~焼津のまちおこしは女性の一歩から~
女性の感性と発想を生かした事業を発信します♪
焼津商工会議所女性会
女性目線の防災を学ぼうセミナー開催
2024年10月9日水曜日
なでしこ企画委員会による、
「女性目線の防災を学ぼう」セミナーが開催されました。
講師には、株式会社オシザワ日本防災士機構認定防災士の
野村修平氏をお迎えしました。
野村氏の豊富な防災の経験と知識を活かした実践的なアドバイスから、
災害が起こる前に知っておく、備えておく、検討しておくべき点を
参加者全員で考えました。
まずはワークショップとして参加者が数人ごとのグループに分かれ、
実際の地震を想定した条件のもとで
被災した場合の自分たちの取るべき行動を考えます。
例えば、自宅で就寝中、東名高速道路のトンネルを走行中など
それぞれのケースで何を持って、どう避難したらいいのか。
各グループで活発な意見交換がされました。
先生からは、
「最悪の事態を想定したシュミレーションをしてください」
とアドバイスをいただきます。
被災時に自分が健在とは限りません。
最悪の想定をすることで、
その行動の妥当性や、現実度が見えてくるとのことでした。
まずは身近な避難タワーの確認や
日常的に利用する場所付近の避難経路の確認などと共に
不測の事態にも備え普段からシュミレーションしておくことが大切だと感じました。
また後半では、
実際の防災食料のパンの試食や、アルミシート、
エアーマットの使用体験、
オススメの簡易トイレのご紹介などもしていただきました。
被災後の生活に必要なグッズの中でも、
近年特にプライバシー確保のためのグッズが増えてきているとのことでした。
避難所での生活では、特に女性の方の不安やストレスが大きくなります。
少しでも快適に過ごせるように、
備蓄を用意する必要があるとのことでした。
今回は女性会メンバーだけでなく
一般の方のご参加もいただき、
災害に対する関心の高さが感じられました。
大きな災害から自分や家族の身を守るためには
普段からの備えが大切です。
この機会にもう一度避難経路や場所、防災用品などの
安全対策について考えたいと思いました。
文/画像 広報委員会(武藤・多山)
・・・・・・・・・・・・・
「
台風10号の影響で順延になった防災セミナー、
やっと開催出来ました。
今回は 女性会以外の方達をお迎えしてのセミナーです。
ワークショップで話が弾むか心配でしたが、
いつどこで地震に遭遇しても自分の身を守ること、
講師の野村さんは
「自分は防災の専門教授ではありません」
避難所での性被害、市には各人一食分の備蓄もなさそうな現実、
大きな防犯ライトの使い方や簡易トイレなど実際に拝見し、
野村さん、
なでしこ企画委員会・委員長、安藤暢美
2024 視察研修会 その2(日本平ホテルランチ・久能山東照宮正式参拝)
地震防災センターから日本平ホテルへ移りランチを楽しみました。
午前中に学んだ防災についての会話が
ランチの最中も各テーブルから聞こえてきました。
地震や津波などの自然災害について考えると恐怖を感じますが、
常にそのことばかりを考えて生活するわけにはいきません。
だからこそ、 今日は女性会の皆さんとホテルでおいしいランチをいただき、
楽しい会話で盛り上がりました。
こうしたリラックスした時間も、
心の健康にはとても大事だと改めて感じました。
今回の視察旅行にはお二人の新しい方のご参加があり
その方たちのご紹介もありました。
お一人目は休会されていた、
しずおか焼津信用金庫の武藤さんです。
また、ブルーベリーガーデンのやいづの渋谷様も入会を検討されているとのことで、
ご紹介をいただきました。
※10/4に正式にご入会されました
新たな仲間が加わり、これからの活動がますます楽しみです。
これからも、皆さんと一緒に充実した時間を過ごせることを
心から嬉しく思います。
ランチのあとは{神頼み}です!
久能山東照宮へは1159段の階段でも行けますが
今回はロープウェイで・・・
「久能山東照宮での正式参拝体験 」
今回は石上会長のお計らいにより、
久能山東照宮での正式参拝の機会をいただきました。
さらに第13代宮司の姫岡様直々のご案内を受けるという、
貴重な経験をさせていただきました。
久能山東照宮は、徳川家康公が祀られている由緒ある神社であり、
静岡県静岡市に位置しています。
東照宮の境内からは駿河湾の美しい景色を一望でき、
参拝者の心を洗うような静寂が漂っています。
宮司様からは、東照宮の設立の歴史や徳川家康公の思い、
そして神社が守り続けている伝統について詳しくご説明いただきました。
特に印象深かったのは、
家康公が生涯を通じて日本の平和を願っていたというお話でした。
そんな【平和への思い】が東照宮には
たくさん込められています。
今回、久能山東照宮を訪れ、
数多くの重要文化財に触れることもできました。
楼門(ろうもん)や鼓楼(ころう)など歴史的な建造物の数々は圧巻で、
特に国宝である御社殿は「権現造り」と呼ばれる独特の様式で、
徳川家康公をお祀りする「本殿」と参拝用の「拝殿」が「石の間」で繋がっています。
この建築様式は、後に数多く建てられた東照宮の原型となったものです。
通常は拝殿前からの参拝ですが、
今回は特別に昇殿させていただき、神前での厳粛な雰囲気とともに、
内部の美しい装飾を間近で見ることができとても貴重な体験となりました。
当時は将軍など、高い位の人たちしか
立ち入れなかった場所です。
東照宮の建築物は、すべてに深い意味が込められています。
50年に一度、塗り替えを行っているそうですが
一か所だけ塗装が剝がれている部分が・・・
実はこれにも意味がありました!
400年前の色がどんなものだったのかを
後世に残していくために
あえて手を加えていないのだそうです。
御社殿の外に出ると
ユーモラスなお話を聞けました。
宮司さんから
葵の紋が逆さになっている垂木を見つけてくださいと・・・
「どこ~~~~?」
見つかりましたか?
ヒントは画像の中心より少し右上です。
この逆さ葵にも理由がありました。
もし完成してしまったらそれで終わり。
その先は崩壊、、、
この先もずっと世の平和が続きますように・・・
戦乱の世をおさめ、泰平の世を築いた
家康公の思いがお茶目な形で残っています。
さらに、家康公の御遺骸が埋葬されている神廟(しんびょう)は、
家康公の御遺命により西向きに建てられています。
その方向には家康公の誕生地である岡崎城があり、
さらにその先は京へと続いています。
家康公が西に特別な思いを抱いていたのかもしれませんね。
この歴史的な背景に思いを馳せると、
東照宮がさらに神秘的に感じられます。
今回の正式参拝を通して歴史や伝統の重みを改めて感じました。
東照宮でいただきましたたくさんのパワー!
このエネルギーを今後の活動にも生かしていきたいです。
お暑い中、ご丁寧に細かくご説明をして回ってくださった
姫岡宮司様に深く感謝申し上げます。
今回の研修旅行では視察と学びに加え、楽しく心が豊かになる貴重な時間を過ごすことができました。このステキな企画を立ててくださった交流委員会の皆さんありがとうございました。