学ばないとどうなるかを学ぶ

パックンが太った事が原因で死んでしまって以来、
家族の忠告も無視してパックンに間食をさせた父とは
無視こそしませんが、必要以上の会話もしなくなりました。
年を重ねるごとに、強情になって
子供の意見も無視、母の病気を受け入れられず
母と揉める事もしばしば。
家族で共に成長をしてきたはずの父でしたが、
年と共に逆戻りしていくのを感じ、
正直私は、そんな父に失望していました。
言っても無駄、だから喋らないのです。

ある日の事、斎藤一人さんのお話をネットで聞いていたら
「この人生で全く人のいう事を聞かない人は、
人のいう事を聞かないと、どんな事になるかと学んでいるのです。
一生懸命、そういう学びをしているのです。」の言葉に
合点がいきました。
その事を父に、そのまま言いました。
「パパは、人の意見を聞かないけど
人の意見を聞かないと、どういう事が起きるか、
そういう事を一生懸命学んでいるんだね。
パックンの事、家族の意見も無視して
パックンを太らせてしまい、
一番可愛がっていた大切な物を
失う結果になってしまった。
後から後悔しても、
もうパックンは戻ってこないね。
人の意見を聞かないと、
そういう事になるって学びましたか？」っと。
理解しているのかどうか、
（多分分かっていませんが）
父は、人の意見を聞かないと
どういう事になるのか
人生を通じて学んでいるようです。

そう思ったら、私もなるほど！
腹が立たなくなりました。

でも、パックンの事は
本当に可哀想な事をしてしまったという罪悪感で
心から悲しむ事も出来ず
私の気持ちは複雑です。
パックンごめんね。と
父の行いを止める事が出来なかった事を
とても懺悔しています。

人生の終わりを前に、
最後まで頑固を貫く父を
学ばないとどうなるかを学んでる
と見守る事にしました。

今日のレッスンで、
やよいさんがお庭のお花を摘んで持って来て下さいました。
咲き始めたばかりの「スズラン」。



まるで絵のような可愛さです♪
そして、金魚草とチューリップ♪



お部屋に春がやってきました♪
やよいさん、ありがとうございます💛