OTA(Now On The Air)

JF3TBMの無線道楽雑記帳。その他、社会随筆も不定期に掲載。明日の活力にと、スパイスの効いたサプリのような。

●運用の中身は資格が担保するのを、再認識しましょう。

2025年02月26日 | アマチュア無線

JARL-NEWS(冬号・P50)にも体験運用やっています!の記事が掲載された『とある社団局』。総務省の免許情報で確認したら『3AM』(50W以下の移動する局)でした。ところが、その社団局は『100W機もある』と豪語。社団の代表者が『第三級』で、100W機があるのを『公然という無神経さ』に仰天というのか、呆れたというのか・・・。

【写真:原付免許しかないのに、125ccバイク乗ってますって普通は言わないでしょう(笑)】
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◆免許を軽々に見てはいけません。
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成人した個人局が『自己責任』で、

ハイパワー機を『こっそり使う』のは『勝手にすればいい』と思います。

摘発・検挙されれば『行政処分』と『罰金』を払えばいいですし、

それを『わかった上でやっている』のですから、

私は『どうぞ、ご自由に』と思っています。

 

ところが、社団局で、とりわけ『ボーイスカウト関連の社団局』が・・・。

 

・ボーイスカウト運動は、幼少期から『いい公民になるための教育機関』です。

・その『いい公民育成』の教育機関が・・・

・アマチュア無線で『免許の範囲を逸脱』というのは

・私は『反社会行為』だと感じました

 

アマチュア無線や、資格、免許をあまりにも軽く見ている。

 

確かに、3エリアでは『100W機の方がよく売れている』と聞きます。

私は販売店の番頭に『ほぉー、上級者が多い証拠で、ええやないか』と揶揄します。

番頭さんは、苦虫を嚙みつぶしたような、何とも言えない表情です(笑)。

 

ま、200W免許で『200Wを超えるハイパワーを出す局がいる』のも知っています。

 

こういう情報って、意外と話のネタになって水面下で回るんですね。

それが、すごく許せない人の耳にも『必ず入る』のです。

回り回って、監査指導委員の耳にも入り、近畿総合通信局にも情報共有されます。

 

電話や書面で『80条2項』の通報が入れば、総通は受理番号を振って処理します。

 

多くの局が『430MHz帯のダンプ屋無線がどうしたこうした』と騒ぎますが、

まじめにやっているような『したり顔』で、こっそりハイパワー機を使い、

それが『摘発・検挙』された場合は、ダンプ屋のような『口頭注意』では済みません。

 

・ダンプ屋無線は『目的外通信』『識別信号不送出』『使用区分違反』の3点です

・一見、正規のアマチュア局が、しれっとハイパワー局は、電波法第54条に抵触し

・処分内容は、電波法第79条で『三箇月以内の従事者免許停止処分』

 

従事者免許の『免許停止』は『試験場の免停短縮講習会はない』です。

 

<近畿総合通信局の摘発・検挙の報道発表は少ないですが・・・>

 

・みなさんが思ったより検挙件数は多い(未発表ゆえ検挙件数は不詳)

・ミナミ等の街頭使用の未登録デジカンなどの飲食関連摘発は多い

・反社会勢力系には、警察と連携で検挙に当たっている

・アマチュア局に関しては、申告(報告)があれば、一旦は口頭確認

・度重なるようであれば、次のフェーズに上がりマークされます

 

要は『報道発表していないだけ』なので『hamlife.jp』にも掲載されません。

 

だからといって、アマチュア無線の免許状の中身を軽々な扱いにしてはいけません。

特に、再開局は『30~40年前』のような『なぁなぁ』の感覚で、

平気でオーバーパワーをしたり、技適番号をテキトーに書いて、

虚偽申請で、200W免許を下ろしたりする局がいます。

 

430MHz帯・FM・メイン周辺のラグチューで自慢している局がいますね。

 

同様に、看板を背負った社団局が『公然とハイパワー運用』したり、

いけしゃあしゃあと、JARL-NEWSに『頑張っています!』とか入稿しています。

その入稿を『そのままテキスト流し込み』でJARL-NEWSを印刷、配布。

 

チェック機能はないのか?。

 

まぁ、1アマでも『JAでは見えていない局』と『Web-SDR』で、

DX交信のでっち上げも『公然?』と行われています。

LoTWでログマッチングされてしまえば、交信成立です。

とりわけ、ARRL系のLoTWは、JARLのQSLリスト提出より厳格ゆえ、

ログマッチングが取れたら、その歴史(実績)は、なかなか削除されませんね。

 

リモートシャックを持つ、1アマ集団で設備共用も『相互監視団体化』です。

 

ほとんど『戦時中の隣組かよ?』と思います。

私が『3アマ的運用のススメ』を実践するのは、

そういった連中から『リモートシャック出資』に巻き込まれそうになったり、

あるいは、販売店から『自分の運用には不要なリニア』を買わされそうになったり、

いろんなことがあって『もう、DXなんてどうでもいいや』と感じた背景があります。

 

しつこいですが

 

1,運用の中身は資格が担保する、です。

2,また、いろんな人がいます。それがアマチュア無線です。

 

総合通信局の係官は、この2点を踏まえてアマチュアバンドを監視しています。

 

▲その点、SWLは『気楽でいいわ~』と実感しています(笑)。

 

毎度おおきに。ほんじゃーね!!

 

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