主婦 ときどき 笛吹き

主婦moyuの笛ブログ

イヌタデに想う・・・

2013年10月26日 | つれづれ日記(日々の事など)
  イヌタデ(犬蓼)
秋になると、空地なんかよくで見かける雑草。
これを見ると、学生時代の図工担当だった先生の言葉を思い出します。たしか、みんなでこのイヌタデをスケッチして水性絵の具で色づけする授業だったかな・・?

「昔はね、これはままごとでよく使われたのよ・・。赤まんまって言ってね、赤飯に見立てて子どものままごとに必ず登場したのよ・・。」

私も幼い頃は、ままごと遊びを毎日のようにしていましたが、赤まんまは登場しなかったなぁ。おはじきやビーズなんかはごちそう代わりになってたかな。昔の人は私たちよりいろんなものを工夫して遊んでたんだなぁ。。。と感心した覚えがあります。

時代は進んで、今や「ままごと」という言葉は死語?
最近は全国的に「家族ごっこ」と言いますね。。。
うちは女の子を育てた経験がないのでよく知っているわけではないのですが、役割も核家族化していて、あとはペット役になるそう。そして仕事に出かけたママやパパは「行って来ま~す」と言ったきり、なかなか再登場しないとか?????
「ままごと」の語源と言われる「まんま事(食事の真似事)」に関して言えば、最近はもちろん登場しないわけではありませんが、本物そっくりのお寿司やデザートなどを利用して、外食スタイルが多いようです。そして携帯でメールする姿も・・・。子どもの世界は、ずいぶん社会を反映しますね。

今の時代の子どもたちの遊びを否定したいわけではありませんが、既製の物でなく「赤まんま」のように身近な自然に目を向けた遊びが流行ればいいなぁ。。。とイヌタデを見る度に思うのです。

ちなみにこのイヌタデの花言葉は
「あなたのお役に立ちたい」だそう。
やっぱり、子どものままごとに復活して役だって欲しいなぁ。。。