博文(ひろぶみ)通信

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H28.9月定例会行政報告 その3

2016-09-13 18:11:56 | 日記

昨日の続きです。

 

 

○特例宿泊について、ご報告いたします。              

 9月1日から26日の期間で実施している特例宿泊については、

8月末現在で、申込者が307人126世帯となっております。

 また、帰還支援一時宿泊所として9月1日にオープンしたホテルなみえについては、40人の申込みとなっております。

 

○浪江町内の防犯体制について、ご報告いたします。 

町民の皆さまの財産を守るために、防犯カメラの追加設置やパトロール強化といった追加防犯対策も実施するなか、7月27日には、現在町内でパトロールをしている警察、消防、除染事業者などの関係機関、町が主体となる見守り隊や消防団、警備会社や行政区長会を構成員とする第2回の浪江町防犯防火対策連絡協議会を開催いたしました。お互いの活動報告から有意義な情報交換の場となりました。

また、今回の協議会においては特例宿泊への対策を中心に意見交換を実施しました。引き続き回を重ね、更なる連携強化を図ってまいります。

なお、7月までの刑法犯認知件数は16件であり、昨年比では7件の増となっております。

 

○消防団活動について、ご報告いたします。 

浪江町消防団においては、現在、全国に分散避難しているなか、献身的に町内でパトロールを実施していただいているところです。そういったなか、帰町後には町内での消防活動を再開すべく、

6月26日には第2回、8月28日は第3回の浪江町消防団将来像内部検討会を開催しました。年度内に5回の開催を予定しており、帰町する町民の皆さまが安心して戻れますよう、今後の消防団の活動について検討を進めて参ります。

 

〇地域防災計画の改訂状況について、ご報告いたします。 

帰町後の町民の皆さまの安全や安心のため、昨年度より地域防災計画の改訂作業に着手して参りました。

 素案として取りまとめた計画について、その実効性を確認するための防災訓練を10月に実施する予定です。

 また、議会をはじめ、関係機関に協力要請やご意見をいただき、さらにはパブリックコメントも実施し、今年度中の改訂を目指して、検討を進めて参ります。

 

○東京電力ホールディングス株式会社との安全確保協定の締結について、ご報告いたします。 

 9月1日に福島県庁において、福島県、東京電力、そして私自らも立会いのもと、「福島第一原子力発電所の廃炉等に係る周辺市町村の安全確保に関する協定」を締結いたしました。

 今回締結いたしました安全確保協定は、施設の新増設に伴う事前説明、現地確認、立入調査、適切な措置要求など、立地町が締結している協定と同等のものとなっております。

 この協定が住民のみなさまの安心安全に寄与できるよう、県、周辺市町村一丸となって、今後の福島第一原子力発電所の廃炉に対し取り組んで参ります。

また、協定締結以前に7月の廃炉安全監視協議会において、炉心溶融隠ぺい問題について、東京電力から説明がありました。当町だけではなく県や周辺市町村と連携しながら、東京電力の体質改善や情報公開の透明性確保について、継続して求めて参りたいと考えております。

 なお、廃炉安全監視協議会だけでなく、炉心溶融隠ぺい問題が明るみになった際に町として東京電力に対し、謝罪の言葉だけではなく、事故の究明、復興への取り組み、賠償への対応について、今後の具体的な行動で示すよう強く申し入れております。




今日はここまで。