グレートノーザン鉄道

アメリカのグレートノーザン鉄道の実物(歴史、資料等)と鉄道模型(HO:レイアウト、車両)に関するプログです。

祝! ブログ開設1周年

2006年04月16日 | 一般
 皆様のおかげをもちまして、弊ブログも1周年を迎えることができました。この間、閲覧いただきました方々に深く感謝申し上げます。また、コメントを頂戴した方々ありがとうございます。特に、F‘Trackさん、鈴木光太郎さん、松本亭さん、弊ブログにお付き合い頂き、本当にありがとうございました。また、Wood’s Book翻訳掲載をお許しいただいた上に、各種質問にも的確にご回答も頂きました天賞堂模型部様にも、心より感謝申し上げます。
 引き続き、グレートノーザン鉄道について、あまり頑張り過ぎないくらいの感じで、書いてまいりたいと思っておりますので、皆様のご指導、ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

(なお、私事で恐縮ながら、今晩より出張のため、当分の間、新規投稿をお休みさせていただきます。ご了承ください。引き続きよろしくお願い申し上げます。)

On30 Wood Side Dump Car

2006年04月15日 | On30
シェイに牽かせようと思って、木製ダンプカーを買いました。バックマンのプラスチック系モデルで、3両セットとなっています。これがまた、結構凝ったつくりで、もちろんダンプは可動式です。床を傾けると側版が上に上がるという面白い動きをします。開いたところの写真は、Gゲージ版ですが松本亭さんのページをご覧ください。
http://www.g-gauge.jp/bigmodel-b.html#97747
下回りもしっかりデティールが作りこまれている上に、車体の四隅には、チェーンもぶら下がっているというサービス振りです。好ましいモデルだと感心してます。これは、アメリカに発注してかなり安値で仕入れております。

On30 Shay

2006年04月13日 | On30
F’Trackさん、コメントありがとうございます。私もシェイにあこがれてきました。昔のTMSであのシェイの細かいエンジン部分をすべて可動式にしたモデルの記事で、その偏心クランクの作り方を図解した記事が、記憶にしっかり残っています。
 さて、写真のシェイは、バックマンのモデルです。すごい細密感です。ロゴはGreen Brier & Big Run Lumber Co.の1号機です。燃料部分は、石炭、石油、薪のそれぞれのパーツが入っていて、好きなものを選べます。当社では、薪焚としています。煙突には火の粉止めのメッシュもついてます。エンジンからクランク、フレキシブルシャフトもすべて可動式で、しかもギアのギの字も見えません。素晴らしい出来だと思います。ちなみにこのシェイはモデルバーンさん(恵比寿)のセールのときに買ったので、結構リーズナブルな値段で買えました。当社では、神保町のはぐるまやさん(Oゲージやトイトレインのお店)で見つけたBowser社のOスケールの運転士&助手フィギュアに乗ってもらっています。
 なお、グレートノーザン鉄道にもシェイがいました。詳細は、このブログの2005年7月13日版をご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/jackojichan/e/17772679d6f191dd356b8668e0560f08


On30 森林鉄道

2006年04月12日 | On30
 グレートノーザン鉄道ではないのですが、On30では、森林鉄道系の列車も保有しています。写真にあるように、シェイに引かれた列車です。On30とはいえ、非常に手ごろなサイズですし、カーブの半径も小さくてすみますので、HOより小さいサイズでレイアウトができそうです。

GNカブースの「安全第一」

2006年04月09日 | 実物・車両
(昨日のF’Trackさんのコメントへの回答です)
 GNのカブースの手すりのうち、側面の両隅についている1/4円状の手すりは、白黒塗り分けの警戒塗装になっています。写真は、HOスケールのWalthersのモデルに、小生が手を加えて警戒塗装に塗り分けたものです(手塗りなのであまりうまくありませんが)。なお、ディーゼル機関車では、ステップに乗ったときにつかむ部分を白色(他の部分は黒)に塗り分けています(このブログの2005年11月24日~30日をご参照ください。)
http://blog.goo.ne.jp/jackojichan/e/a0708d2c2549defce8eac933befcad99
 このほか、1953年以降(1967年まで)、カブースの側板下部に、安全スローガンが白色で書き込まれるようになりました。スローガンは以下の10種類です。
1. Think Safety Work Safely
2. Work Safely Every Day
3. You Can’t Afford An Accident
4. Make Your Way The Safe Way
5. The Best Way Is The Safe Way
6. Safety Today – Every Day
7. Taking Chances Takes Lives
8. Your Safety Is Up To You
9. What’s Your Safety Score Today?
10. Be Wise Beware Be Safe
ちなみに写真のカブースのスローガンは5番です。

