グレートノーザン鉄道

アメリカのグレートノーザン鉄道の実物(歴史、資料等)と鉄道模型(HO:レイアウト、車両)に関するプログです。

グレートノーザン鉄道歴史協会年次総会2010

2010年10月06日 | グレートノーザン歴史協会
 今年も9月に年次総会が開かれました。場所は、100周年を迎えたグレーシャーパーク国立公園のグレーシャーパークロッジ(写真上)です。今年の主役は、グレーシャーパークです。天気にも恵まれてとてもきれいです(この二日後には雪が降ったとの報告です)。アイザックウォルトンインを訪ねる旅や、フリーマーケット(欲しいものが並んでいます。)やモデルコンテストもありました。

グレートノーザン歴史協会の今年の総会のページ(写真多数です)
http://www.gnrhs.org/2010_glacier_park.htm

ほしいものが並んでいるフリーマーケット


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スティーブンス峠の旅

2009年09月11日 | グレートノーザン歴史協会
 グレートノーザン鉄道歴史協会のコアメンバーであるLindsay Korst氏が今年夏にスティーブンス峠で鉄ちゃんしたときの写真と記録が氏のページにアップされました。
http://www.gngoat.org/2009_stevens_pass.htm
上の写真はモニターの大カーブです。


有名鉄橋です(マイルポスト1736)。
http://www.gngoat.org/sp09_05.JPG


カスケードトンネル西ポータル。ネコ耳ポータルです。
http://www.gngoat.org/sp09_09.JPG


同じ列車が東ポータルから出てくるところです。こちら側には、ディーゼルの排気を吹き飛ばすためのファンが付いています。
http://www.gngoat.org/sp09_11.JPG


まるで航空写真。モニターの大カーブの上になるそうです。
http://www.gngoat.org/sp09_16.JPG


アメリカにもこんなジグザグなところもあるんですね。サンドピットと言われているそうです。
http://www.gngoat.org/sp09_21.JPG


アメリカらしい場所です。この後は、F’Trackさんとはりあうような連続写真が続きます。Trinidad Horseshoe Curveです。
http://www.gngoat.org/sp09_26.JPG



来年の年次総会用グッズ

2009年09月09日 | グレートノーザン歴史協会
 来年、2010年のグレートノーザン歴史協会の総会は、グレーシャーパーク国立公園100周年を記念してグレーシャーパークで開催されますが、今年の総会でグッズの紹介がありました。ポロシャツと帽子とウインドブレーカーです。

http://www.gngoat.org/dul013.JPG
http://www.gngoat.org/dul023.JPG
http://www.gngoat.org/dul012.JPG




今年のGNRHS年次総会記念貨車は除草剤散布車

2009年09月07日 | グレートノーザン歴史協会
 今年のグレートノーザン鉄道年次総会の記念貨車は、X-1853除草剤散布車(HOキット)でした。かなりの珍車です。昨年のタンク車X-2902とセットとなるものです。
 会員以外の方でも購入可能です。会員は1両45ドル、非会員は50ドルです(日本への送料は25ドル)。購入ご希望の方は、下記のグレートノーザン鉄道歴史協会のページをご覧ください。
http://www.gnrhs.org/order_kits_paypal.htm

写真のURLです。
http://www.gngoat.org/dul005.JPG
http://www.gngoat.org/dul004.JPG



グレートノーザン鉄道歴史協会年次総会2009

2009年09月06日 | グレートノーザン歴史協会
 今年も7月に年次総会が開かれました。場所はスペリオール湖畔のダルースです。今年の主役は、400号機ハッスルマッスルと鉱石ドックです。ハッスルマッスルに牽引される列車の旅(写真上)や、ボートから鉱石ドックを見るツアーとか、楽しそうです。
 フリーマーケット(欲しいものが並んでいます。カブースX181とか、GNの食器とか)やモデルコンテストもありました。

グレートノーザン歴史協会の今年の総会のページ(写真多数です)
http://www.gnrhs.org/2009_duluth.htm

Lindsay Korst氏のページ。総会のページは英文で長いですが面白いです。
http://www.gngoat.org/2009_gnrhs_con.htm

ハッスルマッスルの牽く列車
http://www.gnrhs.org/dul107.JPG


鉱石ドック
http://www.gnrhs.org/dul130.JPG


ビール片手に展望車、うらやましいです。
http://www.gngoat.org/dul006.JPG
http://www.gngoat.org/dul109.JPG



GNRHS Ref. Sheet No.355 Seattle’s Coach Yard

2009年09月02日 | グレートノーザン歴史協会
 グレートノーザン鉄道歴史協会会報に同封されてきたレファレンスシートNo.354は、グレートノーザン鉄道のシアトルキングストリート駅にあった客車ヤードについてです。著者は、Walt Grecura氏です。
 この記事では、シアトルキングストリート駅に隣接していた客車ヤードについて図面や写真満載で紹介しています。写真も1947年から1997年まで時代も様々です。上の写真は、駅舎の南にあったRailway Express Agency Buildingから南の方向を見たものです。見えにくいのですが、右側のデリックライン上のデリッククレーンにまでGNのマークが入っているのが良き時代を感じさせてくれます。

