グレートノーザン鉄道

アメリカのグレートノーザン鉄道の実物(歴史、資料等)と鉄道模型(HO:レイアウト、車両)に関するプログです。

GNRHS Modelers’ Page No.39

2007年07月22日 | グレートノーザン歴史協会
 グレートノーザン歴史協会(GNRHS)の会報に同封されてくるモデラー向けの別冊です。今年71歳になられるDuane Buck氏が編集者を勤められています。(同氏は、昨年の総会でGNRHSの会長に選任されています)
 内容は、「モデリング・コメント」、「新製品紹介」、「模型用写真」、「モデリング・プロジェクト」、「Q&A」等です。
 巻頭のジェネラルコメントでは、先週開催されたマイノットでの年次総会でのモデルコンテストの紹介と募集がされています。一等の賞品は、なんとW&R社から寄贈されたHOのO-4(2-8-2)ということです。2000ドルは下らない素晴らしいモデルです。なお、バック氏は、年次総会では、F7を題材にされたモデルクリニックを担当されるとのことです。
 モデリングコメントでは、バック氏から、もう少ししたら、Walthersのエンパイアビルダー客車についてのデティールアップ等に関するシリーズ記事を書いていただけるそうです。Gngoatでも各種話題になっておりますので、楽しみです。
 最後のページには、バック氏ご自身が1978年から82年にかけて製作されたAllouezの鉱石ドックNo.2のHOモデル(写真)が掲載されています。なんと部品総数は、12,259個! 全長は、実物に比べると短くされてはいますが、模型でも3.5m(11’3”)に及びます。
Q&Aでは、いつも通り大量の質問に答えられています。

 なお、明日から海外のため、新規投稿は一時お休みさせていただきます。引き続きご愛顧のほど、宜しくお願い申し上げます。
 

GNRHS会報 2007年6月号

2007年07月21日 | グレートノーザン歴史協会
 グレートノーザン鉄道歴史協会の会報「Great Northern GOAT」は、年4回発行されます。2007年6月号が到着しましたので、ご紹介します。
 まず、表紙は、Gavinのヤードのコントロールルームからハンプを越えていくGNのボックスカーの編成を捉えた写真です。また、表紙の裏には、パシフィック1063号機がダブルルーフ客車を牽いてダルースから出発する写真が掲載されています。
内容は、ちょうど現在マイノットで開催されている(7月15日~18日)年次総会の紹介です。また、7月20日に開催される、ジャクソンストリートラウンドハウス(鉄道博物館)100周年記念式典も紹介されています(写真)。
続いて、1964年7月29日のウェスタンスター号での救急患者搬送の模様、元GNエンジニアによる蒸気機関車Hクラスの緊急整備の想い出、GN食堂車サービス等の記事が山盛りです。記事ではないのですが、今号の真ん中のページには、WalthersのF7のカラー広告が見開きで掲載されていて、目を引きます。
裏表紙にも写真満載ですが、ひとつは、1934年のエンパイアビルダー脱線復旧の際に馬(horse power!)が使われているところです。もうひとつはスケールテストカーX-846とスケールトラック(検重線路)です。
この他、別冊の「モデラーズページNo.39」、「レファレンスシートNo.341Great Northern Central Minnesota Lines Part 2」「同No.342 Great Northern Rail Detection Equipment Part II」が同封されていました。

電気機関車Y-1のブスバーとジャンパー栓

2007年07月20日 | 実物・車両
 7月17日版に、F‘TrackさんとRAILTRUCKさんからコメントを頂きました。ありがとうございます。

 写真にある通り、ブスバー(機関車のおでこから出ている角)は、重連(3重連も珍しくありませんが)の時に、機関車間で電力を渡すための装置です。ちなみに、パンタをおろしているときが要注意で、ブスバーで繋がっているので高圧電流が流れていますので、GNでも時々感電事故が起きていたそうです。
 また、デッキのヘッドライトの下に並んでいるのがジャンパー栓で、写真のように重連のときは、ジャンパーで結ばれています。
 グレートノーザン鉄道のスティーブン峠の電化区間では、重量列車のために、電気機関車は重連、3重連が当然でしたので、ブスバーとジャンパー栓は不可欠な装備でした。F7の車体を使ったY-1aの鼻先にもしっかりと4つのジャンパー栓が付いています。

 なお、写真は、Great Northern Railway in the Pacific Northwest ( Jeff Wilson ) P.41
より転載させていただきました。


