頂き物の50MHz2エレHB9CV、資料がないのでミニマルチアンテナ社のカタログを見て、HB062FDXと推定した。前のオーナーはSWRが落ちなかったと言われていたが、このアンテナは無調整なので使えるのではないかと思い貰ってきた。
アンテナをもらった時に、エレメントに油性マーカーで印をしておいたので、その状態で組み立て。室内でアナライザーでチェックしてみた。
ディップ点は50MHzより低く、SWRは高い。後日、公演の駐車場に行って測定してみたら、49.7MHzでディップしSWRは1.75だった。桜の木の枝で周囲の環境は良くないが、同調点が低過ぎ。
組み違えか?このアンテナは組み違えを防ぐために、エレメントにシールが貼ってある。ブーム側のエレメントは給電側が②になっていて、そこに②のエレメントを差し込むので間違ってはいないと思う。でもよく考えてみると、通常2エレHB9CVは給電側が導波器、もう一方が反射器となるけど、この組み方は給電側のエレメント長が長い。給電側が反射器動作?ネットにある写真を見ると、給電側のエレメントは短くなっている。ブーム側のエレメントは分解せずに持ち帰ったので、ひょっとして前オーナーの組み違え?
ブーム側エレメント②に①(短いエレメント)、ブーム側①に②(長いエレメント)を組んでみるとSWRのディップ点は50.17辺りにあり、SWR値も1.0くらいまで下がってる。(心の中でヤッター!)
シールが実態と合わないので、ブーム側のエレメントを給電側を①、反給電側を②に組み替えた。この時、接触する部分に導電グリスを塗布しておいた。
室内測定だけど、これだと大丈夫と思う。後日、近くの公園に行って測定してみよう。OKであれば、コン柱の730V-1Wの下に取り付ける予定。同軸の準備をしておかなければ。
昨日は凄く蒸し暑かったけど、今日も蒸し暑い。台風16号が過ぎ去れば、秋の空気になるのかな?早くなってほしい。
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