グレートノーザン鉄道

アメリカのグレートノーザン鉄道の実物(歴史、資料等)と鉄道模型(HO:レイアウト、車両)に関するプログです。

グレートノーザン鉄道のオアカーの生き残り

2009年03月31日 | 実物・車両
Orerailからの報告です。今年3月29日に撮影されたものですが、グレートノーザン鉄道のオアカーの生き残りのようです。撮影者によると、だいぶ薄れているようですが、ナンバーは、13921と読めるとのことです(GNのオリジナルナンバーでは無いようです)。

http://f1.grp.yahoofs.com/v1/YNDQSfCST1E2hF5J6g1gVXXycvwl0t_wssbkkqh6ERmzFgjsRIaTbCBPqXtA_A7YUZdJrikiSo7hTSqBeaxLLOxNpLQnZFT9KHFl9g/70016.jpg

Allouezの鉱石ドック(Youtube)

2009年03月30日 | 一般
gngoatからの話題です。Youtubeに、最近の(元グレートノーザン鉄道の)Allouezの鉱石ドックで撮影されたビデオが投稿されました。もちろん、現在は使われておらず、廃墟となっているのですが、その巨大さは目を惹きます。
http://www.youtube.com/watch?v=xjz49xJ_ASE

 このドックについては、このブログの2006年3月9日版もご覧ください。

 上の写真は、Dock No.4を描いた絵葉書です。
http://blog.goo.ne.jp/jackojichan/e/3eaa685801e0a72b96b487d56acdd0c3

 なお、このドックは立ち入り禁止となっている模様ですので、真似はしないでくださいね。


最近のテールライト

2009年03月28日 | 模型・車両
 Walthersからのセールのお知らせで、Ring Engineering Inc. 社のEnd of Train Device w/Long Wire – Assembled(HO)が紹介されていました。小生はカブース派なので、あまり使いそうもありませんが、最近のコンテナ列車の最後尾には欠かせないものと思います。DCでも点滅するようです。お値段は、セールで39.98ドルです。
http://www.walthers.com/exec/productinfo/634-EOT33LW

GNRHS Modeller’s Pages No.45

2009年03月27日 | グレートノーザン歴史協会
グレートノーザン歴史協会(GNRHS)の会報に同封されてくるモデラー向けの別冊です。今年72歳になられるDuane Buck氏が編集者を勤められています。(同氏は、一昨年の総会でGNRHSの会長にも選任されています)
 内容は、「モデリング・コメント」、「新製品紹介」、「模型用写真」、「モデリング・プロジェクト」、「Q&A」等です。
 モデリング・コメントでは、最近発売されたTangent Scale Modelsのカバードホッパー車(HO)、PS-2CD, 4000について絶賛されています。このモデルについては、このブログの2008年7月21日版もご覧ください。

 新製品紹介では、腕木式信号機(HO)が紹介されています。グレートノーザン鉄道では、ほかの鉄道とは違って、腕木のすぐ後ろに駆動部があるものを好んでいたとのことで、この信号機のモデルでは、このグレートノーザン鉄道タイプを忠実に再現しているとのことです。製品名は、GRS model 2A upper quadrant Top of Mast semaphore signalです。なお、お値段は95ドルとなっています。お問い合わせは、Mr. Andy Carlson, 111 S.Encinal Ave. Ojai, CA., 93023まで。
 モデリング・プロジェクトでは、1924年オリエンタルリミテッドをWalthersの金属サイドキットから改造する記事が紹介されています。インテリアがしっかり作られているのが目を惹きます(写真下)。
 Q&Aでは、いつも通り大量の質問に答えられています。
 
ちょっと小さくて見づらいのですが、オリエンタルリミテッド名物(?)の床屋さんとシャワー室もしっかり再現されています。


展望車のインテリアも洗面室含めてしっかり作りこまれていました。


GNRHS Ref. Sheet No.352 Reserved Cabooses

2009年03月26日 | 一般
 グレートノーザン鉄道歴史協会会報に同封されてきたレファレンスシートNo.352は、保存されているグレートノーザン鉄道のカブースについてです。著者は、Jack Porzig氏です。
 アメリカの人は、本当にカブースが好きなんだなぁと思わせます。実に156両のカブースがグレートノーザン鉄道沿線に保存されています。このレファレンスシートでは、これらのカブースの保存場所、状態等が一覧となっています。写真も満載で、小生が一番気になるのは、上の写真のX181です。
 著者は、これまで、4回この一覧を作成しています。①1989年12月(レファレンスシートNo.158)、②1992年9月(①の改定)、③1997年12月(レファレンスシートNo.258)、④2000年9月(レファレンスシートNo.286)です。前回の一覧から残念ながら削除されたのは、様々な理由でスクラップとなった5両です。なお、現在、一度は保存されていたのに行く不明となっている20両の行方も捜しています。

数奇な運命をたどったX708。一度はメンテナンス車両(MOW)になったため、キューポラをとられてしまいました。


表紙です。


Standard Color for Great Northern Structure

2009年03月24日 | グレートノーザン歴史協会
1965年から70年までの、グレートノーザン鉄道の駅舎等に使われた塗装色の色見本です。以下の8色です。特筆すべきは、グレーシャーグリーンにも連なる鮮やかなライトブルー「Aqua」でしょうか。
1. Brown #A-64
2. Beige #A-64L
3. Gold #A80L
4. Aqua #171L
5. Gray #A251L
6. Medium Green #144
7. Imperial White #1801
8. (Big Sky) Blue #601

