私の名前は「クマッチ」
Cocoちゃんに愛され続けてもう10年
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以前よりも痩せこけて 毛並みはボロボロ
何度もお洗濯もしてもらったけれど
色褪せて
最近 洋服も破れて・・・・・・
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Cocoちゃんは毎夜 私を口に銜えて眠りにつきます
そう 私はCocoちゃんにとっても愛されています
Cocoちゃんと寝るのは 私の至福の時間です
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戦時中 人の食べる物が十分になかった為
飼っている犬まで食べる物を与える事が出来ませんでした
そして 沢山の飼い犬が 警察に集められました
飼い主は 涙を流しながら警察に犬を連れて行きました
そこで犬は殺され 犬の毛皮がシベリアなどの寒い国に出征する兵士さんの
防寒具として使われたのです
コートの裏に貼られた沢山の犬の毛皮・・・・・・・
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今 こうしていられる幸せは
沢山の命の犠牲があったから
この幸せに心から感謝しつつ
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毎日をしっかり生きていこうと思うのです
当たり前の毎日は 当たり前ではなくて
とてもとても尊い幸せな時間の連続なんだと感じながら
