先月製作したPIC12F1840+Si5351A BS170 7MHz CW送信機を若干改造し、本日交信テストをしました。
改造点は、送受信の時のアンテナ切り替え回路の変更です。具体的には、今までFET BS170によって送信時にアンテナとの接続をカットする方法でしたが、この方法ですとキャリブレーション時に受信機のSメータは9+40dB、送信時は、フルスケールになります。自分の信号の受信音とサイドトーン代わりに使っていますので、相手の信号の受信音との間に音量の差がありすぎて、交信しずらい状態でした。
そこで、古典的なリレーによる切り替え方式に変更しました。回路図です。
この変更により、キャリブレーション時のSメータの振れは9程度、送信時は9+40dBとなり、交信しやす音量で自分の信号をサイドトーンとして利用できるようになりました。
ただし、リレーのカチャカチャという音が聞こえるようになりました。でもヘッドホンをして交信するとあまり気にならない程度です。
送信機の内部の様子です。上の方にリレー回路が見えます。
交信テストの様子です。
3エリアのQRPP局(出力0.5W RST539)とも違和感なく交信できました。
しばらくこの状態でテストしてみます。
QRPを始めたころは、200mWでけっこう交信を楽しめました。
問題は、コンディションとアンテナですね。
1W以下で頑張ってください。