*topフォトは一瞬晴れてソラビス山群
ドロミテの真珠と讃えられる美しい湖、標高1754m、最大深度5m、周囲2.6㎞、
湖畔からはトレ・チーメ・ディ・ラヴァレードやソラビス(3205m)が見える
トレ・チーメとは「3つの頂き」の意味、その名の通り3つの頂きが並ぶ
向かって左から「オベスト(西):2973m」、「グランデ(大きい)2999m」、「ピッコラ(小さい)2856m」
1956年コルティナ・ダンペッツォ冬季オリンピックではスピードスケートが自然の氷の上で行われた、その後は室内になりました
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ドロミテの景色といえば白や灰色の荒々しい岩山が特徴ですが
この岩石の主成分は炭酸カルシウムと炭酸マグネシウムを多く含む苦灰石という石で出来ています
石灰石にとても似ていますが、苦灰石は石灰石よりも海水や雨水の浸食に比較的強く
きめが緻密で割れ方が比較的鋭く、少し硬いという特徴があります
ドロミテとはこの地を研究したフランスの地質学者の名前で
彼の名にちなんで苦灰石をドロマイト(イタリア語表記でdolomite ドロミーテ)と名付けています
ちなみに太古の昔、この地は珊瑚礁が広がる海の底だった場所で、約4000万年前に大陸が衝突したことで海底が隆起
その後は氷河が岩を削り、風化によって岩が裂けるなどしてこの景観が生まれています
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3000m級の名峰で囲まれ静かにたたずむドロミテ・スーパースキーエリア屈指の高級リゾート、コルチナ・ダンペッツォ
ゲレンデ情報(こちら)
オリンピックも開催されたこの街ではゲレンデ設備はもちろん、ゲレンデ外でも充実のウィンターバケーションを提供してくれます
* * * * * * * * * ここから・・・
ミズリナー湖畔をトレ・チーメ・ディ・ラヴァレード遠望しながらの散策でしたが
※トレ・チーメ・ディ・ラヴァレード(2999m)は、新田次郎の小説「三つの峰」の舞台
あいにくの雲行きで怪しく隠れたり薄く見えたり・・・
山は見えずとも、柔らかく咲き誇った山野草の花々に、夢中になってしまった
晴れていたら ↓ (全景を観たくて写真を買う)
それでは右回りでミズリーナ湖畔を一周します
鱒釣りかしら、絵になりますね 斑点模様が記号みたいな魚でした、、、
この建物辺りから前に進めないほど、お花がいっぱ~い☆
花は日本の山野草に似ているが○○○にしとこっ!"(-""-)"
*)アルプスの三大名花は、エーデルワイス、アルペンローゼ、ゲンチアナ・ベルナ
❓ マメ科
ゲラニウム・シルヴァティクム (Geranium sylvaticum)
フウロソウ科(Geraniacees)フウロソウ属(Geranium )
タラクサム・オフィキナレ(Taraxacum officinale)
キク科(Asteraceae) タンポポ属 (Taraxacum)
トゥロリウス・エウロパエウス(Trollius europaeus)
キンポウゲ科 Renonculacees キンバイソウ属
ミオソティス・アルペストリス(ムラサキ科ワスレナグサ属)
Soldanella alpina (ソルダネラ・アルピナ)
サクラソウ科(Primulaceae) イワカガミダマシ属/ソルダネラ属
クロクス・ヴェルヌス(Crocus vernus)/クロクス・アルビフロルス(Crocus albiflorus)
クロクス・ヴェルヌス(Crocus vernus)/クロクス・アルビフロルス(Crocus albiflorus)
アヤメ科(Iridacees)サフラン属
エリカ・テトラリク(Erica-tetralix)/エリカ(Erica-Herbacea)
ツツジ科(Ericacees)エリカ属
ピングイクラ・アルピナ(Pinguicula alpina)
タヌキモ科(Lentibulariaceae)ムシトリスミレ属
