輸入盤 最新新譜情報  【BUYER'S EYES】

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MASHONDA / JANUARY JOY

2005-11-09 | R&B,SOUL,HIPHOP,RAP,GOSPEL他
子供の時からゴスペルを学び、あのバックストリート・ボーイズやブリトニーを送り出したことでおなじみの「フル・フォース」に育てられた彼女。その後スウィズ・ビーツ(マライアやキャシディで知名度抜群)の目に止まり、EveやJay-Zのバックを経ての堂々デビューです(ほとんどメーカーの売り文句そのままですが・・・)。以前にも書いたのですが、今80年代のR&Bを改めて聴き直すと、一様に古くて同じような曲調のように感じますよね。これはプロデューサーに起因することが大きくて、同じ人を何度も起用したり、リスペクトみたいなものもあって、編曲が似てしまうというものです。もちろんレコード会社が同じだったりしたらなお更ですね。このマションダは流行の音作りという点では2005年を代表しているような作りになっています。要は「今どんな音が流行っているのか?を知りたければこれを聴けば良い!」という感じでしょうか!スヌープ・ドックをフィーチャーした③などのイントロダクション的な手始めからスタートして、今とっても注目の「レゲトン」的テイスト溢れる⑤。そしていよいよ⑥の"IT'S OK"あたりから本領を発揮します。⑥はこのなんとも云えないギターの歯切れ良い音がイカシてて出色ですが、カニエ・ウェストをフィーチャーした⑦もいいですね。音の方は今年の音である「ドン・シャリ!ズドドド・シャリ!」がセオリー通りです。低音はあくまで深く音圧も強く。高温はキレ良く!(これぞ今年の音!)他のゲスト陣も豪華です。ジャダキスやラファエル・サディーク、ナス、ファット・ジョーも参加!ジャケットや中フォトも色鮮やかで色っぽい!完成度が高いです。さすにフル・フォースとなれば流行からブレていないですね。っていうか、彼女はフルフォース率いるSwizz Beatzの奥様なんですよね。「そりゃ豪華でセレブなはずだ・・・」なんでも自分のブランド立ち上げたっていうから「どこまでやるんだー」状態。セレブでダンスではじけてる・・・(goodman)