グレートノーザン鉄道

アメリカのグレートノーザン鉄道の実物(歴史、資料等)と鉄道模型(HO:レイアウト、車両)に関するプログです。

カンボジア鉄道の旅

2009年01月20日 | 色々な国の鉄道
 カンボジアの鉄道を堪能する機会がありましたので、小職の別ブログ「カンボジア経済」に7回シリーズで掲載しました。モーターカー(写真上)に乗って大変な線路を行く、大変興味深い経験でした。ぜひご覧ください。

2008年12月27日 カンボジア鉄道の旅
2008年12月28日 プノンペン出発
2008年12月29日 田園風景
2009年1月3日  線路は続くよどこまでも
2009年1月4日  バンブートレイン
2009年1月5日  貨物列車
2009年1月6日  大変な線路

バンブートレインと呼ばれる手作りのエンジン付トロッコ。小さなエンジンですが、自足30キロくらいで軽快に走っていました。


70年前にフランスによって建設された線路がそのまま使われています。枕木は、なんと鋳鋼製です。鈴木光太郎さん、何かご存知でしょうか? 枕木には、「WENDEL-X」、「ROMBAS-XI-31-7」、「…HE-XII-31-7」、「AT-MARM」等の文字が鋳込まれていました。


蒸気機関車用の設備も残っていました。写真は廃墟と化した駅と給水塔です。


カンボジア プノンペン駅

2007年12月05日 | 色々な国の鉄道

 プノンペン駅です。予想したよりも立派な駅舎で、周りもきれいです。しかし、シャッターが閉まっており、中には入れません。なぜなら、カンボジア国鉄では、2004年ごろ以降、旅客の取り扱いをほぼやめてしまっているためです。
 駅構内に入ると、ホームをはじめ、非常にきれいな状態です。

線路は、鉄製の枕木で、バラストも真新しく見えます。


留置線も草が生えていますが、きちんと刈られているようで、並木と重なって、ゆったりとしたいい気分の駅です。昔、北陸の東洋活性白土の鉄道紹介記事(TMS?)で、中心部のデルタ線にメコンデルタをもじった「ネコンデルタ」(お昼寝にちょうどいい)と名づけられていたのをふと思い出してしまいました。


 ホームには、廃車体と見間違うような客車や貨車がごろごろしていますが、その一方で、コンテナを積んだフラットカーやタンク車はしっかり使われているようです。統計でも、鉄道による貨物輸送は、200年代に入ってから急激なペースで増え、2004年にピークとなっています。

カンボジアの蒸気機関車

2007年12月04日 | 色々な国の鉄道
 カンボジアのプノンペン駅の構内に、蒸気機関車が保存されています。一見したところ、フランスタイプです。ベトナムで走っていた機関車に似ています。軸配置は1C1。ということで、形式名は131ということだと思います。本機のナンバーは、131.106です。保存状態は、非常によく、雨ざらしですが、きれいに保存されています。撮影場所は、プノンペン駅構内、南側の門を入ってすぐのところです。グーグルマップで、何とかわかります。

http://www.google.co.jp/maphp?hl=ja&q=&ie=UTF8&t=k&om=1&ll=11.562528,104.920635&spn=0.054237,0.059481

 インターネットで調べてみても、この機関車のことは不明です。ちなみに同型機131.110は、1912年Franco Belge Raismes 製との記述があります。
http://dspace.dial.pipex.com/steam/trains/cambod01.htm
このHPにもあるように、主力機は、2C1パシフィック(形式名は231)だったようで、1999年には、動態保存機を走らせています。日本語では、以下のページをどうぞ。
http://tsuzuki.photoland-aris.com/cambodia/

内モンゴルの炭鉱

2007年11月29日 | 色々な国の鉄道
Orerailからの情報です。
中国は内モンゴル、Zhalainuerの炭鉱です。100%蒸気機関車の世界だそうです。今年3月の撮影とのことです。


写真多数です。転載します。

Neat to see this stuff, even though it is a coal mine, and it is in
China. I would guess very reminiscent of what the Oliver might have
looked like around Hibbing in the day, just a lot more reddish.

