やっと読み終えた。三巻合わせて2000ページ超。
読み疲れてもなかなか本を閉じさせないのがこの作家の魅力。
この本は書かれだして10年は超える。
中学校のいじめ・自殺など書かれていることは今と何も変わっていない。
文科省の調査でも小・中・高といじめなどの問題はあるが、
中学が一番多いようだ。それだけ難しい年頃と言えるのか。
自分が中学のころはどうであったろうか?
いわゆる問題児がいたことは事実。
そういううわさを聞いたことはある。あくまで噂である。現場を見たことはないし、
自分がそういう場面に遭遇したこともない。
今とは時代が違うといえばそれまでだが。
後に、担任であった教師のところはよく遊びに行ったもんだ。
社会人になってからは、当時の中学校がどんなであったか話を聞いたが、
教師の間の揉め事みたいなものはあったと聞いた。
生徒間のいわゆるいじめとかは特に聞かなかった。
いう必要がないと考えていたのかもしれないが。
タイトルの「偽証」が、最後に言葉として出てくるがその意味するところが不明。
あと、三宅樹里が(ニセの告発状を出す)自分の出した告発状がニセであることを認める場面がなかったように思えるが。
映画になったと言うからレンタルで借りて見る。