グレートノーザン鉄道

アメリカのグレートノーザン鉄道の実物(歴史、資料等)と鉄道模型(HO:レイアウト、車両)に関するプログです。

インドの鉄道 ムンバイの通勤電車

2007年02月26日 | インドの鉄道
 ムンバイ(旧ボンベイ)のビクトリアターミナル(今はもっと難しい名前になっています)に久しぶりに行きました。イギリスの作った、ごてごてした建物ですが、今はインドらしいゴチャゴチャ感も加わって、強烈な印象です。くし型ホームの終着駅ですが、15番線まであります。そのうち半分が通勤電車線、残りが長距離ホームです。
 写真は、通勤電車です。この通勤電車の一部にも、日本の政府開発援助が供与されています。広軌のため、横長の顔に見えます。ラッシュ時には乗客が外にまではみ出して、大変なことになるようですが・・・。

インドの鉄道 デリーの地下鉄

2007年02月25日 | インドの鉄道
 デリーにも地下鉄が2005年に開通しました。既に3路線が走っています。この地下鉄は、日本の国際協力銀行が供与したODA(政府開発援助)で建設されました。小生も、十数年前に、この地下鉄建設の一番最初にちょっとだけ絡んでいたので、出来上がった地下鉄に乗って感無量でした。なお、写真は、20分の一と思われる模型です。

デリーメトロのHPもご覧ください。
http://www.delhimetrorail.com/index.htm

 デリーの地下鉄の乗車券は、丸いトークンなのですが、これがSuicaと同じ接触式なのでびっくりです(SONY製品のようです)。
http://www.sony.co.jp/Products/felica/csy/ind.html
 
 写真多数のブログや国際協力銀行のHPもありましたのでご紹介します。
http://indelhi.blog15.fc2.com/blog-entry-138.html
http://www.jbic.go.jp/japanese/base/topics/030605/index.php


インドの鉄道 国立鉄道博物館 単端

2007年02月23日 | インドの鉄道
 デリーの鉄道博物館の奥の方にぽつんといる単端です。解説書が無くて詳細は不明なのですが、カルカ~シムラ鉄道の単端と思われます。カルカ~シムラ鉄道は、デリーの夏が暑くて耐えられなかったイギリスが、デリーの北の山に作った高原リゾートのシムラに行くために作った鉄道です。
 なお、この鉄道については、以下のページもご覧ください。
http://www.incredibleindia.org/newsite/cms_page.asp?pageid=867#Darjeeling

インドの鉄道 国立鉄道博物館 ダージリンの機関車

2007年02月22日 | インドの鉄道
 デリーの鉄道博物館の一番奥に鎮座するダージリンのBタンクです。なぜかブルーではなくグリーンに塗られています。
 小生の持っている洋書「Half Way to Heaven」のイラストによりますと、グリーンに塗られていた時代もあったようです。もうちょっと明るいグリーンのようですが。
 なお、ダージリン鉄道については、以下のページもご覧ください。
http://en.wikipedia.org/wiki/Darjeeling_Himalayan_Railway
http://www.incredibleindia.org/newsite/cms_page.asp?pageid=867#Darjeeling


インドの鉄道 国立鉄道博物館 ニリギリ鉄道のアプト式機関車

2007年02月19日 | インドの鉄道
 デリーにある国立鉄道博物館の車両の続きです。
 今日の写真は、インド南部のニリギリ鉄道のアプト式蒸気機関車です。ニリギリは、紅茶の名産地で、山の上のリゾートのため、アプト式の鉄道が走っております。デリーの博物館では大変きれいに保存されています。4シリンダーで二組のワルシャート式のギヤーが付いています。小生は10年前にこの鉄道を訪問し大変感動した記憶があります。
詳細は以下のページをご覧ください。
http://en.wikipedia.org/wiki/Nilgiri_Mountain_Railway
http://www.indianrail.gov.in/hill_2.html

 なお、今年のインド観光省のキャッチフレーズは、Incredible India! (シンジラレナーイ インド)ですが、そのHPにも出ています。
http://www.incredibleindia.org/newsite/cms_page.asp?pageid=867

P.S. 誠に勝手ながら、バルブギヤーの写真を鈴木光太郎さんのブログに載せさせていただきました。
http://6620.teacup.com/kotaroooo/bbs

インドの鉄道 国立鉄道博物館 無火機関車

2007年02月18日 | インドの鉄道

 デリーにある国立鉄道博物館の車両の続きです。
 今日の写真は、昨日の写真の後ろにも写っていた黄色い無火機関車です。丸っこくてとっても可愛い形態なのですが、これもブロードゲージなので、すっごく大きいです。C62よりも背が高いし、ボイラー(タンク)も太いんじゃないかと思います。

