JH7UBCブログ

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Arduino 8X8LED MAX7219テスト その1

2022-08-08 13:30:15 | Arduino
 前回Arduinoで4連8X8 Dot Matrix LEDを点灯させるテストをしました。記事はこちら
 この時は、MD_MAX72xx というライブラリを使いました。今回は、コントローラMAX7219の働きを勉強するために、ライブラリを使わないで8X8 Dot Matrix LEDを動作させてみます。Web上で参考になるサイトを探したら、TronicsBench.comというサイトを見つけ、プログラムを参照させていただきました。

 まず、MAX7219の日本語マニュアルをダウンロードして、読み込むことにしました。が、全てを読むことはできないので、とりあえず、簡単なテストからやってみようと思います。

 MAX7219のファンクションダイアグラムです。(マニュアルからコピーしました)



 ArduinoからMAX7219にSPI通信でコマンドやデータを送ります。(MSBFIRSTでD15から順に送ります)コマンド、データは16bitで次の表のように、D8~D11の値で次のようにコマンドレジスタかDIG0~DIG7が指定されます。


 今回は、Lチカ(LED点滅)に相当するDisplay Test(レジスタアドレス0x0F)を指定して、8X8LEDの点灯テストをします。
 送信データのD8~D11=0x0Fとし、D0~D7は、下の表に従って、Normal Operationの時0X00、Display Test Modeの時0x01とします。Test ModeでLEDが全点灯し、Normalで全消灯します。

Arduinoと8X8LEDとの接続は次のとおりです。
Arduino    8X8LED
5V       VCC
GND      GND
D11(MOSI)   DIN
D13(SCK)    CLK
D10(CS)    CS

Arduinoのスケッチです。
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/* Arduino 8X8DotMatrix max7219 test
 *   Example1
 *   2022.08.07
 *   JH7UBC Keiji Hata
*/

#include <SPI.h>
#define CS_PIN 10

#define MAX7219_TEST 0x0f

void maxTransferCMD(uint8_t address, uint8_t value) {
   digitalWrite(CS_PIN, LOW);
   SPI.transfer(address);      // Send address.
   SPI.transfer(value);        // Send the value.
   digitalWrite(CS_PIN, HIGH); // Finish transfer.
}

void setup() {
   pinMode(CS_PIN, OUTPUT);
   SPI.setBitOrder(MSBFIRST);   // Reverse the SPI Data o/p.
   SPI.begin();                 // Start SPI
}

void loop() {
   maxTransferCMD(MAX7219_TEST, 0x01);//全点灯
   delay(1000);
   maxTransferCMD(MAX7219_TEST, 0x00);//全消灯
   delay(1000);
}
--------------------------------------------------------------------------------
 最初の8X8LEDユニットに送られたデータは、DOUTから出力され、次のユニットのDINに送られます。従って、右端から順に全点灯、前消灯を1秒ごとに繰り返します。


全福島マラソンQSO終了

2022-08-01 19:42:01 | アマチュア無線
 7月25日(月)から31日(日)までの7日間、第53回全福島マラソンQSOが開催され、当局JH7UBCは個人シングルバンド3.5MHz部門に参加しました。

 期間中は、20時頃から21時過ぎまで、主にCWモードでCQを出し、一日あたり約10局と交信できました。SSBでの交信は3局にとどまりました。交信いただいた各局ありがとうございました。3.5MHzでは、やはりCWの方が応答率が良いです。

 今回のCWの運用スタイルですが、CQの送出はDigital Sound CWというソフトを使いました。このソフトは私が常用しているCW解読ソフトですが、マクロによりメモリキーヤーのように記録した文を送信することができます。
 CQへの応答にはリグ(IC-756PRO)内蔵のエレキーにパドル(ベンチャー)による手打ちで行いました。気が向いたときに時々縦振電鍵(HK808)も使いました。

 エレキーを操作して、我ながらエレキーが下手になったな、と思いました。このところCW運用は、毎週水曜日のFCWA CW交信会だけで、それも縦振電鍵を使っていますので、めっきりエレキーを使う機会が減ったことが原因ですね。

 今年も7日間、運用することができ、CW交信を存分に楽しむことができました。ありがとうございました。
 さて、これからログをまとめて送りたいと思います。

9月11日追記
 JARL福島県支部のサイトに結果が発表されていました。
 当局は、2局参加中1位でした。
 ありがとうございました。