組写真スライドショー

2007年07月19日 | 実物・車両
1. OreRailから届いた作品です。

I uploaded the show I put together from my trip up to see the Missabe on the last week of June. It can be viewed here:

http://www.youtube.com/watch?v=2JaWQKittdo

-Dereck
206612.tripod.com
Iowa Northern Ry's company photographer

 ダルース周辺の鉱石列車を中心とした写真です。平面交差も出てきます。

こういう作品もいいものですね。組写真のスライドショーに少しの文章、そして良い曲。自分ではできそうもありませんが・・・。


2.写真は、アラスカ鉄道向けのディーゼル機関車でWisconsin and Southern Horicon paint boothできれいに塗り上げられたところです。この写真の表現は
きっとプリントよりコンピューターのモニター上の方がうまく行くような気がします。

http://www.railpictures.net/viewphoto.php?id=193435&nseq=15

電気機関車W-1

2007年07月18日 | 模型・車両
 GNの電気機関車の話題が出ておりましたところ、あのブラスメーカーのオーヴァーランドからちょうどNゲージのW-1が出るとの話題が飛び込んできました。
http://www.overlandmodels.com/showroom.php?scale=3
 HPを見てみると、まだ、生産に入ったわけではなく、生産しようと思っているんだけど興味のある人は手を挙げてくださいというステージのようですが。

 W-1は、1947年にスティーブンパス越えに投入されたB-D+D-Bの巨人電気機関車です(写真)。GE製で顔はF7風ですが、とにかくでかいです(5000馬力!)。写真では先台車にみえるB部分も動輪です。1956年のトンネル部分の非電化まで大いに働きました。ただし、5018号機と5019号機の2両のみの寂しいファミリーです。なお、非電化のあとは、5019号機はUPに売却されてコールタービン機関車(Bユニット)に改造されています。

夏のお座敷運転

2007年07月16日 | 模型・車両
 昨日は台風で一日家にいたので、久しぶりの運転です。
 今回の目玉は、トレインワールドとオークションで仕入れた「エンパイアビルダー」×2編成です。ご存知の通り、グレートノーザン鉄道のエンパイアビルダーには2種類の塗装があります。オリジナルのオレンジ&グリーン(湘南電車の元です)の塗りわけと、1967年に導入されたビッグスカイブルー塗装です。
 最近発売されたWalthersのHOモデルでは、この両塗装が再現されています。

 小生の編成は、
1. ビッグスカイブルー(写真):牽引機は、なんとロシアンアイアンブルーのトリプレックス(よく見るとビッグスカイブルーの塗装にも見えます!)。続くは、グレートドームが3両と展望車です。こんな編成、実物には当然ありませんが、好きなものだけを集めた結果なんです。ご勘弁を。
2. オリジナルカラー(オレンジ&グリーン):牽引機は、電気機関車Y-1。続く客車は、食堂車、寝台車、ランチカー、グレートドーム、展望車です。長大編成が大好きな小生も、さすがに実物の17両編成を再現することはできず、その3分の一の5両編成で我慢しております。あと一両足すなら、ドームコーチでしょう。

各車両については、順次このブログでご紹介いたします。

クラウンモデルのカブース

2007年07月15日 | 模型・車両
 写真のカブースのモデルを入手しました。アメリカ型模型ファンの間で話題になった「シグナルズ」さんの関係の方から、譲っていただいたものです。
http://homepage2.nifty.com/signals/index.htm

 30~40年前の香港製のHOモデルということです。ブランド名は、「クラウン」です。なんとなく、このパッケージ、見た記憶があるような気がします。

 なお、ボックスカーもあわせて譲っていただきました。


オークションで落札! ブラスのカブース

2007年07月14日 | 模型・車両
久しぶりにYahoo!オークションで落札しました。オールブラスのトラフィックカブースです。

出品者の方の説明によりますと、「30年ほど前に協同ライト商会という会社が輸出用に製作したPen Central N6A トラフィック・カブース(HO 1/87)です。アメリカのカスタムブラス(N.J.インターナショナル)に卸していました。蔵出し品ですので未使用です。古い製品ですが、オールブラスで今ではもう作れない細かい作りをしています。
オリジナルは台車は付属しておりませんが、写真のオールメタルのアーチバートラック(スプリング可動)を一両分(2台)おまけで付けさせて頂きます。
全長約15cm、高さ約4.5cm(台車除く)、金色ベース塗装。オリジナルの化粧箱付き。動力装置はついておりません。カプラー(連結器)は付いていません。
新古品、金色ベース塗装の経年変化(変色)等が若干ありますのでご了承下さい。」ということです。

