ココロと機械

ココロの病を患う私の気ままなブログです

フィルター考

2012-10-28 16:15:56 | ブログ

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私は基本的にはレンズにフィルターはあまり着けない方です。

簡単な話、レンズ表面が平面になってしまうので写りこみが

出てくるのです。

レンズフードは(対応するものがあれば)必ず着けます。

遮光とレンズ保護のためです。

しかしフィルターを着ける場合もあります。

モノクロで撮ったり、希少価値(代替がないとか)が高いレンズ

の場合とか、着けていますが、これは仕方が無いと思っています。

あと、最近のデジイチ用レンズも着けています。

なぜだか塵の混入が多いような気がして、保護のためです。

フィルターを選ぶ際、気にするのはコーティングです。

例えばニコンのフィルター等は、Ai-S時代の緑のコーティング

がされています。

これとニッコールの組み合わせならば特に問題は無いのではと

思うのです。(出る色目的に)

例えばマルミは濃い緑、ケンコーは紫のコーティングがされて

います。

同じレンズメーカーのものであれば、多少なりとも考えられて

作られているのではないでしょうか。

なので出来るだけそのレンズのメーカーに合わせるようにして

います。(無い物は仕方が無い)

ニコンももうフィルターなんて素ガラスにコーティングしたプ

ロテクトなんてのが殆どで、モノクロフィルターすらまともに

無いのが悲しいところです。

何でこんなことをいきなり言い出したかと言えば、ミノルタCL

E用の28mmレンズに(今や貴重品なので)フィルターを着けよ

うとして色々見ていたら、40.5径のフィルターは各社から出て

いますが、やはりコーティングの事が気になって、ニコンのJ1

用のがあることを知り、過去の実績からこれにしたのです。

ミノルタ(ソニー)からはもう出ていませんからね。

フイルム用のカメラの特に貴重であるとかそういうものではな

い物には勿論フィルターは着けていません。

光学的には写りこみ以外あまり関係ないでしょう、特に今のは。

でもニコンのフィルターはちょっと高いけれど、着けるならお

勧めですよ。

あのコーティングは、優れものです。

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2 コメント

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こんばんは! (electronicsaholic)
2012-11-01 23:51:07
そういえば、ニコンのレンズは昔(と言っても15年くらい前)からコーティングがよいせいか、逆光性能がよいように感じました。
たまに安いトキナー(でもAT-X PROだよ)で撮ると、ゴースト、フレアの嵐。
(ま、シグマのように、色あせた感じにならないのはよかったので、結構使っていた。)

今はデジタルなので、フレアなんか、撮った瞬間(というかミラーレスなら、とる前からおおまかに)分かるので、勉強になる一方、もうとにかく撃ちまくりの機関銃状態です。失敗を前提みたいな(なんか、あれっ?な感じでもありますが)。

今はNC(ナノクリスタル・コーティング)を鏡筒に記載したりしてますが、やっぱりコーティング(ま、昔は光学設計でしょうが)に力を入れているという証左であるんでしょうね。

いまやデジタル化で、光学設計は、どうやら「データ量」の問題っぽくなっていたり。
(だから、ノウハウの多いニコンとかの老舗が優位。)
ノウハウのある企業なら、光学設計は簡単とかいう噂もあったり。
(その後の追い込みは、多分困難を極めてると。デジタル的な収差補正とか。ま、これはコンデジにフィードバックできるので、研究価値はあったりするのだと思われます。)
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こんちにちは。 (家主)
2012-11-02 10:00:54
トキナ、「新聞屋さん絶賛の”丈夫な”レンズ」と言う口伝で使ってました。
確かに丈夫でよく写るんだけれど、「全部鉄?」ってくらい重たかったです。
確かに逆光には弱かったですね、たえず太陽を背中にww

ニコンのAi位からの(その中でも色々変化があるようですが)緑ぃコーティング
は結構イケてると思います。
今のレンズはコーティングもいいけれど、まず隅までビシっと写しといて歪曲は
カメラで何とかしちゃえ!みたいな感じがするのは私だけかゴニョゴニョ・・・・
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