私は基本的にはレンズにフィルターはあまり着けない方です。
簡単な話、レンズ表面が平面になってしまうので写りこみが
出てくるのです。
レンズフードは(対応するものがあれば)必ず着けます。
遮光とレンズ保護のためです。
しかしフィルターを着ける場合もあります。
モノクロで撮ったり、希少価値(代替がないとか)が高いレンズ
の場合とか、着けていますが、これは仕方が無いと思っています。
あと、最近のデジイチ用レンズも着けています。
なぜだか塵の混入が多いような気がして、保護のためです。
フィルターを選ぶ際、気にするのはコーティングです。
例えばニコンのフィルター等は、Ai-S時代の緑のコーティング
がされています。
これとニッコールの組み合わせならば特に問題は無いのではと
思うのです。(出る色目的に)
例えばマルミは濃い緑、ケンコーは紫のコーティングがされて
います。
同じレンズメーカーのものであれば、多少なりとも考えられて
作られているのではないでしょうか。
なので出来るだけそのレンズのメーカーに合わせるようにして
います。(無い物は仕方が無い)
ニコンももうフィルターなんて素ガラスにコーティングしたプ
ロテクトなんてのが殆どで、モノクロフィルターすらまともに
無いのが悲しいところです。
何でこんなことをいきなり言い出したかと言えば、ミノルタCL
E用の28mmレンズに(今や貴重品なので)フィルターを着けよ
うとして色々見ていたら、40.5径のフィルターは各社から出て
いますが、やはりコーティングの事が気になって、ニコンのJ1
用のがあることを知り、過去の実績からこれにしたのです。
ミノルタ(ソニー)からはもう出ていませんからね。
フイルム用のカメラの特に貴重であるとかそういうものではな
い物には勿論フィルターは着けていません。
光学的には写りこみ以外あまり関係ないでしょう、特に今のは。
でもニコンのフィルターはちょっと高いけれど、着けるならお
勧めですよ。
あのコーティングは、優れものです。
たまに安いトキナー(でもAT-X PROだよ)で撮ると、ゴースト、フレアの嵐。
(ま、シグマのように、色あせた感じにならないのはよかったので、結構使っていた。)
今はデジタルなので、フレアなんか、撮った瞬間(というかミラーレスなら、とる前からおおまかに)分かるので、勉強になる一方、もうとにかく撃ちまくりの機関銃状態です。失敗を前提みたいな(なんか、あれっ?な感じでもありますが)。
今はNC(ナノクリスタル・コーティング)を鏡筒に記載したりしてますが、やっぱりコーティング(ま、昔は光学設計でしょうが)に力を入れているという証左であるんでしょうね。
いまやデジタル化で、光学設計は、どうやら「データ量」の問題っぽくなっていたり。
(だから、ノウハウの多いニコンとかの老舗が優位。)
ノウハウのある企業なら、光学設計は簡単とかいう噂もあったり。
(その後の追い込みは、多分困難を極めてると。デジタル的な収差補正とか。ま、これはコンデジにフィードバックできるので、研究価値はあったりするのだと思われます。)
確かに丈夫でよく写るんだけれど、「全部鉄?」ってくらい重たかったです。
確かに逆光には弱かったですね、たえず太陽を背中にww
ニコンのAi位からの(その中でも色々変化があるようですが)緑ぃコーティング
は結構イケてると思います。
今のレンズはコーティングもいいけれど、まず隅までビシっと写しといて歪曲は
カメラで何とかしちゃえ!みたいな感じがするのは私だけかゴニョゴニョ・・・・