伊勢神宮の別宮<伊雜宮><瀧原宮>へ、お参りします
内宮からどちらも離れているため伊勢参りコースから外す方が多い
前泊で今日は2別宮のみで時間は問題ない!雪道を心配したが幹線道路は大丈夫そう
雪混じりの小雨が降っていたが傘は必要ないようで、 合歓の郷より30分くらいで伊雜宮に着いた
途中、167号線沿いから見える磯部周辺は、聖域らしいこんもりした森林や神社が見える
上之郷地区散策マップによると
昔から 伊雜宮の鎮座地として発展し、さらに伊勢道・鳥羽道・的矢道・先志摩道など交通の要衝だったらしい
上之郷のmap 伊雜宮周辺地区構想市民協議会
参拝者は私たち含め観光者と地元の数人、静かな境内です
境内の右手に巨大な楠があります
伊雜宮は伊勢志摩の海に面する土地柄から特に漁師、海女の崇敬があつく伊雜宮の磯守(いそまもり)を受け
身につけて海に入るのが風習となっている
内宮<別宮> 伊雜宮 (いざわのみや)
御祭神 天照坐皇大御神御魂(あまてらしますすめおおみかみのみたま)
皇大神宮の別宮として、天地の内に隈なく光が照り徹ると讃えられる大御神の御魂をお祭りしています
伊雜宮は、天照大御神の御魂をお祀りし、「いぞうぐう」とも呼ばれます
古くから遙宮(とおのみや)として崇敬を集め、地元の人々によって海の幸、山の幸の豊饒が祈られてきました
毎年6月24日(6月月次祭当日)に行われる御田植式は、とても雅な神事で
磯部の御神田(おみた)の名で国の重要無形民俗文化財に登録され、日本三大田植祭の一つとされます
内宮に準じ、内削ぎの千木と、偶数の6本の鰹木を持つ、萱葺の神明造
本殿周囲にある瑞垣と玉垣にはそれぞれの門がある
古殿地
古殿地は次の遷宮まで静かにその時を待ちます
御敷地(みしきち)には、白い石(御白石)と黒みを帯びた石(清石)の2種類の石が敷き詰められている
※wiki参照 =コチラ=
祓 所
祭典の前に神饌と神職を祓い清めます
境内にある古井戸
勾玉池
勾玉池にそって森の中に進むと原生林
原生林の根元に落ちていた土器
聞いたところによると神事で使用したもので、一回きりをそのままにしているそうです
伊雜宮の御料田(いざわのみやのごりょうでん)
御神田広場から
伊雜宮の御料田を初めて知ったとき、神々しい光景に圧倒された
そして一番行きたいと思った御祭神
黒木の鳥居
御料田の前には黒木の鳥居(皮付きの木の鳥居)が立っています
これは神殿の無い所で神事を行う場合に用いられる珍しいものなのだそうです
毎年6月24日には伊雑宮に奉納する米の田植えを行う御田植式(おたうえしき)が行われます
御田植式は極めて古雅な神事で「磯部の御神田」の名で国の重要無形民俗文化財に登録されています
そして香取神宮、住吉大社と併せて日本三大御田植祭に数えられるそうです
だんだん青空が見えてきました
次は 佐美長神社へ、167号線を数分引き返した場所、駐車場が分からず、、、、?
こじんまりした森にひっそりと鎮座し聖域を感じました
佐美長神社(さみながじんじゃ)
伊雑宮の所管社
伊雑宮から約800メートル離れた地に鎮座し、大歳神(おおとしのかみ)を祀る
真名鶴(まなづる)が稲穂をくわえて飛んできて、その穂を落とした伝承から穂落社(ほおとしやしろ)
また真名鶴を五穀豊穣の神である大歳神と称えて「大歳社」とも呼ばれる
佐美長御前神社(さみながみまえじんじゃ)
佐美長神社の前に並んで鎮座する四つの小さなお社で、佐美長御前神を祀る
また地元の神である伊佐波登美命とその子孫を祀るとも伝えられる
次は伊勢西ICから紀勢自動車道へ 瀧原宮、瀧原並宮へ参ります