予報は雨だった。この日は大雨の予報だった。
予報は強風だった。この日はビュービューの強風予報だった。
あめあめ
でもとりあえず出発してみた。と、いうのも夜遅くには雨風共に消える予報だったもので。そう、ピタリと止む予報。
そしたらいつものようにメジナに遊んでもらおうかと計画。
爆雨ですわ
そこまで天気予報を信用してもいいものか?なんて思ってはみたものの、自分にとって都合の良い方なら無理やり信用してみるのも悪くない。万一釣れなかったら天気予報のせいにすればいい訳だ。
外は寒いぞ
明るい内に南房へ到着。勿論、雨風激しく外へ出るのもイヤイヤな感じ。
雨の港内
さてこれから何をするか。何度も言う、風が凄い…雨が凄い…流石に竿を振る気にゃなれん。
そう、こんな時は…
コレ
密かに静かなブームを迎えているハズ…気のせいか?季節ハズレのカニ獲り作戦。
こんな天気の日にゃ港に車横付けでカニ獲りでもやるがイイ。意地でも海と戯れていたいのだ。
SMで購入した1匹79円の最高級生サンマを真っ二つにしてネットにブチ込み、あとはそいつを堤防際に落として車で待機。車中でDVDなんぞを見ながら時間を潰す。
時間にして30分ほど経過したか?投げ込んだアミアミを引き上げてみる。
釣れた♪獲れた♪
ガナズ様も
幸先良くレギュラーサイズなイシガニが獲れて大変お幸せ♪ガナズもキープして誰か石物師にでもクレようかとも思ったが一匹ぐれーあってもアレなんで港内にお帰りいただく。
おりゃ
その後もカニアミ投げ込み30分車で待機、そしてまた引き上げるというヌル~い作業を繰り返す。これから過酷になる事も知らずに。
釣りではない…でも何故だ?大変楽しゅうございます。
ガナズ様2
ガナズ様3
なんか気持ちわり~
辺りは暗くなる、車の外は大雨が降りしきる…おまけに風はビュービューと吹き荒れ、あらためて孤独さを思い知らされる時間帯。
あ~アメアメ
ぼっちでの雨の中の作業、ふと我に返る…俺ってやっぱりオカシイのではあるまいか?自問自答を心の中で繰り返す。
こんな思いを年に何回かは感じるのだが、夜にだ、雨の中、風の中、ぼっちで…今宵の逝ってる指数はまた格別だ。
ぴゃ~
時間が経つにつれ、風雨は更に激しさを増す。港内とは言え、大きくさざなみ立った飛沫は大風に翻弄されて闇夜の空間を縦横無尽に駆け巡り、そして横殴りに我が身体へこれでもかと打ち付ける。
寒い…マジ寒い。
おりゃ
それでも負けない強い精神力持ったワタクシ、とつとつと作業を繰り返す。別に悪い事をしている訳では無いが、ここで一発職質されたらシドロモドロになってしまいそうだ。
壊れてきた…いや、既に壊れている事は十二分に自覚しているが、ぶっ壊れていると表現するべきか。
あちょ
感覚がマヒし思考が思考でなくなり妄想が妄想を呼び、深く深く墜ちてゆく自分。あらぬ感覚に陥ってゆく。
俺様ってもしかしてカッコイイのではあるまいか?過酷な自然環境の中で繰りかえす作業、狩猟本能のままに目的遂行の為に突っ走る自分、それはまるで真冬の厳寒の海に立ち向かう北の漁師と同レベルでかっこいい。
モクズ様
時間は22時を回った。ついさっきまで遠く山の木々が荒々しく暴れていたのだが、気のせいか静まりつつある。
間違い無い…風が止み始めているぞ。そして雨も徐々に弱まってきている。
珍しく予報が当たりつつあるようだ…そろそろ潮時か?
