昼からさっきまで会社のデスクに突っ伏して寝ていた。
夢を見ていたのだが、多分尾鷲の方だと「思う」と言うだけで、分
からないからグーグルアースで見ていたけれどそんな夢に出てきた
ところはないから、また夢の中の架空の街なのだろう。
前にも書いたけれどそういう架空の良く出てくる街が私にはもう一
つあってそこは街で海ではない、でもさっきの夢の場所も前に夢で
見たところだから、その前の時と同じことだろう。
小さな漁港があって、その先に小さな海水浴場があって砂は荒くて
小砂利のような感じで浜辺の後ろは崖だ。
前に見た時はそこに海水浴に行って、昼を過ぎたら途端に大波にな
って危ないから帰ろうと言うような夢だった。
夢だとはっきり分かっているのは私が海水浴なんかずっと行ってい
ないし、行くなら日本海で太平洋側なんていかないからだ。
で、さっきは親父と実家の近所のおじさんとお袋と私で4人で白い
セダンで夜釣りに出かけると言うものだった。
夜着いて、ああ、ここ前来たところだ、と思って漁港の中でチョイ
投げすると、サヨリのような形で触るとホタルイカを握りつぶした
ように手が緑にヌラヌラ光るのだ。
そんな魚知らないし見たことも無いが、そこではそれが良く釣れる
のでいっぱい釣っていた。
で竿がなかなか調子よかったので、ふと起きて親父に「あの竿どこ
で買った」・・・と聞こうとして、アレ?待てよ、釣りなんてもう
十年以上かもっと行ってないしここ会社だよなぁと思って夢だと気
が付いたのだ。
危うく親父に「何寝ぼけたこと言っとんだ」とバカにされるところ
だった。
ついでにあれ何処だったっけ?と聞くつもりだったからな、こいつ
本当に馬鹿になったと言うのがばれるところで危なかった。
どこのメーカーか知らないけれど、若草色でリールが付けられて振
出しで3.5mか4mくらいの丁度良い竿だったのだ。
だからわたしも一本欲しいなと思って聞こうと思ってふと考えたら
夢であった。
しかしあの海はどこなのだろう。
太平洋側で外海に面しているところで小さな漁港があってその脇に
小さな砂浜があるのだが、そもそも白い自家用車なんか我が家の周
りに無いし、太平洋側の海と言ったら夜中にいつも行く知多半島の
先っちょのとこだけだから訳が分からない。
朝になって近くにそれほど大きくない茶色いホテルがあってそこで
風呂に入ったりしたりしていたけれど、そこも実際に見たことが無
いところだ。
なぜ私の夢の中にこういう架空の街(どこだか思い出せないから
「だ」としか言えない)が出てくるのだろうか。
もう一つの街は、前に書いたと思うけれど、砂っぽい畑の多い所に
公民館とか保育園とかがポツポツとあって、ちょっと行くと小汚い
ビルばかりの繁華街に出るところで私は超レトロなぼろアパートに
一人で住んでいてバイクを足にしているのだ。
勿論そんなところ知らないしどこかも見当もつかないのだが、よく
夢に出てくるのである。
むかし中学生のころスケッチブックに鉛筆で何やら絵をかくのが好
きで暇があると景色とか車とか思いつくままに書いていたことがあ
って、その時に、ある山の景色を書いたのだけれど、後日出かけた
時にまさにそのものの場所があってびっくりしたことがある。
それと夢とが関係あるかなんてわかった事ではないけれど、何か頭
の中にイメージするところがあるのかもしれない。
それでいつもその場所が夢になって出てくるのかなあ。
まあ、さっぱりわからないのだけれど、何で夜釣りに行ったのかも
わからないけれど、危うく親父に見捨てられるところだった、危な
かったな、ふう。
本日の種:カシオ計算機ZR4100