あくまでも『ご参考になれば』という視点で書いています。さて、先日、社会福祉協議会に行き『防災ボランティア』に登録してきました。その際、アマチュア無線のハンディ機と特定小電力無線を持参し『私は、無線通信でお役に立てると思います』と意思表示してきました。素人さんに無線機を見せて『必ず聞かれること』は『どのくらい、飛ぶのですか?』です。もう『テッパンネタ』で『ムセンあるある』だと思いますが、私の持論を『案(プラン)』にしてみました。
【写真:素人さんには、このテの特小がイチバンだと思います(笑)】
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◆どのくらい飛べばいいのかな・・・?
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結論から言いますと『100m~1,000m』も飛べば十分です。
▲真ん中の楕円形の施設は『東和薬品のラクタブドーム』。
上記マップの『ラクタブドーム』の外側を歩いて、
特定小電力無線の送信を行い、
ラクタブドームから300m離れた勤務先で受信。
25mmほどのショートアンテナゆえ、一部不感地帯があったが・・・。
実証実験的には『カタログスペック通りだなー』と実感しました。
見通しが開けていると、楽勝で1km超えは可能です。
山頂同士で100km超えも可能なのが、わかります。
災害時のボランティア活動で、ンkmも飛ばなくていいです。
・避難所は『学校』です
・学校の『敷地内』がカバーできたら十分
・4個の特小があれば、避難所の活動に機動力が増す
・5~7人を『1箇班』とすれば4台の特小で20~28人のコミュニケーションが可
・不感地帯があれば、広帯域受信機に外部アンテナを付けて補完
避難所のボランティアには『いろんな専門家』がいます。
・お料理が好きな人がいたら、炊き出しのご飯もおいしくなる
・マッチョな人がいたら、力仕事もはかどる
・アウトドアが好きな人がいたら、サバイバルのノーハウが活かせる
避難所で『ボーっと炊き出しを待つ』のは、イヤです。
私の場合は、ムセンとボーイスカウトの経験が活きたらいいな、
そんな程度の浅い考えでボランティア登録しました。
スマホ時代ではありますが『特小が4台くらいあると、楽しいな』くらいの軽い気持ちです。
よく聞かれる『どのくらい飛ぶの?』は『不毛な会話』です。
・デジカンの5Wは、飛びすぎで混信に悩まされる
・デジコミの0.5Wは、飛ばし方を知らないと特小並みにしか飛ばない
・特小の0.01Wは、学校の敷地くらいしか飛ばないから混信が最小限で済む
日常から『ムセンに親しんでいる人』と『素人』は違うのですね。
キャンプ場やBBQの現場で『スマホ通話』をやっている人は少ないでしょう。
こういう場所では、特小が『かなり役立つ』はずです。
その延長で考えれば『100mも飛べば十分やん!』です。
あとは『カネ次第』ということです。
私が住む大東市の学校数を調べてみました。
・小学校は13校
・中学校は10校
・全部で23校
ここに、4台ずつ『特小』を配置するとして・・・。
・特小が1台5,000円として
・1校当たり、@5,000円×4台=20,000円
・1校当たり、20,000円×23校=460,000円
これが、デジカンになったら、5~10倍の費用がかかりますね。
デジカンだと、2.3百万円~4.6百万円・・・、
けっこう高額になりますね。
特小だったら、50万円でお釣りがくる。
自治体が予算を渋るのであれば、自分の避難所に自分で持ち込めばいい。
・自分用の特小は、国産通信機メーカーの『いいやつ』をフル装備で用意
・ばらまく『素人向けの特小』は『中華製特小を2台1組を2セット』を用意
素人さんに『あれこれ。難しい設定の指南』は『非効率』です。
・スイッチを入れて
・通話チャンネルを合わせて
・PTTを押せば『お話ができます』くらいにしておくことです
カンタンなものにこそ『その本質がある』と、私は確信しています。
毎度おおきに。ほんじゃーね!!
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