GNRHS Ref. Sheet No.354 Head End Cars

2009年09月01日 | グレートノーザン歴史協会
 グレートノーザン鉄道歴史協会会報に同封されてきたレファレンスシートNo.354は、グレートノーザン鉄道のヘッドエンドカー(荷物車や郵便車等)についてです。著者は、John R. Westley氏とKenneth R. Middleton氏です。
 今回はこのシリーズのパート9で、ストリームライン荷物車とエキスプレス車が対象です。No.262から280までをカバーしています。各シリーズについて、図面と写真を含めて説明が述べられています。

GNRHS Modeller’s Pages No.47

2009年08月31日 | グレートノーザン歴史協会
グレートノーザン歴史協会(GNRHS)の会報に同封されてくるモデラー向けの別冊です。今年72歳になられるDuane Buck氏が編集者を勤められています。(同氏は、一昨年の総会でGNRHSの会長にも選任されています)
 内容は、「モデリング・コメント」、「新製品紹介」、「模型用写真」、「モデリング・プロジェクト」、「Q&A」等です。
 まず、ジェネラルコメントで、総会のときのモデルコンテストについて述べられています。また、モデルレイルローダー誌2009年5月号の「ディーゼル時代のグレインオペれ^ション」についても言及されています。
 モデリング・プロジェクトでは、ライオネルの昔の貨車やカブースの写真が満載です。
 Q&Aでは、いつも通り大量の質問に答えられています。
 最後のページは、SD45とU-33-Cのモデル(HO)の写真です。


GNRHS会報 2009年6月号

2009年08月30日 | グレートノーザン歴史協会
グレートノーザン鉄道歴史協会の会報「Great Northern GOAT」は、年4回発行されます。2009年6月号が到着しましたので、ご紹介します。
 まず、表紙は、鉄鉱石を満載してスペリオール湖に面したダルースにあった鉱石ドックに向かう列車です(写真上)。メサビ鉱山からの鉄鉱石をオアカーで運び、ドック上の線路からドックに落とし、それを鉱石船に積み込んで製鉄所まで運びます。なお、表紙裏、裏表紙には、鉱石ドックやメサビ鉱山の写真が満載で、私も初めて見る写真もありました。
 さて、内容ですが、まずは鉄鉱石の積み出しヤードであるケリーレークの歴史が書かれています。また、ケリーレークからドックのあるAllouezまでの鉄鉱石輸送について書かれた書籍の紹介もあります。
 
表紙裏 1943年3月の雑誌広告です。


裏表紙裏 ドックの入り口から先を眺めたところです。


F45ディーゼル機関車がホテルに

2009年08月26日 | グレートノーザン歴史協会
グレートノーザン鉄道のメッカと言われるアイザックウォルトンインに新しい「部屋」ができるそうです。これは、ビッグスカイブルーのディーゼル機関車を部屋にするというものです。元は、グレートノーザンではなく、サンタフェ鉄道のF45でしたが、ビッグスカイブルー塗装に441号機のナンバリングで生まれ変わりました。F45の中には、寝室、バスルーム、暖炉、バー、リビングルーム等が作られるようです。ただし運転席はそのままとされます。今年10月中旬にオープンする予定とのこと。「ロコモティブ・スイート」のお泊りは1泊299ドルだそうです。


上の写真です。
http://www.railpictures.net/viewphoto.php?id=294840&nseq=0

室内の図面


BNSFで搬送中のビデオです。
http://www.youtube.com/watch?v=HD2TUcpnpsg

アイザックウォルトンイン
http://blog.goo.ne.jp/jackojichan/e/59bc0d1bf7c24f3be8a9bd4f2580085a

gngoatから転載します。
A former Santa Fe F45 takes on a new life as Great Northern 441. Filling the next number slot of GN F45s, the 441 is heading for the Izaak Walton Inn in Essex, Montana to become a locomotive cabin. The “unit” will feature sleeping quarters, bathroom, fireplace, bar and living area. The cab is intact with all the controls. Okay, so it isn’t a real GN unit, but at least can you admire Great Northern "Big Sky Blue" paint and party in the unit too! GN 441 should be open to the public in mid-October of 2009. GN 441 was at BNSF’s Galesburg service facility on Saturday August 22, 2009.

In case anyone's interested, the locomotive suite will be $299 per night stay and there is a three night minimum reservation. They must be made and paid in full 45 days prior to check-in date, with no refunds upon cancellation.

