盲導犬と歩いていた目の不自由な人がトラックにはねられて犬ともども死亡した。
トラックの運転手は、バックする際注意喚起のための音が出る装置を遮断していたという。
何でも朝早くから、夜遅くまでうるさいと近くの住民から苦情が出たためスイッチを切っていたという。
丸一日そういう状態だったのか詳細はニュースで伝えてはいなかった。
いぜん、ワイドショーというのか、その手の番組で伝えていたが、
最近は、学校や幼稚園など、こどもの集まるところの住民から、子供の声がうるさいとの苦情が絶えないらしい。
昔はどうだっただろう。
子供のころに親がそのような話をしていたのは記憶にない。
それだけ現代人は心が荒んできたのだろうか?
盲導犬は自分の判断で行動しないように訓練されている。
飼い主が止まれ、動けの合図をして初めて行動する。
そうでなければ盲導犬としての資格がないわけだから。
こういうニュースにはやりきれないものを感じる。
事故そのものというよりその背景にあるものに対して。