今日はお医者の日。
先生:さて涼しくなってきたけどここのところはどうですか。
家主:相変わらず食べられず眠られません。
先生:寝てないときはどうしてるの?
家主:喋ってます。
先生:あ、誰かお家にみえる(居る)の。
家主:居ません。(知ってるだろ)
先生:電話か何か?
家主:違います、**さんです。
先生:と言うのは?
家主:**さんと喋ってます。
先生:うん・・・・。
家主:要は、居ない人が見えていて会話しています。
先生:なるほど、オバケと言うか、実体のない様なものね。
家主:居ないけど、ちゃんと居て会話します。
先生:そういう事か。
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家主:先生、統合失調症ですか?
先生:自意識があるから一概にはそうとは言えないけれど、
自意識のある場合もあるし、判断しがたいがあなたの場合
まだそこまでの事はないと思いますよ。
家主:そうですか・・・・・。
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この道40年以上の先生をもってしても、形に当てはめる事は
難しいらしく、診断書書いたりするときずいぶん悩むんだって。
そらそうだ、人の思いは十人十色、症状だって十人十色なの
は当たり前の事だ。
私の場合想いが激しく、妄想のような状態になるのだと言う。
でもちゃんと居て、会話が成り立っている。
今ただちに危険ではないけれど、微妙なところで判断しかねる
状態らしい。
このところ日にちに比例して悪化していっているこの症状。
「時が解決する」と言うけれど、私の場合、時が来るまでに精神、
身体ともにガス欠になる様だと言うのが自分でもわかる。
満タン500Kmの車で600Km頑張ろうとするように・・・・。
解決策は解っているのだけれど、それが物理的に無理なので
何ともしようがないのが現状。
まるで乾電池のような私なのです。
先生曰く、「まあでもそれなりに達成感のようなものはありますから」だって。
到~底理解できん!そして何が楽しくてこんなの相手にする仕事を選んだのだろうかしら・・・・。
精神科は特に給料がいいとか、儲かるとかよりはむしろその逆でめんどくさくて疲れる割に儲からない、と思うけれど。
確かにこれ系の病気って単発ではなくて、色々な病気の混在状態で、そういうのを診断書に書く時、病名で困るんだそうです。 「なんとか病」って書かないといけないから。
DQNになれればいいですけれど、根っこが基本的にチキンなので無理っぽいです。
お医者さんも、多分ずいぶん悩みながらやっていると思うので、互いに最先端の研究を進めるくらいの気持ちの方が、気が楽になるのかもしれません。同じような悩みの方に役に立つと思って。
いろいろ時間がかかるわりに、風邪とかみたいに、何日か薬飲んで終わりってわけにいかないのが歯がゆいところです。
その割りに、外を見ると、ずいぶん自分勝手に傲慢にふるまって平気な人がいるもんだから、嫌になるというか、昔は自分はああなるまいとか思っていたけれど、今は「あんなのもいいかも」と思ったりします。自分勝手だと楽になるかもと。
でもできないんですよね。