ハッスルマッスル

2009年07月24日 | グレートノーザン歴史協会
今週は、ダルースでグレートノーザン鉄道歴史協会の年次総会が行われていますが、ディーゼル機関車400号機(愛称「ハッスルマッスル」)がきれいに塗り替えられて、元気に走り回っているようです。Gngoatとorerailから写真が多数届きました。


http://www.railpictures.net/viewphoto.php?id=291187

http://www.railpictures.net/viewphoto.php?id=291188

http://www.flickr.com/photos/dmir_321/3736107448/

http://www.flickr.com/photos/dmir_321/3735353933/

http://www.flickr.com/photos/dmir_321/3740852603/

http://www.flickr.com/photos/dmir_321/3741645864/

http://www.flickr.com/photos/dmir_321/3741645676/

http://www.flickr.com/photos/dmir_321/3741645514/

http://www.flickr.com/photos/dmir_321/3740851827/

http://brahamfireman.rrpicturearchives.net/showPicture.aspx?id=1672159




グレートノーザン歴史協会2009総会案内

2009年06月01日 | グレートノーザン歴史協会
 会報GOATの2009年3月号には、今年の総会の案内も同封されていました。今年の総会は、7月19日~22日に、スペリオール湖畔のダルースで開催されます。
 ダルースは、グレートノーザン鉄道の鉱石オペレーションの中心地で、私の大好きな鉱石ドックのあるところです。スペリオール湖交通博物館の特別列車(ハッスルマッスルが牽引)やアイアンレンジツアー、鉱石ドックツアー等も企画されているようです。また、プレゼンテーションも鉄鉱石関係が多くなっています。
 
 詳細はグレートノーザン鉄道歴史協会のサイトをご覧ください。
http://www.gnrhs.org/2009_duluth.htm


GNRHS Modeller’s Pages No.46

2009年05月31日 | グレートノーザン歴史協会
グレートノーザン歴史協会(GNRHS)の会報に同封されてくるモデラー向けの別冊です。今年72歳になられるDuane Buck氏が編集者を勤められています。(同氏は、一昨年の総会でGNRHSの会長にも選任されています)
 内容は、「モデリング・コメント」、「新製品紹介」、「模型用写真」、「モデリング・プロジェクト」、「Q&A」等です。
 まず、ジェネラルコメントで、PFM社の終焉について追悼の意が表されています。PFM社のDon Drew社長が2008年11月に永眠されたためとのことです。PFM社は、グレートノーザン鉄道のブラスモデルを多数取り扱っただけでなく、Wood夫妻が書かれた書籍「The Great Northern Railway」(一部の翻訳をこのブログに掲載しています)の発行元でもありました。
 モデリング・プロジェクトでは、25フィート級木造カブース(HO)が特集されています。基となっているのは、American Model Buiders社のレーザーカットキットとのことです。写真のように4両も並べられると壮観です。
レイアウトフォトでは、カスケード越えをモデル化したレイアウトが紹介されていますが、素晴らしい出来栄えです。(写真下)。
 Q&Aでは、いつも通り大量の質問に答えられています。
 
写真は白黒ですが、グレートノーザン鉄道の真っ赤なカブースが4両も並ぶと壮観だろうと想像できます。


電化区間も再現した素晴らしいレイアウトです。背景の雪を頂いた山も出色です。



GNRHS Ref. Sheet No.353 Depo in Princeton

2009年05月29日 | グレートノーザン歴史協会
 グレートノーザン鉄道歴史協会会報に同封されてきたレファレンスシートNo.353は、ミネソタ州プリンストン駅についてです。著者は、Jane Hanson氏です。
 1886年11月24日の開業から、1984年2月5日の廃業までの歴史について書かれています。また、写真のように駅舎は珍しい石造りのため、その構造についても解説されています。この駅舎は、1902年建造とのことです。


GNRHS会報 2009年3月号

2009年05月28日 | グレートノーザン歴史協会
グレートノーザン鉄道歴史協会の会報「Great Northern GOAT」は、年4回発行されます。2009年3月号が、ようやくカンボジアまで到着しましたので、ご紹介します。
 まず、表紙は、スペリオール湖に面したダルースにあった鉱石ドックです(写真上)。メサビ鉱山からの鉄鉱石をオアカーで運び、ドック上の線路からドックに落とし、それを鉱石船に積み込んで製鉄所まで運びます。オアカーの入れ替えに活躍していたのは蒸気機関車C-1クラス(0-8-0)です。なお、表紙裏、裏表紙には、鉱石ドックやメサビ鉱山の写真が満載で、私も初めて見る写真もありました。
 さて、内容ですが、まずはWilliam Sherman教授のスピーチ「Railroads, and their influence on the Settlement and Social Development of the NorthWest」です。また、グレートノーザン鉄道の駅舎のNゲージでの工作記事も出ています。
 お知らせの中で、特筆に値するのは、グレートノーザン鉄道歴史協会が新しく書籍「The Steam Locomotives of the Great Northern Railway」の発行準備をしていると言うことです。400ページを越える大作になる模様です。今からとても楽しみです。

表紙裏に掲載されたメサビ鉱山での写真です。