Todd Monroe

http://www.railpictures.net/viewphoto.php?id=213606

2-on-8? (I think that's what the Oliver called it)
http://www.railpictures.net/viewphoto.php?id=213605

http://www.railpictures.net/viewphoto.php?id=213604

http://www.railpictures.net/viewphoto.php?id=213603

http://www.railpictures.net/viewphoto.php?id=185072

http://www.railpictures.net/viewphoto.php?id=182982

The same way much of the landscape across the Range was created way
back when...

http://www.railpictures.net/viewphoto.php?id=182942

アムトラック アセラ・エキスプレス

2007年06月20日 | 色々な国の鉄道
 ニューヨークからワシントンまでアムトラックのアセラ・エキスプレスに初めて乗車しました。
ニューヨークはペンステーションから出発です。ペンステーションの地下1階にアセラ専用の待合室があります(ファーストクラスにはクラブラウンジがあります)。アメリカでは一般的なようですが、出発時間直前までホーム番線表示が出ないのは、心配性の人にはつらいかもしれません。席は指定ではなく自由席です。ニューヨークから乗ると、既に始発のボストンからの乗客がたくさん乗っていて席を探すのにちょっと手間取りました。一番先頭の車両で4人がけ、固定テーブル付きの席に座ることができました。なお、大きい荷物は、赤帽さんが運んでくれます。また、成田エキスプレスと同様にドア付近に荷物スペースもあります。なお、乗車の際に荷物チェックは一切ありませんでした。
 さて、定刻に出発です。乗り心地は今一歩です。内装ががたがた言うくらいに揺れます。この日は天気が良くて、青い空に新緑がまぶしい日でした。車内では検札がやってきて、検札済みのカードを席の背に挟んで回ります。カフェカーもありますが、買っている人はあまりいないようです。小生はペンステーションにたくさんあるお店で軽い朝ご飯と飲み物を調達しました。
 窓からの景色は、あまりこれといったものはありませんが、ボルチモアを過ぎたあたりで、入り組んだチェサピーク湾を高い橋、低い橋で越えていく海の見えるシーンが見所でしょうか。また、鉄道王国の名残か、工場への引込み線を多数見ることができます。ちょっと日本と違うのは、架線自体がシリコン系なのかきれいなグリーンであることです。
 ワシントンまでは2時間45分の旅です。フィラデルフィアまでは、満席に近い混み方でしたが、それ以降は比較的空いていました。飛行機での移動よりは、大分楽に感じました。

アムトラック ビジネスカーNo.10001

2007年06月18日 | 色々な国の鉄道
ワシントンのユニオンステーションで、アムトラックのビジネスカーNO.10001、通称ビーチグローブ(浜辺の森)を見つけました。面構えは、アルミの角ばったところもあって、ガンダムのようにも見えます。なお、アムトラックの本社は、ニューヨークのペンステーションにあるようですが、郵便番号は、NY10001です。これも関係あるのかも知れません。
きちんと読んでいませんが、室内の写真等は以下のページをご覧下さい。
http://www.nationalcorridors.org/features/empire062004.shtml


大惨事

2007年06月17日 | 色々な国の鉄道
Orerailから届いた写真です。BNSFのタコナイト鉱石列車が70両大脱線。。。

転載します。
A few images of the major BNSF taconite train derailment from 6/5/07
(loaded Hibtac train near Milepost 90 on the Casco Sub). Nearly 70
cars had some form of damage, many so severe they will be scrapped
on-site.
http://groups.yahoo.com/group/OreRail/files/BNSF1.JPG
http://groups.yahoo.com/group/OreRail/files/BNSF2.JPG
http://groups.yahoo.com/group/OreRail/files/BNSF3.JPG
http://groups.yahoo.com/group/OreRail/files/BNSF4.JPG

Dave Schauer
Missabe Railroad Historical Society
Publications Chair
Duluth, MN




アメリカで鉄ちゃんするときは気をつけましょう

2007年06月16日 | 色々な国の鉄道
F’Trackさんもアメリカでは職務質問されたようですが、gngoatでも同じ話題が出ています。こちらは、Tower55で捕まって、FBIにまで連れて行かれて5時間も絞られた話です。日本では、最近「鉄ちゃん」に理解が広まって良い環境ですが。

gngoatより転載します。

FYI Evereyone, here is the article The Seattle Times link directed me
to... I dont think this is the same one as referred to by Martin but
it is what I got when clicking on the link... Dave
------
'Railfans' or fanatics? Hobbyists questioned

By Don Phillips
The Washington Post

WASHINGTON ・On a balmy Sunday late last month, Richard Whitenight
did what he often does on days off: He went to a railroad junction in
Fort Worth, Texas, to watch the trains roll by.

But as he made notes about passing freight trains, two police
cruisers approached. Over five hours, Whitenight ・who works for the
Police Department in nearby Arlington ・identified himself to
officers, their supervisor, a detective from a terrorism task force,
and the FBI. They seized his notebook and grilled him. They searched
and photographed his car. Finally, he had to sign a form agreeing
never to return to the location known as Tower 55.