天賞堂製の真っ赤なカブース

2006年04月08日 | 模型・車両
(昨日の記事へのF'Trackさんのコメントへの回答です。)
天賞堂のグレートノーザン鉄道の真っ赤なカブース(HO)は、今でもeBay(アメリカのネットオークション)で時々見かけます。100ドル前後でしょうか。
http://toys.search.ebay.com/great-northern_Brass-Imports_W0QQcatrefZC12QQfromZR8QQfsooZ1QQfsopZ1QQsacatZ78178
なお、天賞堂Bookによりますと、「1957年に初発売。チャーミングな姿が人気を博し、15年にわたるロングセラーとなり、総計2,500台以上が生産された。」(P.235)だそうです。値段は、1957年は不明ですが1967年生産分は4,100円です。
なお、簡単にご覧になる方法としては、東京練馬にある「とれいんギャラリー」(あの「とれいん」誌の編集部の1階にある模型屋さんですが、その名の通り、壁一面が松兼さんのコレクションのギャラリーになってます。)に行かれると、すばらしいコレクションが見られます。また、同じとれいん誌が出した「Rails Americana 1」に掲載されている記事「All about caboose・魅惑のカブース」がカブース好きにはたまりません。薄っぺらなくせに3,990円というとんでもない値段ですが、この記事のために買ってしまいました。この中にも、天賞堂のグレートノーザンのカブースの写真も出ていて、「思い出の名作カブース4.天賞堂の”GNカブース”.1957年初発売。最初の真鍮製、塗装、フルレタリング済みカブース製品である。1971年までに12回、総計2400台以上が生産された。」(P.34)との説明となっています。なお、この記事によるとBobberとは「揺れるもの」という意味で、2軸のカブースの呼び名だそうです。

On30 8-wheel Bobber Caboose No.8108

2006年04月07日 | On30
貨車シリーズの「トリ」(死語でしょうか?)は、バックマンのカブースです。真っ赤な車体に黄色のグレートノーザン鉄道のロゴが入り、ロッキィマークもはっきりと、しっかりグレートノーザン鉄道になってます(なお、「See America First」のロゴ入りのものもあるようです)。ボギー台車ながら、「Bobber」の名を付されています。貨物列車につなげると、すっごく背が高く見えるのですが、本物のカブースもそういうものだったのでしょうか? なお、室内灯も点灯式です。惜しむらくは、せっかくの別パーツのハンドレール類が、側板や妻板にぴったり密着していることです。これじゃあ、掴みようがないですよね。

On30 Gondola No.4512

2006年04月05日 | On30
 ゴンドラとは無蓋車です。茶色の車体は、低い側板もあって、ナローらしさを醸し出しています。バックマンのプラスチック製車体ですが、実は下回りから床板までは、フラットカーと同じモールドで、ステークを挿すところに側板を差し込んでゴンドラになっています。困っているのは、フラットカーもゴンドラも、ステークや側板を除いた形のスポンジで箱詰め・出荷されているため、両車とも完成状態では、スポンジに収まりません。というわけで、この2両はいつも出しっぱなしです。

On30 Flat Car No.1071とポーター3号機

2006年04月04日 | On30
 本日は、Flat Carです。バックマンの一連のシリーズです。何を載せようか悩んでいたのですが、0-4-0ポーターを乗せています。ポーターも、バックマンの製品です。ちなみに鉄道名は、GNではなく、Greenbriar & Big Run Lumber Co.です。3号機となっています。キャブの室内も作りこまれていますし、天井灯も点灯式です。走らせると、お尻を振りながらちょこまかと走ります。今のところは、このフラットカーの積荷として走り回っております。

On30 Stock Car No.5513

2006年04月03日 | On30
 今回は、Stock Car(家畜車)です。アメリカでは、この手のStock Carは人気があるようで、よく模型化されています。当社の車両は、バックマンの製品ですが、真っ赤な塗装が目を引きます。この車両は、横縞のせいか目の錯覚でスウェイしているように見えるから不思議です。なお、この車両の妻板の小窓も開閉式です。

On30 Box Car No.23714

2006年04月02日 | On30
本日からは、On30の貨車シリーズを紹介します。
最初は、Box Carです。木造トラスロッドの貨車です。台車はアーチバー。プラスチック製にしては出来が良く、扉も開閉式で、妻板の小窓も開閉式になっています。当社では、ダブルルーフ客車と組んで混合列車の1両としてがんばっています。

(ちょっと脱線)貫通石

2006年04月01日 | ちょっと脱線
 F’Trackさんの掲示板に書かせていただいた貫通石です。英語では、Breakthrough Stoneと呼ばれています。写真の貫通石は、ベトナムの中部、ダナン港の近く、国道1号線の難所であったハイバン峠の下を貫くハイバントンネルが2003年11月7日に貫通したときの石です。貫通石は昔から安産のお守りとして貴重なものとして扱われてきました。
 ハイバントンネルは、日本の政府開発援助によって建設され、ベトナムのダナン港から、ベトナム中部、ラオス、タイを東西に貫き、ミャンマーにまで達する「東西回廊」の重要な一部となっています。
 ちなみに、ベトナム国鉄はハイバン峠を越えられず、海沿いをくねくねと周り、なんとか南北をつないでいます。