Joy Yoga

中東イスラエルでの暮らしの中で、ヨガを通して出会う出来事あるいは想いなど。

この夏の課題

2013-05-15 21:05:51 | 日記
難易度の高い憧れのアーサナができるようになると、身体感覚の心地良さも然ることながら精神面での喜びや達成感がとてつもなく大きい。

例えばハヌマーン・アーサナ。日本語では猿王のポーズと言われているもの。前後開脚でピターッと床の上に座るアレ。足を滑らせながら前後に開いていく過程での筋肉の伸びは格別である。「解放」という言葉がしっくりくるのびやかな感覚はやみつきになりそうだ。
もうひとつ、克服できて嬉しいアーサナにカポータ・アーサナというのがある。こちらは膝立ちの状態から頭頂部が床に付くまで後ろに反り返る、後屈系の中でも難易度の高いアーサナ。鳩のポーズとも呼ばれているもので、後屈しながら胸部をしっかり開いていくことから「解放」というより「開放」というイメージを私は抱いている。

どちらのアーサナも身体が存分に伸びて非常に心地良いのだが、残念ながらふたつとも夢の中だけでの体験であるというのが本日のオチ。実際には「うぅぅぅぅぅ~」と四苦八苦しながら取り組んでいる最中。目標にしているアーサナはいくつもあるけれど、中でもとりわけモチベーションを高めてくれるアーサナが夢に出てくるようだ。

ヨガの夢を見るようになったのはここ1年ほど。ちょうど「セカンドシリーズをそろそろ始めようかな」と考え始めたのと時期が被る。家事育児の合間に行けるクラスが近辺に見当たらないので、先延ばしにしつつ多少悶々としていたのだった。そこへきてこういう夢を繰り返し見始めるようになると、もはやGOサインに思えて仕方がない。

そんなわけで、身体の柔軟性が増す初夏を待ち、今月からこれらのアーサナの練習を自主練の中に取り入れることにした。熟練した指導者の下で学ぶのが本来は理想的だが、自分の身体能力と経験値に照らし合わせて出来そうなものを少しずつ試みている。もちろん、単独での練習なので不慮の事故のないように最大限の注意を払うのは大前提。
ちっとも夢の中のようにはいかないが、「できる」イメージをしっかり叩き込んでくれるので大きな励みになっている。


イメトレならぬ夢トレで、この夏は股関節と脊柱を主要テーマにがんばりたい。


ナマステ&シャローム
Nozomi

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