経団連榊原会長が夏のセミナーで「国費投入」と「規制緩和」を政府に求めた。
つまりもっと税金を、謝金である国債を発行してでも大企業のために金をつぎ込めと。
更に、規制緩和。これまでもあらゆる部分で規制緩和をやって来た。
その弊害も取りざたされている。
にもかかわらず大企業の儲けのために税金も使え、規制も緩和しろ。
大企業の好きなようにさせろと言っている。
残業は何十時間やっても見合った手当はゼロとする。
非正規雇用は死ぬまで非正規。
行きつく先は「奴隷」を用意しろということか。
彼らの弁で言うならそういうことだろう。
政治的には「独裁政権」。経済では財界による搾取。
資本主義が帝国主義に変貌していく様が手に取るようだ。