エレメント長20mのEFHWは展開できる場所が少ないので短縮版を作ってみることにした。
参考にしたのはコチラ↓
K1RF’s presentation on End Fed Half Wave Antennas | Greater Norwalk Amateur Radio Club, Inc.
この 40, 20, 15, 10m の短い方を検討してみる。エレメント長とインダクターを MMANA-GAL に実際の展開方法で入力し最適化してみた。
給電点~インダクターは 10.202m(K1RFは 10.1m)、インダクターから先は 1.91m(K1RFは1.85m)となった。
このデータをもとに作ってみることにした。
UNUN は 1:49ではなく1:64の方が良いようなシミュレーションだったけど取り敢えずは1:49のUNUNでやってみる。
インダクターは インダクタンスの計算
から VE22(外形26mm)に1mm の UEW を57回ほど巻くと良いようです。
そこでUEWを長め?に切って、クルクルと巻いてみました。LCメーターでインダクタンスを測定…57回では足らない。
57+2=59回で32.3μHとなったが、あらかじめ長めに切ったUEW線材が足りなくなったので妥協します。
エレメントを破損した時に簡単に交換できるようにギボシ端子をつけるつもりだったが、コイル両端の線の長さが短すぎ。
そこでエーモンのコネクター#4916を使ってみた。
コイルの保護、防水はコイルサイズの熱収縮チューブが無かったので物干し竿用のチューブを被せておいた。このチューブは熱湯で収縮させる様になっている。熱湯はまずいのでヘアードライヤーで収縮させることにした。
熱収縮チューブとは収縮の様子が違う。シワがあちらこちらにできてダメかな?と思っていたが時間をかけて温めていたら全体に上手く収縮させる事ができた。
昨年(2023年)作って放置したままになっていたのを本日、家庭菜園で展開してみた。
立木の枝に引っ掛けてV字に展開。給電点とエレメント先端は地上から1メートルくらいの高さ。
短縮コイルの先のエレメントを10cm弱短くして7,020kHzでSWR1.7程度。
14MHzでは共振点がバンドエッジの高い方にありSWRは高め(チューナーで可)、21MHzはバンド外でダメ、28MHzは大丈夫だった。
エレメントの両端をもっと高くしてやるとSWRは下がるはず。一応使えることが確認できた。
1:64のUNUNを作っておこうかな。
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