先週はパレスチナ・ガザ地区との戦闘が勃発し、こちらイスラエルはかなり緊迫した雰囲気に包まれました。
今回の戦闘ではおよそ10年ぶりに隣町のテルアビブもミサイル攻撃の標的となり、わが家の子供たちが通う学校でも空爆に備えて急遽、避難訓練が実施されたほどです。
空爆の激しい南部を除いてはほぼ普段通りの生活が営まれていたため、私自身は不安がありながらも比較的落ち着いて過ごすことができたように思います。
とは言え、先週の日曜日はテルアビブでヨガの練習直後にミサイルが飛来。地下のシェルターを改装したスタジオ内で待機していると、迎撃ミサイルが的中した爆発音が微かに聞こえてきたり...。ニュースで見るどこか遠い国の出来事ではないことをひしひしと思い知らされました。
ところが、しばらくして外に出ると、まるで何事もなかったかのように街中には車や人の往来があり、先ほどの出来事と今、目の当たりにしている光景とがうまく噛み合ず、現実感の薄さに呆気にとられてしまいます。それは私だけではなく、長年日本に住み慣れた主人も同じのようでした。
こうした情勢の下でも努めて日常を維持できてしまうのは、イスラエル人のしたたかさのせいなのかバイタリティーによるものなのか。いずれにしてもこの事態に慣れっこにならざるを得ない彼らの哀しい運命を身近に感じた日々でした。
実はこの期間に、前々から計画のあった旧友のイスラエル訪問が実現。
彼女の渡航を間近に控えているというのに激化していく情勢。会いたい気持ちと友達を危険にさらしたくない思いが交錯し、メールを何度もやり取りする中で私の心はこんがらがっていったのですが、最終的に彼女は「行く」と決断。
この大きな決断には賛否両論あるでしょうが、結論としてこの決断は、彼女にとっても私にとっても大切な気づきや学びをもたらす貴重な経験となりました。
停戦前、安全な北部にあるカエザリヤのローマ時代の遺跡を二人で訪れた時の写真。
素晴らしい彫刻
競馬場跡にある馬車のオブジェ
保存状態の良いモザイク
カフェからの眺め
平和の訪れを祈りつつ。
ナマステ&シャローム
Nozomi
今回の戦闘ではおよそ10年ぶりに隣町のテルアビブもミサイル攻撃の標的となり、わが家の子供たちが通う学校でも空爆に備えて急遽、避難訓練が実施されたほどです。
空爆の激しい南部を除いてはほぼ普段通りの生活が営まれていたため、私自身は不安がありながらも比較的落ち着いて過ごすことができたように思います。
とは言え、先週の日曜日はテルアビブでヨガの練習直後にミサイルが飛来。地下のシェルターを改装したスタジオ内で待機していると、迎撃ミサイルが的中した爆発音が微かに聞こえてきたり...。ニュースで見るどこか遠い国の出来事ではないことをひしひしと思い知らされました。
ところが、しばらくして外に出ると、まるで何事もなかったかのように街中には車や人の往来があり、先ほどの出来事と今、目の当たりにしている光景とがうまく噛み合ず、現実感の薄さに呆気にとられてしまいます。それは私だけではなく、長年日本に住み慣れた主人も同じのようでした。
こうした情勢の下でも努めて日常を維持できてしまうのは、イスラエル人のしたたかさのせいなのかバイタリティーによるものなのか。いずれにしてもこの事態に慣れっこにならざるを得ない彼らの哀しい運命を身近に感じた日々でした。
実はこの期間に、前々から計画のあった旧友のイスラエル訪問が実現。
彼女の渡航を間近に控えているというのに激化していく情勢。会いたい気持ちと友達を危険にさらしたくない思いが交錯し、メールを何度もやり取りする中で私の心はこんがらがっていったのですが、最終的に彼女は「行く」と決断。
この大きな決断には賛否両論あるでしょうが、結論としてこの決断は、彼女にとっても私にとっても大切な気づきや学びをもたらす貴重な経験となりました。
停戦前、安全な北部にあるカエザリヤのローマ時代の遺跡を二人で訪れた時の写真。
素晴らしい彫刻
競馬場跡にある馬車のオブジェ
保存状態の良いモザイク
カフェからの眺め
平和の訪れを祈りつつ。
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