リコーXR1000Sとリケノン50mmF2L
とナショナルのオートストロボ付けて48800
円、ヨンパッパだった。
も一つ下のXR500と50mmはサンキュッパ
でかなり売れた。
これは私が小学校五年の時におじいちゃんからも
らったお小遣い全部はたいて購入したのだ。
何故かと言えば、それまでも写真は撮っていたけ
れど、おじいちゃんの家に行った時親戚の女の子
が私のフラッシュフジカを見て「バカチョンカメ
ラ」と言って笑ったからで、次の晩これをもって
再挑戦してやったのだ。
三島のヤオハン百貨店のカメラ売り場で買える最
大限の金額が五万円だった。
消費税はまだ当然のようになかったが、カメラに
まだ物品税がかかっていたはずだ。
このカメラで数え切れないカットを撮った。
そして今でも現役である。
追針式メーター内臓でオートも使えるけれど、
追針式メーターと言うのはマニュアル露出を習う
のには非常に都合が宜しくこれでマニュアル撮影
を習った。
その後通りかかりのカメラ屋でペンタックスSP
美品ジャンク籠一個千円と言うのを見つけてそこ
から泥沼にはまってしまうのだが(レンズ沼では
ない)それ以前にもそれ以降も今も戦える銘カメ
ラだ。
その後XRワインダーとか変なものにも手を出し
たけれどやはりこの格好で使うのが一番馴染む。
レンズフードがないので何か適当に探さねばなる
まい。