何気に関心事のようなので再度登場していただく。
せっかく検索して来ていただいてもあまりお役には立たぬと思
うのですが・・・・。
まず外観、もうこれはコストの話のみに尽きると思いますが、
梨地処理>下メッキ(ニッケルや銅メッキ)>クロムメッキと
言う簡単に書いてもこれだけ手間(とコスト)が掛かるのに対
し黒は単なる焼付塗装なのと「高そうに見える」と言う変な日
本人思考でこちらの方が売れるだろうから。
と書いてしまえばそれで終わり、シルバーを好む人が少なから
ずおりシルバーがあるのを知ってしまっているが為に騒ぎにな
っているだけ、使うのならどっちでもいい。
あるなら好みで選べるからシルバーを出せと思うのだけれど、
コストの問題だろう、販売価格に対してのコストで、一個当た
り約九千円位であろう物にどこまでコストを掛けられるか、ど
れだけ売るとコスト割れするかの計算だけだろう。
シルバーは「売れば売るほど損」だろうね。
大きさと機能に関してはQシリーズとどっちが好みかの問題で、
マイクロさだとかレンズ交換の楽しみを取るか丁度良い大きさ
だけれど沈銅ズームなのでそれほどかさ張らないのを取るかお
好みだと思う。
上がってくる画像は大差ない。
でもって画像を。
ISO400相当・F4・1/100・28mm・AWB LED電気スタンド
ナチュラル
まず言っておくのはこの二枚は既にカメラの設定を弄くってあ
るものでツルシの状態ではない事をお断りします。
まあこれだけ写れば十分でしょ・・・・と言うかこれくらいは
今時どれ買っても同じ。
何か平坦なのか立体なのか良くわからないおかしな写りではあ
る。
それからノイズリダクションがカラーとモノクロで掛かり方が
違うのかモノクロでは隠し切れないのか(多分こっち)モノク
ロではISO800相当でもうシャドーがザリザリになる。
カラーだと上手くつぶして分りにくくなるので3200相当まで
位なら平気、6400はちょっときつい。
ともに四つ切(またはA4相当)位までの話。
モノクロでISO800相当であのザリザリ感は、トライーXパン
で普通にISO(ASA)1600まで増感したような感じと言えば分
るでしょうか分らないでしょうか・・・・?
モノクロでは、まあ私は今時のデジタルカメラでこれだけザリ
ザリになるのならフィルムで適当に(増感用の現像方法を用い
ず単に時間だけで増感する)したような感じでそうだと思って
使えば面白いじゃないか、と思うのだけれどちゃんと撮りたい
時にはちょっと黙っててもらおうか、的な感じ。
これはこのカメラの何事にもいえる事で、帯に短し襷に長し、
と言うのはこの事、なのでおのずと使用する場面は限られてく
る訳で、旅行や散歩ならこれで良し、写真を撮る(デジは「写
真」ではないが)遊びに使うのならちょっと物足りない、やる
事決まってるなら完全に物足りない、と言う今時っ子なのだ。
私の場合、(デジタルでは)目的ありならニコンD3SとD700
の二台きり、生涯テーマの(テーマでは無い、いつも写真を撮
っていたいだけ、なのだけれど)街頭写真ではGRDⅣ、ちょっ
と撮っとこうかな、はK-5、暇だから持って出ようかがMX-1と
いう感じで、どこか行くけれど放り込んでおこうか、位のスタ
ンスでどうしても・・・・と言う物ではないし、腰巾着のGRD
Ⅳが操作も写りもサイズもどれをとっても上なので(当たり前
だけれど)残念ながら下っ端になってしまうのだけれど、別に
MX-1がことのほか悪いとは思ってはいない。
話はいつも通りそれたけれど、バッテリーは前にも書いたとお
りGRDⅣのDB-65と同じ物です。
なので互換バッテリーを買うにも印刷が違うだけで同じ物が来
ます(注:互換バッテリー、純正バッテリー同士の話で純正と
互換は当然違うものです)
なので充電器もバッテリーも好きな方、例えばMX-1のコードの
付いた充電器が嫌ならGRDⅣの直挿しのを買えばいいし、バッ
テリー代ケチりたければ一番安いの買えばいいと言う事。
なぜかD-Li106とDB-65の互換品で値段が大幅に違うのはただ
単にケンコーが儲けようとしているのがミエミエなのですがの。
いつもまあなんともケチばかり書いてしまうのは私の性格がね
じくれているからなのだけれど、普通にお散歩や旅行やちょっ
とした写真なら四万円ならまあ安い方かこんなもんではないか
と思います。
ただこれで本格的にやろうと「過度な期待」をしているならそ
れはお店違いで、そう言う方々が(非常に多い)重箱の隅をつ
つきまわしてダメなところしか書かないので、みんなの関心事
になってあなたもこのブログを読んでおられるわけですね?