ワサワサ
23時…雨、風共にピタリと止まった。本当に自然ってヤツは不思議だ。ついさっきまでゴーゴーとけたたましい唸り声を上げていた風雨がゼロと言っていいほど止んだのだ。
静寂になった港内のほとりで冷静さを取り戻す。
そうだ…メジナ…メジナを釣りに行こう。
第二ラウンドはいつも通りメジナに狙いを定めた。「さて、行くか…」また今夜も磯に向うべく、一つ夢を刻んだ港を後にした。
あちょ~♪
にほんブログ村
いつもありがとう。
本日の釣果
イシガニ様 7匹
モクズガニ様 1匹
ガナズ様 5匹
第二ラウンドへ続く…
予報は強風だった。この日はビュービューの強風予報だった。
あめあめ
でもとりあえず出発してみた。と、いうのも夜遅くには雨風共に消える予報だったもので。そう、ピタリと止む予報。
そしたらいつものようにメジナに遊んでもらおうかと計画。
爆雨ですわ
そこまで天気予報を信用してもいいものか?なんて思ってはみたものの、自分にとって都合の良い方なら無理やり信用してみるのも悪くない。万一釣れなかったら天気予報のせいにすればいい訳だ。
外は寒いぞ
明るい内に南房へ到着。勿論、雨風激しく外へ出るのもイヤイヤな感じ。
雨の港内
さてこれから何をするか。何度も言う、風が凄い…雨が凄い…流石に竿を振る気にゃなれん。
そう、こんな時は…
コレ
密かに静かなブームを迎えているハズ…気のせいか?季節ハズレのカニ獲り作戦。
こんな天気の日にゃ港に車横付けでカニ獲りでもやるがイイ。意地でも海と戯れていたいのだ。
SMで購入した1匹79円の最高級生サンマを真っ二つにしてネットにブチ込み、あとはそいつを堤防際に落として車で待機。車中でDVDなんぞを見ながら時間を潰す。
時間にして30分ほど経過したか?投げ込んだアミアミを引き上げてみる。
ガナズ様も
幸先良くレギュラーサイズなイシガニが獲れて大変お幸せ♪ガナズもキープして誰か石物師にでもクレようかとも思ったが一匹ぐれーあってもアレなんで港内にお帰りいただく。
おりゃ
その後もカニアミ投げ込み30分車で待機、そしてまた引き上げるというヌル~い作業を繰り返す。これから過酷になる事も知らずに。
釣りではない…でも何故だ?大変楽しゅうございます。
ガナズ様2
ガナズ様3
なんか気持ちわり~
辺りは暗くなる、車の外は大雨が降りしきる…おまけに風はビュービューと吹き荒れ、あらためて孤独さを思い知らされる時間帯。
あ~アメアメ
ぼっちでの雨の中の作業、ふと我に返る…俺ってやっぱりオカシイのではあるまいか?自問自答を心の中で繰り返す。
こんな思いを年に何回かは感じるのだが、夜にだ、雨の中、風の中、ぼっちで…今宵の逝ってる指数はまた格別だ。
ぴゃ~
時間が経つにつれ、風雨は更に激しさを増す。港内とは言え、大きくさざなみ立った飛沫は大風に翻弄されて闇夜の空間を縦横無尽に駆け巡り、そして横殴りに我が身体へこれでもかと打ち付ける。
寒い…マジ寒い。
おりゃ
それでも負けない強い精神力持ったワタクシ、とつとつと作業を繰り返す。別に悪い事をしている訳では無いが、ここで一発職質されたらシドロモドロになってしまいそうだ。
壊れてきた…いや、既に壊れている事は十二分に自覚しているが、ぶっ壊れていると表現するべきか。
あちょ
感覚がマヒし思考が思考でなくなり妄想が妄想を呼び、深く深く墜ちてゆく自分。あらぬ感覚に陥ってゆく。
俺様ってもしかしてカッコイイのではあるまいか?過酷な自然環境の中で繰りかえす作業、狩猟本能のままに目的遂行の為に突っ走る自分、それはまるで真冬の厳寒の海に立ち向かう北の漁師と同レベルでかっこいい。
モクズ様
時間は22時を回った。ついさっきまで遠く山の木々が荒々しく暴れていたのだが、気のせいか静まりつつある。
間違い無い…風が止み始めているぞ。そして雨も徐々に弱まってきている。
珍しく予報が当たりつつあるようだ…そろそろ潮時か?
ワサワサ
23時…雨、風共にピタリと止まった。本当に自然ってヤツは不思議だ。ついさっきまでゴーゴーとけたたましい唸り声を上げていた風雨がゼロと言っていいほど止んだのだ。
静寂になった港内のほとりで冷静さを取り戻す。
そうだ…メジナ…メジナを釣りに行こう。
第二ラウンドはいつも通りメジナに狙いを定めた。「さて、行くか…」また今夜も磯に向うべく、一つ夢を刻んだ港を後にした。
あちょ~♪
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いつもありがとう。
本日の
イシガニ様 7匹
モクズガニ様 1匹
ガナズ様 5匹
第二ラウンドへ続く…