インドの鉄道 国立鉄道博物館 起重機付きタンク機関車

2007年02月17日 | インドの鉄道

 デリーにある国立鉄道博物館の車両の続きです。(昔持っていたはずの博物館案内が見つからず、詳細な説明ができませんがご了承ください。)
 今日の写真は、タンク機関車の上に大きなクレーンをつけた機関車です。インドは、ブロードゲージなので、予想外に大きいです。

インドの鉄道 国立鉄道博物館 ガーラット

2007年02月13日 | インドの鉄道
 デリーにある国立鉄道博物館からいくつか写真を紹介します。
 昔持っていたはずの博物館案内が見つからず、詳細な説明ができませんがご了承ください。
 今日の写真は、ベイヤーガーラットの4-8-0+0-8-4です。博物館所蔵で最大の機関車です。1930年製、当初はベンガル・ナグプール鉄道に属しておりました。

インドの鉄道 モノレールの動画

2007年02月12日 | インドの鉄道
 up1853様、ご指導ありがとうございます。
早速Youtubeに登録してモノレールが走行する動画をアップしました。30秒程で、画質は今一なのですが、お楽しみください。
http://www.youtube.com/watch?v=v5WUu0_MFNE

 なお、写真は、モノレール機関車の火室です。車長いっぱいにボイラーと火室があるので、炊口は横(ゴムタイヤ側)についています。写真を撮ろうとしたら、機関士がさっと火室扉を開けてくれました。

インドの鉄道 モノレール

2007年02月11日 | インドの鉄道
 インドの鉄道をいくつかご紹介したいと思います。
 まずは、デリーの鉄道博物館のモノレールです。モノレールの蒸気機関車です。既に鈴木光太郎さんのHPでも紹介されております。なぜか線路はレール1本のみで、倒れないようにゴムタイヤの車輪が横に張り出しています。
 デリーの鉄道博物館では、動態保存されており、毎週日曜日に運転されています。客車1両を牽いて30分おきに博物館内のエンドレスを周回しています。運賃は、20ルピー(約60円)です。なお、事前に予約するといつでも貸切で走らせてくれるようです(料金は500ルピー。約1500円)。なお、博物館の入場料は10ルピー(30円)です。

 今回は動画も撮ってきたのですが、ファイル形式がMOV.のため添付できないようです。どなたかやり方をご存知の方教えてください。宜しくお願いします。

インドの鉄道 ダージリン鉄道の機関車

2005年06月18日 | インドの鉄道
(鈴木光太郎さんのコメントへの回答です)
 昨日のブログで紹介した洋書「Half Way to Heaven」からの情報です。
1.アメリカ製機関車
 有名なサドルタンクの機関車「Bクラス」の中に3両(No.39,40,41)の1917年ボールドウィン製の機関車が含まれています。
2.ガーラット
 1911年ベイヤーピーコック製のガーラット機関車があります。No31です。(写真)
3.他の機関車
 他にも外側台枠のパシフィック「Cクラス」が2両在籍していました(写真)。1914年North British Locomotive製のNo.37,38です。
 また、Bクラスを流線型化した機関車No.28もありました。
4.補助ディーゼル付Bクラス
 鈴木光太郎さんのコメントに添付されている写真の機関車は、私も始めて知りました。この本の中にも特段の記述は見つかりません。何か分かりましたら是非お知らせ下さい。

インドの鉄道 ダージリン鉄道に感動!

2005年06月17日 | インドの鉄道
 このブログではグレートノーザン鉄道だけを扱おうと思っていたのですが、ちょっと脱線して、インドのダージリン・ヒマラヤン鉄道について書きます。
 というのも、昨日のNHK「探検ロマン世界遺産」でこの鉄道を取り上げていて、しかも映像が良く、すっかり感動してしまったからです。小生、仕事の関係で1993年から1997年までインド(ニューデリー)に住んでおりました。その間に2回ダージリンを訪問するチャンスがあり、昨日のテレビを見て、「あー、ここも行った、あそこも見た!!!」状態になってしまいました。
 番組でも触れられていましたが、イギリスに「Darjeeling Himalayan Railway Society」という団体があり、20カ国800名の会員を有しています。海外会員会費は20ポンドです。
さまざまな活動をしていますが、ダージリン訪問ツアーも主催しています。URLは、
http://www.dhrs.org/home.htm
です。
 また、ダージリン鉄道に関する本もたくさん出ていますが、その集大成ともいえるのが「Half Way to Heaven」(Terry Martin著、Rail Romances社発行)です。2000部しか発行されていないようですが、小生はNo.1633を保有しております。内容は非常に細かいだけでなく、写真、地図、図面、そして非常に美しいイラストもあって、ダージリンファンにはたまりません。
 ダージリンは、行くとなるとなかなか大変な場所ですが、ヒマラヤの見える季節にまた訪れてみたいものです。