ランヌクルス・レペンス(Ranunculus repens)
キンポウゲ科 Renonculacees/キンポウゲ属Caltha
ホルミヌム・ピレナイクム (Horminum pyrenaicum)
シソ科(Lamiaceae) ホルミヌム属
アネモネ・トリフォリア(Anemone trifolia )
キンポウゲ科(Ranunculaceae) アネモネ属/イチリンソウ属
ランヌクルス・レペンス(Ranunculus repens)
キンポウゲ科 Renonculacees/キンポウゲ属Caltha
ウイブルヌム・ランタナ(Viburnum lantana)
スイカズラ科 ガマズミ属
ビオラ・ビフロラ(Viola biflora)Violaceesスミレ科
ピングイクラ・アルピナ(Pinguicula alpina)
タヌキモ科(Lentibulariaceae)ムシトリスミレ属
ウイブルヌム・ランタナ(Viburnum lantana)
スイカズラ科 ガマズミ属
雪の重さで曲がったオオソラビソの木
対岸の山が一瞬見えた
プリムラ・ファリノサ(Primula farinosa)
サクラソウ科(Primulaceae)、サクラソウ属
雲が流れている
ホルミヌム・ピレナイクム (Horminum pyrenaicum)
シソ科(Lamiaceae) ホルミヌム属
アンティリス・ウルネラリア(Anthyllis vulneraria)
マメ科アンティリス属
クレマティス・アルピナ(Clematis alpina) T先生
キンポウゲ科(Ranunculaceae)センニンソウ属 ※日本名 ミヤマハンショウヅル
カルタ・パルストゥリス(Caltha palustris)T先生
キンポウゲ科 (Renonculacees)/リュウキンカ属(Caltha)※日本名 リュウキンカ
黄色の館は施設
一周分の三分の二位の場所
ミオソティス・アルペストリス(Myosotis alpestris)
ムラサキ科(Borraginacees) ワスレナグサ属(Myosotis)
トゥロリウス・エウロパエウス(Trollius europaeus)
キンポウゲ科 Renonculacees キンバイソウ属
ゲンチアナ・オブリクラリス (Gentiana orbicularis)
リンドウ科(Gentianacees)リンドウ属
クレマティス・アルピナ(Clematis alpina) T先生
キンポウゲ科(Ranunculaceae)センニンソウ属 ※日本名 ミヤマハンショウヅル
春を告げる花 リンドウ科
出発点から楕円形 にして一番奥深い地点、ご覧のようにお花畑
アラビス・セラッタ( Arabis serrata)
アブラナ科(brassicaceae) ヤマハタザオ属
クロ・シロのワンコとトレッキング
歩いて来た対岸の遊歩道
出発点からトレ・チーメ・ディ・ラヴァレードの正面、北側
黄色の建物は喘息児の施設
ミズリーナ湖の周辺の空気は呼吸器疾患に苦しむ人たちに適している
イタリアで唯一の気管支喘息の子供のための施設です
↓
前方は出発点
夏シーズンに向けて道の修理
湖畔の草むらにピーチクパーチク♪ 飛ばないで走ってピーチクパーチク♪
☆売店、トイレでお世話になりました(感じが良いです)
帰るころソラビス山群が眺望できました
次頁はドッビアーコ湖湖畔散策
ただ、拝見していて少し???があります。
アクイレギア・ヴルガリス(Aquilegia vulgaris)は
クレマティス・アルピナ(Clematis alpina)ミヤマハンショウヅル
ランヌクルス・モンタヌス(Ranunculus montanus)は
カルタ・パルストゥリス(Caltha palustris)リュウキンカではないでしょうk?
特に黄色の花とスミレは見たふりをしたい花(笑)
なのに写真に撮って○○で"(-""-)"
旅行は1ヶ月も経っていないのになんだか遠い昔のようになってきました。
今回は盛り沢山で、想像以上でした。
良い季節に出かけると同じ場所でも100倍お得感がありますね~