メガテン形式に従ったやる夫オリジナルストーリー。
サマナーであるやる夫が魔王アンリ・マユ(シュテル)を召喚したところから始まる。そこから戦いや陰謀を切り抜け、さらなる仲魔であるスルト(フランドール)達と共に、なぜ召喚器具であるCOMPがやる夫に贈られたのか…などの謎に挑む。
という話があったんです。
という言い方をするのも、このスレは完結したことはしたものの作者が厭気がさした結果ダイジェストでシナリオを完結させたためだ。話の顛末を知ることは出来たものの、そこの導入とかシナリオ展開とかを読みたかった私としてはとても味気ない終わり方になってしまい残念だった。
しかしながら、そもそもやる夫スレなんて当時「小説家になろう」とかなんてなかった時代で個人ブログとかでの連載が主だった頃なので、AAキャラを叩き台にオリジナルストーリーとかアレンジ創作みたいなものをやる夫スレで仮託しているような状況だった。当然そんなものを書籍化なんて話があるわけもなく(そもそも本になってもてとても読みづらい)、連載によって得られるものはリアルタイムでの読者の反応とか創作物を世に出したという実感程度のものしかない。金になんかこれっぽっちもならないのだ。今でも嫌儲という文化があってまとめブログがアフィリエイトで稼いでいることをめっちゃ叩くわけだし(権利の所在とか色々問題があるのでアフィが良いとは言わないし、そもそもAAの著作権の問題がとても複雑)、連載のメリットなんて自己満足以外存在しない。モチベーションが崩れ去っても頑張って続けるようなものではないのだ。
そういう経緯もあってまとめサイトにてまとめられていたものも削除要請があったようで、ブログによって見る機会は完全に失われた。が連載は「やる夫板Ⅱ」で行われていたため、過去スレとしてアーカイブが存在するので読むことが出来ないわけではない。
このスレは、当時珍しい存在だった「星光の殲滅者(シュテル・ザ・デストラクター)」をメインヒロインに選択した意味でエポックメイキングだったと思う。元々リリカルなのはで言えばなのは・フェイト・はやてがとにかく人気で、他のキャラクターはほぼ見かける機会がなかった。そこでシュテルというなのはのゲームキャラクターが出てきたのはとても大きかったと思う。前後した時期にスカリエッティとか彼が生み出したナンバーズ(イタリア語の数字にちなんだ名前の12人の少女シスプリではない)とかがちらほら出るようになったのも、リリカルなのはのキャラクターバリエーションを広げる意味でよかった。
やる夫は魔王たちとミッションを遂行するようです 元スレ
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