アマチュア無線局JA0RUZ FHD-ATV(Full High Definition - Amateur TV)

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無線局電子申請 の 歴史

2024年12月28日 | アマチュア無線 フルハイビジョンD-ATV

 私が「オンラインでの無線局電子申請」を始めた最初の申請番号等の歴史です。


 その前は 「FD申請」 を何年も行っていました。(FD=フロッピーディスク)
申請データの入った FD と紙の委任状を一緒に 電波管理局 に送り申請しましたが、
当時は申請の写し証明は  FDラベル  に「写し証明印」を押した FD を返却して
貰って「申請控え」として保存していました。 

しかしFDの枚数だけでも百枚以上となり、電子申請になった為必要なくなり邪魔と
なった為、十数年前に全部廃棄処分しました。

また申請局数等が多いと 2HDのFD には収まらず、局と相談して特別に「CD」に
書き込んで申請した事も何回かありました。

当時「FD申請」等は誰もやらなかったのですが、当方が始めた時、 RMK には
「協会を潰すつもりか」 と脅されたりしながらも、当方等は「今後電子申請
は絶対必要となるから RMK でも今からやるべきだ」と 力説したのですが、
結局当時の RMK幹部は「絶体にペーパー申請だけしか認めない」と言い張った
為、当方等は協会を脱退し、独自に勉強しながら電子申請だけに傾注して
今日まで来ています。
(RMK:https://rmk.or.jp/

 どうでしょう、今や電子申請が殆どとなり、協会では「電子申請センター」
なる物まで作り、代理人がペーパー申請同等に入力したワードデータを変換
するソフトまで作成し、電子申請作成・下見料金等を取りまくって、天下り
の食いぶちを増やしています!!

 本来協会は、協会員に電子申請の方法を指導教育し、電波法を遵守した申請
を指導するのが主な筈だと思うのですが、逆に電波法や無線局申請等をろくに
知らなくも、無線機だけは売れる様にしてきています。
よって最近では電波法すら知らない「素人同然の営業マン」が無線機等を売り
まくっているではないですか!  
違法局や違反局を作っているのはどこの輩かしっかり考えて貰いたいですね。

来年(1/6)から  電子申請Lite  が変わる様です・・・
https://www.fbnews.jp/202412/news01/index.html
当方はこの  電子申請Lite を使った事は有りませんが、、、

また、同様の事を以前にも書いています。
https://blog.goo.ne.jp/ja0ruz/e/d8351ed9f20dd507d9628d91a3159969

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新車(軽)へのモービル機取り付け等 TM-942

2024年12月22日 | 自動車関連

 先日 軽自動車を入れ替えたので、モービル機等を取り付けました。

前の車は「親戚で高齢(70代)になった為軽自動車を探しているが適度な車が見つ
からない」
との事で、当方の車に目を付けられ、7年程度乗った ダイハツムーブ を
譲る事になり、その後継の車が納車された為  無線機等の設置を行ったものです。

現状で販売されている軽自動車で欲しいと思える車は無いですが、親戚の普通車の
状況(14年程乗った車)等から、仕方なしに「 現時点で購入可能な新車 」にする
しか無い状況だったので、今回初めて このスズキ車 にしました。

 (TM-942のコントローラー部の取付場所はムーブと同じルームミラー上部です)

アンテナも以前と同様の設置ですが、1.2Gアンテナは SWR を改良した物にしました。
(SWR改善については直前の投稿参考に)

このアンテナは昨日の朝 霜でこんな状況になってましたので、パチリ!


グローブボックスを外してヒューズボックスにアクセスですが、ヒューズをスムーズに
抜き差しできないぞ!

まずは、ドラレコ(前後カメラ)の取り付けも含めACC電源の確保ですが、ワゴン R
スマイル
はヒューズの場所が奥でほとんど手が入らない様な面倒な場所にあり、何十年
何百台
もの車を見てもいますがこんなにヒューズの取り外し等が面倒な車は今まで見た
事は
ありません。
 *これはもう ヒューズ交換を一切考慮していない  車作りでしょう!*

今回は何かと面倒な為、ヒューズ電源方式で電源を取りましたが、上手く手が入らない
為、この ヒューズ電源装着 だけでも大変な時間を取られてしまいました。



まあ無線機や車載型冷凍庫では流れても計 6A~8A 程度な為ヒューズ電源で問題無い
だろうと見ますが、ヒューズ電源以降の約3.5mの電源ケーブルには 電圧降下防止の為、
ムーブで使っていた 5Sq 自動車電装用赤黒ケーブルをそのまま使いました。
電源ケーブルによる電圧降下はかなりの曲者で、これで問題を起こしている局もかなり
有る様です。
  
     (内張り等は取っ払って、フロアシートの下等を通します)

TM-942本体の取り付け場所は、後席シート後ろ下のこの場所に収容して、後席シート
のスライド
や上げ下げ時でも干渉しない様に納める事ができました。

本体の固定方法は、ボディ―の鉄板部に「マジックテープで貼り付け」るだけです! 
後方は凹んで居る為木材で埋め、同じくマジックテープ貼り付けですが、平置きなので
これで十分です。



老朽化している TM-942 はついでにメンテ(周波数・変調・パワー調整等)も行い、
バックアップ電池の交換・430部の修理・ディスプレーのLED化も行いました。

操作部は今回もルームミラーの上に「ビス+両面テープ」で固定し、ケーブルは天井裏
や内装下等を通して隠蔽しました。 



最近の車はサイドエアバック等々まで装備されているので、通線場所もかなり気を

使います。 
当方は新車でも 一部にビス等で穴を開け固定しますが、外した後必要ならそのカバー
の樹脂
パーツを取替えれば僅かな金額で新品パーツにできますので特に問題ありません!

