いっとき、解散風が吹きかけた。
終わってみればそよ風でもなく国会は粛々と野党が内閣不信任案を出す。
多数の与党は粛々と否決。
参院選の日程も決まった。
7/4~7/21だ。
こんなに短い国政選挙など信じられない。
自民党が停滞する中で次々と選挙制度が改悪された。
選挙期間と共に選挙運動もだ。
期間中に配布する宣伝物も徹底的に規制された。
中で、最もひどいのは衆院小選挙区の導入だろう。
当時、衆院を通過するも野党多数の参院で否決。
結果、廃案となった。
それを蘇らせたのは党首の談合だ。
現在の自民党議員の退廃はここから始まったといっても言いすぎでない。
かつての中選挙区時代。
派閥争いを是とするわけではない。
が、それなりに練られた人材が出てきていたと思う。
たとえ自民党であっても。
最近はかつて自民党の重鎮であった人物が相次いで苦言を呈している。
彼らから見て自民党議員の質の低下は看過できない状況というべきなのだろう。
相変わらず世論はだらしない野党とひとくくりにしている。
確かに離合集散を繰り返す姿にうんざりするのは道理であろう。
今回も前回同様すべての一人区で共同が成った。
が、福井は連合が共産党員の候補者の支援はできない、ときた。
下世話で「ケツのアナが小さい」という。