多くの方から温かいお言葉や激励をいただき感謝いたします。
お一人、お一人の言葉に励まされ、何とか普段の気持ちに戻りつつあります。
コメントの返信もままならず、失礼の段お許しください。
Jerryが天国に行って二日が経ちました。
今日は朝から冷たい雨が降り続き、ガランとしたケージには何もなく。
彼の息遣いも聞こえず、雨音だけが聞こえてきます。
Lauraはまだ片付けていない彼のケージの中に入ったり、出たり。
一生懸命、彼の温もりを探しているのかもしれません。
2001年、今お世話になっている獣医さんが開いた里親を探す会に立ち寄りました。
真っ白な犬を見るなり家族はこの犬に惚れこみました。
しかし、彼には多くの申し込みがあり、抽選。
そして、緑色のリボンの「1222」の番号を記載して発表を待ちました。
多くの犬は、応募者が単独であったのでしょう。
抽選もなく、それぞれの里親に迎えられて行きました。
いよいよ、彼の抽選となりました。
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「当選だ!!」と息子や娘が大喜びして、彼は我が家の一員になりました。
部屋に入るなり、フローリングを滑りまくりながら、
籐のソファの下にもぐりんだり、子供達とじゃれていたことがつい昨日のように思い出される。
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それから、どんどん大きくなり、籐のソファは彼のガシガシの攻撃を受け木っ端微塵。
散歩に出かければそのパワーはすごいもので、広いグランドを走りまわりなかなか帰ろうとしません。
坂で彼は我々を引っ張りあげてくれるくらいのパワー。
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スクーターに乗ることが好きで、田舎道をスクーターに並走して猛ダッシュ。
帰りは、ハンドルに両足をかけ、立ち上がって得意げに散歩から帰還。
道ゆく散歩をしている人たちから、「それじゃ散歩になってないじゃん」と言われたが、実に体重移動してうまくスクーターを乗りこなした。
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散歩中に、神社の草むらに捨てられていた数匹の子猫をいち早く見つけ、家族に知らせた。
そして、彼が見つけた子猫が「Emma」だった。
彼女とはずっと仲が良かった。妹のような関係だったのかもしれない。
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大きくなったJerryの犬歯は鋭く、噛まれたらと想像したくない。
でも、気が弱く小さな犬に吠えられると尻尾を丸め、まず吠えることはなかった。
そして、女子中学生たちに「かわいい」なんて言われると、尻尾を振り答えていた。
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左前脚に肉腫が見つかり、断脚しないと命が危ない時。
決断して手術。
3本足ではもう長生きはできないと思ったが、病院に面会に行くと。
3本足で立ち上がり、若い看護婦さんと現れた。
我々の方が驚いた。
しかも、看護婦さんを慕っているように仲がいい。
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その身体で、散歩に出かけ、走った。
しかも、近所の彼女たちのところを必ず訪れ、いわばナンパをしていた。
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雷が嫌いで、雷鳴が聞こえると部屋に入れろとうるさい。
でも、ピアノの音は好きなようで、傍に寝転んでスヤスヤ。
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そんな、彼は今頃、Emmaと再会して、Lauraがお転婆すぎて困った話をしているだろう。
彼の骨壷はしっくり重い。
この雨がすぎて、秋の清々しい日に納骨することする。
Emmaの隣に。
本当に皆さん、ありがとうございました。
また、普段のブログに戻れるように頑張ります。
Jerry、皆さんに天国からお礼を言いなさいよ。
Jerry 君のことは永遠に忘れないよ
そして、ブロ友の「どろ亀さん」が描いてくださったJerryの遺影を掲載させていただきます。
ありがとうございました。