アンテナは、秋月電子と第一電波の1.5D程度の細いケーブルを挟み込みで、室内まで
入れていますが、こんな方法でも今まで数台:20~30年程全然問題なく使えています。
なお1.2GHz秋月アンテナは細いケーブルを60cm程でカットして、室内でSMAコネクタ
に接続してロスの少ないケーブル約1mの延長で無線機に接続しています。
(秋月アンテナについては、この前の投稿に書いていますのでご覧ください)


マイクとスピーカー線は手抜きですが、運転席下までフロアマット下での
流し配線で問題ありませんので・・・

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今はもう無き 秋月電子の 1.2GHz帯 アンテナ 特性の改修

2024年12月13日 | アマチュア無線 フルハイビジョンD-ATV

 今はもう販売されていない「秋月電子の 1.2GHz用マグネットアンテナ」が当方に
まだ有ったので、
新たな車に付ける為 付属の 細く長いケーブル を切断し、ついでに
測定してみた。

このアンテナは  市販の1.2G帯アンテナ  の中でも以外にも良く飛ぶので、当方は以前
からかなり多用して
いるが、3~4年程度でボロボロになる為、常時1~2本は在庫して
いた。 
でも残りは1本!
長いトリプルバンドアンテナなんかと比較しても、かなり良い!
(そのままの細く長いケーブルのままでもそんなに悪くはないがケーブルロスが問題)

ケーブルを 60cm程度 にカットしてSMAコネクターを付け、単にSWRを見たら  3 以上
でビックリ! 

エレメントだけは  4本 も有るので取り換えても見たが、皆同じ様な特性なのだ。

そのままのケーブルで測定したらSWRはそんなに高く出ないが、この様にアンテナ近く
で測れば「こんな物か?」と落胆する程。 でも良く飛ぶ・・・

実際「付属のケーブル=4dB程度のアッテネーター」なので、進行波も反射波も減衰して
SWR がかなり低く見えていた事が良く判った!!

 では、どうすればSWRが下げられ特性も大きく悪化しないか試行錯誤した結果、写真
の様な策で問題無くなる事が判った。

改修後の特性はこの通りとなった。

販売中止でもう必要無い情報かも知れないが、、、

 

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5.7GHz~24GHz 堂平山 2024年最後のFHD-ATV移動運用  

2024年12月10日 | アマチュア無線 フルハイビジョンD-ATV

 12月8日  今年最後?の「FHD-ATVの移動運用等」を埼玉県堂平山にて行いました。

当方 堂平山は昨年に続き2回目の運用で、今年は5.7GHz~24GHzまで運用し、他の
皆様(計9局)
と一緒に、賑やかに運用できました。



先ずは、10.2GHzと24GHzのFMの交信でカスリーン公園(3局)及び君津市(1局)との
回線接続
確認から始め、FHD-ATVの交信に切り替え映像伝送テスト。
しかし、堂平山からカスリーン方向は樹木が繁茂してシャドーとなっており、フリーズ
やブロックノイズだらけで思った様には繋がりません。

これではどうにもならないと思ったのですが、ダメ元でトライする事にし、10.2GHz
で君津市人見神社から JH1AOY/1局に映像等を送って頂き、そのFHD映像を当局が  PIP
で映像合成して 24GHzにてカスリーン公園まで送り、結果としてなんとか映りました
ので、一応  FHD-ATV 3点間中継  は成功となりました!!

   ① JH1AOY/1  10.2GHz   君津市人見神社 送信 >
          ② JA0RUZ/1   堂平山受信+PIP映像中継  24GHz送信  >
               ③ JA1OGZ/1   カスリーン公園受信

この時の最終点受信映像は下記にあります。
https://www.youtube.com/watch?v=V6yjZ347GAQ

更にその先の 0エリア各局が居る神津牧場まで送って貰う予定でしたが、神津牧場は
雪降り
と寒さりにより短時間運用の後に撤収されたとの事で、予定した「4点間中継」
はテストできませんでした。

天候さえ良ければ、日本で(世界でも)初めての FHD-ATV の4点間中継が成功したと
思われ
ましたが・・・!!

    👇は逆方向の伝送映像(君津市で受信した映像)のワンカットです。


この受信映像は下記にあります。
https://www.youtube.com/watch?v=xpo_WErv_hs

なお、カスリーン公園は強風で皆のパラボラが転倒等でかなりの被害が出て大変だった
との
事で、来春までには修復される事を祈っています。

また、この逆方向伝送(カスリーン公園>堂平山>君津市)も同じ程度にはできました。

お相手頂きました皆様、大変ありがとうございました。

 しかし、この堂平山での移動運用で「超有名なグループの運用」が有りましたが、
運用中に発電機を回し続け、更に車のエンジンまで掛けっぱなしで運用されていま
したが、今時そんな事が許されるとでも思っているのでしょうか? 
他の観光地や自然公園内は「アイドリング禁止+発電機禁止」は当たり前です!!

 前後しますが、7日には埼玉県忍保パブリック公園野球場近くの堤防上で、5.7GHz
長野ビーコン等を
聞く事に挑戦しました!!
長野ビーコン5759.8MHzは受信できませんでしたが、小諸ビーコン5759.72MHzは
パッチアンテナでも受信できました!!


 最後に、少し先とはなりますが、JARL山梨県支部でも「マイクロ波・ATV等」につい
て取り組まれるとの事で準備を開始されておられますので、お付き合いさせて頂く予定
で動いています。

 

 

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