そして店頭デモ機が少ないとかそういう事でネットで調べまわ
る、そして全て鵜呑みにしたり勘違い解釈してまた書いて回る。
それはそれで結構なのですが、例えば私の今回のこの記事では
「一つも悪いとは書いていない」
のですがお分かりでしょうか?
だいいち「気に入らなければ買ってない」訳で、このカメラは
面白そうだ、と思ったから購入したのでありまして、「訳が分
って」使っているので私にはこれはこれで良し、なのです。
四万円でこれだけ位遊べるな、と言うソロバン弾いているわけ
で、最初っから分っていた事なので、これでいいのです。
いまだにガタボロでハゲチョロケのリコーR10一個で散歩に出
たりするのも「これはそれでいい」と言うところがあって、M
X-1は飽きなければそれなりに長く使える「それなりのもの」
であります。
全体的に価格相応で前途の「過度な期待」をする方でなければ
だいたいこんな物・・・・と言うのは分るであろうと思います
ので、そんなに超高価な物でもないので「そんなに気になるな
ら買えばいいじゃん」と思うのは私だけでしょうかね?
(過度な期待、の人はレンズユニットがオリンパスと同じだと
かプラ筐体だとか格好のわりに・・・・とかそんな事突いてい
るんじゃあないでしょうか?読みもしないので分りませんが。
たかだか四万のコンデジに過度な期待してそれが出ないとグダ
グダ言う位なら好きな方か両方買え!と思うのですがの)
~余談~
GRDⅣはⅢで克服してくれ~と思っていたことをⅣでちゃんと
やって来てくれたのですぐ替えに走りました、六万四千円也。
当然手放しで万歳しているわけではなく悪いところもあり、そ
れを差し引いても「買い」だったからです。
Ⅴ(今の新型のGR)はもう次はこうなる、と言うのが分ってい
た(センサー大型化の必要性の無さとそれで引き換えになった
残念な部分)ので当分「新型のGRのⅢ型」位まで様子見です。
今、まだ併売されている(理由はリコーも理解しているから併
売されている)Ⅳが、売り切れになるときにストックで無理し
てでも一個買おうと思っています。
良く出来た道具、と言うのはそういうものです。
ニコンD700などは不満と天秤にかけるとギリギリ釣り合う位。
操作や性能は良いがひ弱なシャッターや電池食いなところとか。
D3SはD3Xと住み分けた事で余裕のあるセンサーのおかげで高
感度超速番長でD700にゲタ履かせたのより小さく軽いがいつ
もあの大きさでいなければならないのと六十万近いお値段とか。
なので普段は一応一通りの事ができてそれなりに写り安くて軽
くて丈夫なK-5(+18~55㎜)だったりとか・・・・。
私もお金持ちではないので物を買うときにはそれなりに調べま
すが、だいたいメーカーHPで分ります。
要は物を買うときどれだけその情報を読み解くかと言う読解力
だけで、デモ機なんて、あれば実際手にとって大きさとか感触
を見るくらいでモックで十分です。
(道具に愛着があるから壊れても取っておく、と言う性格では
ありません、近所の子供にオモチャにあげます)
MX-1のお話、おしまい。