到着したモデルをみますと、とても素晴らしいモデルで、昔のブラスらしいかっちりとした出来上がりです。ブラスト仕上げも好ましい金色の輝きを出しています。


(ちょっと脱線)映画「魔女の宅急便」

2007年07月13日 | ちょっと脱線
 久しぶりに「魔女の宅急便」を見ました。宮崎アニメの代表作です。
 1989年、娘の生まれた翌年、まだ、宅急便もメジャーではなかったころのアニメです。小生は、この映画の最初の10分が大好きです。主人公キキが旅立つ日、お父さんがとっても良い!。そして、タイトルバックにかかるユーミンの「ルージュの伝言」、月を背景に宮崎マジックで空を飛翔していくキキ、初めて見たときは鳥肌が立ちました。ちなみに、初めてお届けをするために、高ーく飛んでいくシーンも感動ものですね。
 鉄道関係では、大きな町に着く前に、ヨーロッパなのにどう見てもF7が牽く貨物列車に主人公がもぐりこむところがあります。
 最後の10分も大好きです。スランプに落ち込んだキキが、無理やりデッキブラシで飛ぶシーンは、今見ても涙が出ます。最後にかかるユーミンの「やさしさに包まれたなら」も良いですよね。
 映画のキャッチコピーは、糸井重里の「おちこんだりもするけれど、私はげんきです」というもの。元気でいたいものですね。

キャブフォワードのビデオ

2007年07月11日 | 実物・資料
F’Trackさんのブログ(http://blog.goo.ne.jp/8686_2006/)でキャブフォワードが紹介されていますが、アメリカのDVD・ビデオを製作・販売するPentrexからちょうどキャブフォワードのビデオの紹介メールが届きました。
http://www.pentrex.com/pccfdvd.html

プレビューも付いてました。ご覧下さい。
VIEW THE DVD PREVIEW OF THE CAB FORWARD COLLECTION!
Click on this link to see the Cab Forward Preview online at the Pentrex website.
http://www.pentrex.com/pccfdvdvidmov.html


モデルパワー社のグレーシャーグリーン塗装のオアカー

2007年07月09日 | 模型・車両
 このブログの2006年11月18日版で書かせていただいたモデルパワー社のグレーシャーグリーン塗装のオアカー3両セットをトレインワールドで見かけて、つい買ってしまいました。HOの棚に無造作に色々な箱と一緒に積み上げられていました。色は、やっぱりちょっと派手な色合いですが、細かく見てみると、ブレーキの表現や、端面のデティール等、結構細密な出来上がりです。タコナイト色の鉱石(プラ製)付きで、タコナイト用の積み増し用側板も確かに付属していました。

http://blog.goo.ne.jp/jackojichan/e/b03b3185b2d07aad5bfe297f114ba2b9


On30 アウトサイドフレームのフォーニー

2007年07月08日 | On30
 On30久しぶりの入線です。ニューヨークのトレインワールドですごく安かったので買ってしまいました。バックマンのフォーニー(DCC)です。小生はもともとアウトサイドフレームが大好きで、いつかは欲しいなあと思っておりました。この軸配置ですと、ちょっと小半径のカーブには弱そうです。でも、スタイルは整っていて良い感じです。開けてみると、インサイドフレームの先台車もオプションとして入っていました。キャブの中のバルブハンドルに赤が挿してあって、ちょっとびっくりです。そのうち、こいつに似合う客車を手に入れたいと思っています。
 なお、当社はDCアナログなので、DCCの実力はまだ体感していません。しかし、トレインワールドってなんで時々こんなに安いのかなって思います。日本の三分の一くらいでした・・・。

バックマンのスピーダー

2007年07月07日 | 模型・車両
 ニューヨークのトレインワールドで買ってしまったものを順次ご紹介します。

 まずは、バックマン・スペクトラムの保線列車3両編成です。スピーダーを筆頭に、クレーンを積んだワークカーとスコップ等を積んだワークカーが続きます。
 これでも自走します。可愛い動きでちょこまかと走っております。
 トレインワールドでは、定価の4割引でした。お買い得です。(ちなみに話題の「made in china」です。)
 バックマンのHPのアドレスです。
http://www.railserve.com/jump/jump.cgi?ID=1418



アサーンのワイン列車

2007年07月06日 | 模型・車両
 アサーンからナパヴァレーワイン列車の宣伝が届きました。
 機関車はF7、客車とボックスカーとタンク車、さらにカブースもあります。また、トラックもあるのがアメリカ風ですね。時には、こんなお遊びも楽しいですね。ちなみに小生は、大のお酒好きです・・・。

http://www.athearn.com/Search/Default.aspx?SearchTerm=napa+wine