Arduino Pro Miniのプログラミングテストは、まずお決まりのLチカ(LED点滅)からです。
Arduino Pro Miniには、パソコンと接続するUSBシリアル変換がついていませんので、秋月電子で販売しているFT232RLモジュールを使うことにします。(このモジュールは、PICerFTやSTM32の書き込み用にも使っています。いわゆる使いまわしをしています。)
今回購入したArduino Pro Miniは、3.3V 8MHzのものなので、Vcc出力は、FT232RLのVIOに接続し、ジャンクションピンJ1は、1-2をショートして、3.3V出力としています。
製作したArduino Pro Mini用のFT232RLモジュール基板です。6ピンのピンソケットを付けて、Arduino Pro Miniと接続します。
これをパソコンに接続して、Arduino IDEの設定をします。IDEのツールを開いて、
ボードを「Arduino Pro or Pro Mini」に
プロセッサを「ATmega328P(3.3V,8MHz)」に
シリアルポートをWindows10のデバイスマネージャーで確認して設定します。
では、いよいよLED点滅(Lチカ)のスケッチを書き込みます。
今回LEDは、220Ωを介してデジタルピン10に接続しています。
LEDが1秒ごとに点滅しました。OKです。
なお、今回購入したKKHMF製のArduino Pro Mini互換機の場合は、デジタルピン9にLEDが接続されていますので、それを利用すれば、外付けなしで、Lチカを確認することができます。(今回はテストですので、あえてD10に接続しました。)
小さくても、りっぱなArduinoですから、電源だけを接続すれば、スケッチが(プログラム)が動きます。(3Vの電池を接続してみました)