💓Cocomademoiselleココ・マドモアゼル💓富野有紀子のブログ💓

ビスクドールの制作日記 人形制作する私の紆余曲折しつつも飾り付けない素顔の毎日をご覧下さい

時効(^-^;)

2015年12月19日 | ♥ Other
今日、4月に出かけたバス旅行以来、久しぶりに母親を連れて名古屋に出かけました。
出かけた先は中日劇場。林芙美子の「放浪記」を観にいきました。
実は「林芙美子」っと聞くだけで、私の心には疚しい思いが・・・・・。
祖父は若かりし頃、東京の大学で文学にのめり込む文学青年だったらしいのですが、その時に林芙美子と接点があったらしく
祖母と結婚した後にも林芙美子が遊びに来た事もあったのだとか。
よくテレビで森光子さんの「放浪記」がニュースになる度に祖母が「林芙美子が遊びに来た時には、よく鶏を絞めて出した。」っとか「林芙美子からの手紙があったはずなのに・・・・・」っと発言していたのです。
ニュースで観る度に必ず同じ発言をする祖母。その度に私は心が重くなったのです。
何故なら、祖父が亡くなって遺品の整理をした時に、祖父宛に来た沢山の手紙が入った箱を私が焼却処分してしまったのです。(≧≦)
きっとその中に林芙美子からの手紙があったはず。勿論、そんな事も知る由もなく処分したのですが・・・・・。
祖母が何度か林芙美子の話をしたのですが、「私が手紙を処分した」っとは言えなかったのでした。
祖母の事なので「あの手紙があれば、売ればいいお金になったのに・・・・・」っと言いたかったのでしょうが(^-^;)
既に祖母も他界しているので、時効かな。笑(^-^;)
「林芙美子の手紙を燃やしたのは、私でした~(^-^;)。おばあちゃん、ごめんなさい!」

今日は、そんな事を考えながら祖父と接点があったという林芙美子はどんな人物だったのか・・・・・っと思いながら放浪記を観劇した次第です。笑(^-^;)