部というマンガでした。
主人公の大作は浪人中でSFマニア&プラモマニアで、
おまけに正義の味方に変身するという
当時では、道を踏み外した若者でした。
その彼に目をつけた連中が、
何を隠そう変身趣味を持った「おしのび倶楽部」だったのです。
密かな変装趣味を共有する倶楽部という
ちょっと間違うとエロの世界にはいるのですが、
健全な少年マンガであるこの作品では、
変装=変身であり、
変身願望を満たしつつ、
正義の味方として活躍するための手段であったのです。
しかし、正義の仕事がなかなかない。
必殺仕事人シリーズごっこをするかと思えば、
ゴーストバスターズごっこをしてみたり、
逆に怪盗をやってみたり、で
行き当たりばったりの展開ばかりで
今読むと何が面白かったのかよくわかりません。
ただし、そうした行き当たりばったりのマンガも結構面白いのと、
このマンガを読み進んでいて気づくのは、
大ゴマの使い方がうまく、
短いページ数で見応えを出していることです。
それとテンポ良くコマを進めていくノリは
なかなかのものです。
元々(今も)イラストレーターなので
ここぞというときの、アングルの決め方は
長けたものを感じさせられます。
残念ながら、
もうほとんどマンガは描いてないようですが、
もっと担当編集者が良ければ
あるいは
もっとマニアックな雑誌に連載していれば
ブレイクしていたかもしれないマンガ家です。
(横山えいじという人は、
当時、一部のSFファンの中では人気があったらしい。
よくは知らないが、わかる気がする)
一風変わったSF風コメディです。
当時の月刊少年チャンピオンといえば、
4大メジャー週刊誌の月刊版としては
一番人気がなくて、
マイナーのどん底みたいな雑誌でした。
なんでそんなものを読んでいたかというと、
長谷川裕一が読みたかったからです。
(長谷川裕一はまた別のところで紹介します)
で、ついでに他のマンガも読んでいたわけですが、
(国友やすゆきなんかも連載していた。
下手な絵だと思っていたら
いつの間にかメジャーになってやんの)
その中でなんとなく気に入ったのが、
このおしのび倶楽部というマンガでした。
主人公の大作は浪人中でSFマニア&プラモマニアで、
おまけに正義の味方に変身するという
当時では、道を踏み外した若者でした。
その彼に目をつけた連中が、
何を隠そう変身趣味を持った「おしのび倶楽部」だったのです。
密かな変装趣味を共有する倶楽部という
ちょっと間違うとエロの世界にはいるのですが、
健全な少年マンガであるこの作品では、
変装=変身であり、
変身願望を満たしつつ、
正義の味方として活躍するための手段であったのです。
しかし、正義の仕事がなかなかない。
必殺仕事人シリーズごっこをするかと思えば、
ゴーストバスターズごっこをしてみたり、
逆に怪盗をやってみたり、で
行き当たりばったりの展開ばかりで
今読むと何が面白かったのかよくわかりません。
ただし、そうした行き当たりばったりのマンガも結構面白いのと、
このマンガを読み進んでいて気づくのは、
大ゴマの使い方がうまく、
短いページ数で見応えを出していることです。
それとテンポ良くコマを進めていくノリは
なかなかのものです。
元々(今も)イラストレーターなので
ここぞというときの、アングルの決め方は
長けたものを感じさせられます。
残念ながら、
もうほとんどマンガは描いてないようですが、
もっと担当編集者が良ければ
あるいは
もっとマニアックな雑誌に連載していれば
ブレイクしていたかもしれないマンガ家です。
(横山えいじという人は、
当時、一部のSFファンの中では人気があったらしい。
よくは知らないが、わかる気がする)
☆おしのび倶楽部(全1巻)/横山えいじ/秋田書店
△お勧め年代:昔の少年向け
△お勧め年代:昔の少年向け
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