ニューヨーク 模型店マンハッタントレインズ

2007年06月14日 | 色々な国の鉄道
 一昨日ご紹介したレッドカブースのほぼ向かいにあります。住所は、14W, 45th Streetです。
 このお店は、比較的きれいに陳列されていますが、怪しい感じの人たち(失礼!)が、店の奥にたむろしていて、???。作りかけのレイアウト等も散乱していて、なんとなく芯が抜けた感じです。まあ、レッドカブースのおまけに見てあげてください。あまり買う気にはならないかとは思いますが。

ニューヨーク 模型店レッドカブース

2007年06月12日 | 色々な国の鉄道
 ニューヨーク、マンハッタンのど真ん中、5番街からちょっと入ったところにあります。住所は、23W, 45th streetです。1階は工事中でした。
 しかし、看板に「Still Open」(写真)と書いてある通り、ギリギリの凄いお店です。まさに、鉄道模型店のラビリンス。地下のお店なのに、店内は地震か台風に襲われた後にしか見えません。店主もどこに何があるか絶対に分かってません。結構広いスペースですので、お好きな方にはたまらないかも。一番奥にブラスの棚があるのですが、その前には、フィギュアの箱が積みあがっていて、それをどかさないと見れません。交通は便利で、グランドセントラルからも歩いてすぐですので、是非一度ご覧になってください。

ニューヨーク 模型店トレインワールド その3

2007年06月11日 | 色々な国の鉄道
 トレインワールドは、通信販売を中心とするディスカウントショップですが、大きな店舗です。中に入ると、壁一面にOゲージのモデルが並んでいます、写真はその一部ですが、このような壁が9面あります。HOも非常に安い値段でそろっています。Gゲージの品揃えもすごいです。お店の一部にはコンピューターが並んだところがあり、5人のスタッフが注文に対応しています。倉庫は巨大で、多くのスタッフが働いているのが見えます。
 今回は、色々なものを買ってしまいました。また、このブログでご紹介します。なお、日本からの注文ですと運賃がかかりますが、お店で買うと、州税(約8%)がかかります。

追記:HPのアドレスです。
www.trainworld.com


ニューヨーク 模型店トレインワールド その2

2007年06月10日 | 色々な国の鉄道
 トレインワールドはNY地下鉄のディトマスアベニュー駅の真下にあります。高架線は、映画に出てきそうな鉄骨造りで、下は道路になっています。駅は木がふんだんに使われていて、昔ながらの雰囲気です。あまり人通りがなくて、ちょっと緊張します。
 写真の右側、ブルーの屋根がトレインワールドの店舗ですが、その先もずっとトレインワールドの巨大な倉庫になっています。

ニューヨーク 模型店トレインワールド その1

2007年06月09日 | 色々な国の鉄道
 グランド・セントラル・ステーションから地下鉄に乗って、ブロンクスにあるトレインワールドに向かいます。
 地下鉄は2ドル均一料金です。まずは、4・5・6号線に乗り、ブロードウェイラファイエットストリート駅でF線に乗り換えます。地下鉄とはいっても、ブロンクスに入ると高架線になります。約30分でディトマス・アベニューに到着です。この駅には3本の線路が走っています(写真)
 しかし、ニューヨークの地下鉄に乗ると、なぜか緊張します。

ニューヨーク グランド・セントラル・ステーション

2007年06月07日 | 色々な国の鉄道
F‘Trackさんもアメリカ(西海岸)に行かれているので、このブログでもアメリカ東海岸のお話をいくつかしたいと思います。

まずは、ニューヨークのグランド・セントラル・ステーションです(写真)。テンダーで有名なヴァンダービルト家の創始者「提督」コーネリアス・ヴァンダービルト氏がハドソンリバー鉄道、ニューヨークセントラル鉄道を買収し、最初のグランド・セントラル・ステーションを開業したのが1871年です。というわけで、今でもこの駅には、ヴァンダービルト・ホールがありますし、提督の銅像もあるそうです。現在の荘厳な建物ができたのは、1903年となります。

見所は、まず、1階の一番東側に「待合室」があります。ここでは、各種地図、グランド・セントラル・ステーションの歴史といったパンフレット等が無料で配布されていますし、安全そうなトイレもあります。ここで資料を入手したら、写真の大ホールに。天井には星座が輝いています。次は1階東側にあるニューヨーク交通博物館分室。ちょっとした展示とニューヨーク地下鉄グッズ(Tシャツとかマグとか)があります。おなかが空いたら、地下のフードコートに。和食もありますよ(スシポリスに捕まりそうな内容ですけど)。しかし、もちろん小生が一番好きなレストランは、地下にある「オイスターバー」です。レンガのアーチ天井が好ましい店です。最近同じ店が品川駅の駅ビルに東京店を出しています。生ガキ、生アサリ、クラムチャウダーが気に入っています。

なお、ホームは地下なので、あまり良い鉄道写真は撮れません。

明日は、ここからニューヨーク地下鉄に乗って、ブロンクスにある模型店トレインワールドに向かいます。