今日は、耳鼻科受診。
ここではいつも家で見ているのとは違う番組。
だが、大事なことを気づかされた。
連日、核だミサイルだと大騒ぎしている。
安倍はトランプ以上にわめきたてインドに行ってまで「北の脅威」を殊更喧伝している。
この番組で取り上げていたのは「拉致問題」だ。
北朝鮮が調査を約束したが、それっきりだ。
日本政府もこのことで動いてる様子は見えてこない。
とにかく、「北の脅威」を煽っている。
その上、メディアもメディアだ。
北海道上空と言っても500kmもの距離。
宇宙空間だ。
しかも北海道から1000km以上も遠い太平洋上に落下したようだと。
確かに、失敗した時に落下物が、ということを言う人もいるだろう。
しかし、どんな重さ・形状か知らないが、大気圏に突入した時の摩擦熱で
殆ど形を成さないだろう。
そういう観点で物を言う人間は出てきていない。
戦争突入時にはすべて一点に国民の目を釘付けにする。
それが今の状況だ。
北が狙っているのはあくまでもアメリカだ。
最近、日本の地名を出すようになった。
だが、日本を挑発しているだけだ。
それに乗っかって好き勝手をやろうとしているのが安倍一派だ。
安保法制を早速行使して日本海に展開するアメリカ艦船に海上自衛隊が燃料補給をすると。
これのどこが後方支援だ?
紛れもない兵站だろう。
とんでもなく日本がアメリカの引き起こす戦争に引きずり込まれる、ということだ。
それに対し、国内はどうか。
民進党は自民党と何ら変わらない前原が代表になり維新を巻き込んで安倍一派に
高く売りつけようとしている。
東京新聞の女性記者に「殺害予告・脅迫」の電話があったという。
こういう妄動が起きつつある。
関東大震災時に起きた朝鮮人虐殺。
これに対し、小池百合子はこれまで、あの石原慎太郎知事の時でも追悼文を寄せていた。
それを取りやめた。
このことだけで、彼女がどういう思想の持ち主か分かるだろう。
カメラを意識して殊更笑顔を振りまいているがその裏にある真の顔が
どういうものかはっきりした。
昨年の参院選、その後の主要な首長選で野党共闘プラス市民が前進している。
このことに、この国の支配層は大変な危機を感じているだろう。
このままいけば共産党が閣僚に入った内閣ができる。
それだけはどうしても止める。
その表れが性懲りもなく始まった「新党作り」だ。
これで、国民の目を逸らそうとしている。
だが、あのNHKの調査でさえ、若狭新党に対して期待するが30%、期待しないが50%だ。
新党だとか、二大政党、野党再編などは国民の目くらましとして通用しなくなった。
だが、支配層はそれにしがみつくしかないのだ。
あとは、憲法を変えて共産党を非合法化する。
市民との間を分断する。
が、すでに歴史は前進している。
後戻りはできない。