sirius

SiriusとAldebaranとPolaris

100円

2018-02-13 10:21:15 | 日記

数日前、腕時計の本体と取りつけ部分の不具合。

昨日、いつも行くスーパーの中に時計店があり電池交換、昨年はゴムリングも取り換えた。

修理に持っていたが修理できないと。

購入した店に行った方がいい、と。

購入したのは十数年前スイスに行ったときに安かったので買ったもの。

 

帰宅して修理してくれそうなところをネットで調べる。

首都圏にそれらしい店があった。

電話したが祝日のため留守電だ。

 

検索条件を変えて探す。

住んでる町にそれらしいのをヒット。

電話してグダグダと説明を始めたが途中で遮られとにかく見てみなければ判らないと。

もっともな話だが、その愛想のなさ。

 

とりあえず市内だから出かけた。

電話で言った通りさして広くもないショッピングモールの中にあった。

近くの店員に聞くと左手を指してこの奥です。そこに書いてあるけど、と。

なるほど、よく見なければ分からない場所だ。

小学生くらいの男の子が一人店番をしている。

先客が一人。「五分で帰ります」と紙切れに。

程なく奥からメガネをかけた男がこちらに来る。

 

先客は電池交換らしくてすぐ引き上げた。

時計を見せると、ああ、さっき電話くれた人?

チラッと見て、「いいですよできます」と。

20分ほど時間くださいと。

店内をうろついて10分後くらいに行くと終わっていた。

おいくらですか?と聞くと「100円です」

えっ!100円ですか?「はい」

 

その後たいやきを二個買って帰る。

 

車の中で、100円かー。

 

その前の時計屋は無理と言われた。

棄てるしかないか、とぼやいて戻ったのに何と100円だー。

 

店主というか、いかにも職人気質な感じだった。

あれじゃあ電話で愛想はいわんなー、と。

 

さいきん、日本の技術力不足が言われて久しい。

こんな技術屋が街の片隅にいるのになー。

 

デジカメの修理でも一昨年同じような経験をした。

メーカーのHPでは万金掛かるのを三分の一で修理してくれた。

 

上の写真がその時計だ。

一般的な国内産とは取り付け方が違うようだ。

それでもやる人はやるのだ。しかも、100円で。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする