下山する人から、「もうすぐ頂上ですよ」と励まされて、急坂を登ると広々とした湿原が目に入った。
づっと思い続けていた<苗場山>に無事に登りついてしばらく呆然とした。
AM6:15にスタートしAM11:30頃登頂、約5時間かかった。
悪路ではあったが本当にきつかった。
目に入る広大な湿原は、思いを馳せて登って来た人に感動を与えます。
大小の池塘は湿原であることの証です。
ワタスゲ<カヤツリグサ科>
白い綿毛をたなびかせる果穂の清らかな姿は、ハイカーの心を魅了します。
土台は溶岩みたいだけれど、石を積み重ねたオブジェ。
これをケルンと呼ぶのでしょうか、慰霊碑なのかなぁ。
計画では<自然体験交流センター>で1泊する予定だったが、、、
中に入ると大勢の方が列を組み受付をしていた。
トイレを借りる(100円)
山頂です。
交流センターの裏側にあり、ここも列をなして記念撮影の順番を待っていました。
苗場山自然体験交流センターの東側?に、<30秒で行ける見晴らし台>の標識に行ってみた。
また泥道か!と思いながら30歩以上はあったが、、、
南側には砂武流山、東側には平標山・谷川岳の山々が見えるはずですがガスに隠れご覧のフォト。
午後から雷注意報が出ていたので、1時間くらい休憩をして下山した。
昨夜の豪雨で帰り道も相当な悪路です。
粘土土で下りは滑りやすく、ほとんどの人の靴からズボン裾は赤土で汚れていた。
駐車場に着く頃、ゴロゴロ雷がなっていたが雨に打たれなくって良かった。
行きにチェックしていたので国道17号線沿いの「街道の湯」で汗を流す。
番台に座っていた人が「タオルを持ってきたら500円」と教えてくれ、
「苗場山は久し振りに良い天気に恵まれた」と言っていた。
結構、山登りした人の利用者が多いらしく、畳の休憩室で寝ていた人も見かけた。
湯上りの駐車場から大きな虹が見えた。
3日間の山登りトレッキングは、一応雨にも打たれず目的を達成できた。
良い汗を流したが疲れた。
さぁこれから東京に帰ります。