レインスキャッターはもう二十数年程前からかなりの回数使っていますが、
今回初めて「 近距離スノースキャッター 」を体験しました。
天気予報では17日から寒波と共に雪の予報が出ており、長野市でも北の山間部は
雪が降っていた状況であり、雪雲も十分に目視出来る状況でしたが、送信地点及び
走行地点では僅かに雪が舞っている程度でした。
レインスキャッターは 雨粒(雨雲)反射で、スノースキャッターは 雪(雪雲)反射で、
日本では今まで殆ど報告が無く、ワード検索しても出て来ない様ですが、海外では
わざわざ雪雲を目指して移動して「1000kmオーバーのスノースキャッターDX」を
盛んに行っているグループも有る様です。
今回の伝搬は極近距離ですが、下のプロフィールを見ていただくと判ると思いますが
普段は山の陰で、モービル移動では入らない場所で「M5」での入感でした!
こんな所も参考にご覧ください!
https://www.fbnews.jp/202201/special1/index.html
https://www.fbnews.jp/202301/special00/special01/
当方の 5.7GHzビーコン(5759.800MHz・F2A)は 06:00~23:00 まで断続しながら無指向性
アンテナで発射しています。
また当方のワゴン車にはいつも5.7GHz TRVを実働状態で積んで自分のビーコン等を受信し
ながら走っている為、伝搬エリアや機器の状態が常に把握できており、今回の様に特に
聞こえない所で聞こえてくると、直ぐに「異常伝搬等」が把握できます。
5.7GHzモービルアンテナは、10年以上前からモービルに積んでいる、第一電波工業の
15cm程度の3段コリニアアンテナで(現在廃盤品)、吸盤マグネット基台は廃品から
の加工品+ジャンクのセミフレキケーブル : 約1m程度の給電です。