夢在西安…? 大陸的☆☆生活

中国に留学してみました

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2013年11月21日 | 旅行
夢見が悪くて早めに目が覚めた。まだ真っ暗。
と思えば、外で7時のチャイムが鳴っている。7時でこんなに暗いの?
中国の標準時間は東側の北京に合わせているから、西に行けば行くほど朝が遅い。
それに、そうか、もうすぐ冬至なんだ……日が一番短くなるんだな。

8時、教室に行くと、いつもの通りあたしが一番。
「時間通りに来なさい」先生が口を酸っぱくして言っているのに、チャイムが鳴っても教室にいるのは2,3人。
先生との朝の会話もあたしが担当することになる。「寒いですねえ」くらいしか思いつかない。気まずい。
「もうすぐ冬至ですね。」
「そうね、こっちでは冬至に水餃子を食べるのよ。え、でも冬至は12月よ。」
一ヶ月勘違いした。

トルコとキルギス陣は今日も賑やか。
先生が宿題をホワイトボードに書き出している時、キルギス少年アイディが言った。
「先生、僕、イントネーションが悪いみたいで、学校外の中国人に通じないんです。どうやって直したらいいですか?」
個人的な相談は休み時間にしてほしい。

声楽の授業。
中国人学生が見守る中、とうとうカラオケを歌う時が来た。
選んだのは陳彗琳(ケリーチャン)が宇多田光をカバーした、中国語版の「It's Automatic」
緊張して声が全然出なかった。
「どうして中国語の曲を選んだの?」
「日本語だとみんなが聞き取れないと思って。」
「中国語でも聞き取れなかったわよ。」
がっくり。
「一応日本の歌も用意しました…」
「歌ってみて。」
中国でも名を知られていてそうな中島みゆきを用意していた。
断然こっちの方がいいと言われた。中国語の曲、もっとがんばろう…。