GNRHS Ref. Sheet No.351 Depot Colors 1965-1970

2009年03月23日 | グレートノーザン歴史協会
 グレートノーザン鉄道歴史協会会報に同封されてきたレファレンスシートNo.351は、1965年から70年までのグレートノーザン鉄道の駅舎の塗装色についてです。著者は、Martin Evoy III氏です。
 写真のような鮮やかなライトブルー「Aqua」の駅舎塗装は知りませんでした。あまりに鮮やかで驚きました。おとなしい塗装の、白の壁に緑のライン、黄色の壁にブルーの窓枠もなかなかです。
 これらの塗装は、1967年のビッグスカイブルー塗装の導入と機を同じくし、グレートノーザン鉄道の「変革」を印象付ける意図があったとのことです。
 
Aquaに塗られたミネソタ州Fosston駅(1969年8月18日撮影)。レンガの基礎がいい感じです。


おとなしい塗装。①Goldの壁にAquaのトリム:Wolverton駅(1969年8月20日撮影)。②白の壁に緑のトリム:塗り替えられたWolverton駅(1983年7月27日撮影)


GNRHS会報 2008年12月号

2009年03月22日 | グレートノーザン歴史協会
グレートノーザン鉄道歴史協会の会報「Great Northern GOAT」は、年4回発行されます。2008年12月号が、ようやくカンボジアまで到着しましたので、ご紹介します。
 まず、表紙は、1966年12月26日撮影の写真で、ノースダコタ州Arvillaを発車する「The Dakotan」です(写真上)。
 さて、内容ですが、まずはRobert Downing氏の長文の伝記です。また、グレートノーザン鉄道歴史協会と深い関係があるスカイコミッシュ歴史協会のGN Day(昨年9月13日開催)の紹介です。様々なプレゼンテーション、模型の展示、GN関係のグッズ紹介等の楽しそうな様子が掲載されています。
 先般もお知らせしましたが、グレートノーザン歴史協会の2010年記念総会(グレーシャー国立公園)は、既にホテルの予約がいっぱいとなり、ウェイティングリストの受付も終了したそうです。
 なお、裏表紙には、1983年1月6日、ワシントン州での最後のスパイク地点の紹介が掲載されています。ラストスパイクについては、このブログの2008年1月7日版もご覧ください。



スカイコミッシュの変電所

2009年03月20日 | 実物・歴史
 スカイコミッシュの変電所の建物の写真です。1977年撮影とのことです。1956年の非電化まで、カスケードトンネルを中心とする電化区間に電力を供給していました。この変電所の前を、Z-1やY-1、W-1と言った電気機関車が行き来していたはずです。1956年の非電化から撮影時点(1977年)でも20年を経ていますが、まだ倉庫として使用されていたとのことです。雪深いところでもあり、独特の雰囲気があります。

http://highwaysandrailways.com/7-77skykomish01.html

Walthersのトラバーサー(HO)

2009年03月19日 | 模型・車両
 小生はターンテーブルよりもなぜかトラバーサーが大好きですが、Walthersからトラバーサーが発売されました。英語では「Transfer Table」と言うようです。定価は329.98ドル。48箇所のポイントにプログラムされたとおりに止まるとのことです。
http://www.walthers.com/exec/page/rail_shops

動いているところのビデオもあります。
http://www.walthers.com/exec/page/videos



ミネアポリス駅からの最後の列車はエンパイアビルダー

2009年03月18日 | 実物・歴史
 1978年3月1日、取り壊される直前のミネアポリス駅から最後の列車として発車したのは、エンパイアビルダーでした。時刻表では、8:52発となっていますが、当日は、様々なイベントや式典で若干遅れたようです。編成の最後尾には、ビジネスカー「Red River」も連結されていたとのことです。gngoatから以下転載します。

I was there that day and remember it was during the daytime the westbound Empire Builder departed toward Willmar. I thought it was later than 8:52 am though. There was a lengthy daylight sequence of events with media interviews, band playing music, and the prior departures of the Duluth train and "Hiawatha". I took pictures of the 'Builder's daylight departure with (as I recall) ex-GN business car "Red River" on back.




100-1=99

2009年03月03日 | 実物・歴史
 Gngoatからの情報です。99年前、1910年3月1日にウェリントンの大雪崩が起き、大惨事となりました。
 雪崩直後のウェリントンのHotel Bailetsの写真絵葉書が投稿されました(写真)。絵葉書は99年前の本物とのことです。1910年10月25日にウェリントンから郵送されたものです。絵葉書についての詳細は、下記のアドレスをご覧ください。(なお、上の写真は、ウェブページの著者が、オリジナルの写真絵葉書をAdobe Photoshopで手を入れたものです。)
http://highwaysandrailways.com/hotelbailets.html
 なお、上の写真でホテルの屋根に「Hotel Bailets」と書かれていますが、これは、実物の屋根に書かれているわけではなく、写真に書き込まれたものとのことです。
One interesting thing about the postcard is that there never was a sign on the roof of the hotel as seen in the photo. But it may have sold more cards this way.

大雪崩については、このブログの2008年3月11日版2007年4月1日版2006年3月7日版2005年7月26日27日版もご覧ください。