この頃めっきり涼しくなってきて秋の虫も鳴きはじめていよいよ夏
も終わりである。
この夏、何かしただろうか。
何もしていない、何もできない夏だった。
子供が居ればやれキャンプだの海水浴だのイベントがあるけれど、
あいにく私は独り身で子供たちはどこに居るのかすらわからない。
なのでこれと言ってイベントもなく、お盆休みもすることも無くゴ
ロゴロと寝て過ごして終わった。
想い出のラストサマーもなさそうだし、シルバーウィークとやらも
これと言ってすることも・・・どこか行きたいけれどなかなか都合
が合わなさそうだし、このまま本格的に秋に突入しそうである。
しかしこれではなんだかさみしいような気もする。
だがしかし夏はもう終わってしまったので夏の思い出はナシで終わ
りそうだ。
何ともむなしいと言うか寂しい夏だったなぁ・・・・。
今日はお医者の日だと思って、何時からだったかなあと診察券を見
ると何と来週。
ああそうか、今週は病院がお休みで三週間分薬を・・・・って、二
週間分しか薬ねぇじゃねぇか!
あら困ったわ、電話して薬を貰おうにも当の病院は今日お休みだし
どうにもこうにもならない。
昔飲まずにストックしていた薬もみんないつだか捨ててしまったし
これは困った。
困ったと言ってもさてどうしようもないのだからどうしようもない
ものはどうしようもない。
これは我慢するしか方法はなさそうだ。
薬抜きで一週間持つのか俺。
精神の薬はまだ何とかなるかもしれないけれど、睡眠の薬はどう
しようもない。
一週間また全く眠れない日々をすごすのか。
精神のほうも薬が切れてきたらドーンと落ち込むことだろう。
さあ困ったぞ。
医者で薬を貰う時に、いちいち数えたりなんかしないからな。
むーん、何とかせねばなるまいがなんともならん。
困った。