今日で、9月定例会が閉会しました。いつものように、詳細はまとまり次第お知らせします。
それでは、昨日の続きです。
○観光、産品振興について、ご報告いたします。
相馬野馬追が7月23日から25日の3日間開催され、各郷から約440騎、そのうち標葉郷からは38騎が出陣し、勇壮な姿に全国から集まったみなさんから惜しみない拍手が送られました。
また、浪江ブランド品の風評被害払拭のため、各事業所が浪江町ブランド・イメージ回復支援事業を活用し、全国各所において物産展や復興イベントに参加しております。
今後も産品のPRと共に浪江町の情報発信を継続的に実施して参ります。
〇農地保全の取り組みについて、ご報告いたします。
除染後の農地を地域で保全していくための復興組合については、8月末までに累計で18行政区12組合が設立されたところです。
さらには、水路の泥上げや農道の管理など、農業・農村の有する多面的機能の維持を図る共同活動のための、多面的機能支払組合も酒田地区・立野地区・藤橋地区・西台地区の4団体6行政区において設立されたところであります。
今後も復興組合や多面的支払組合の設立を支援して参ります。
〇水産業の復旧・復興についての取り組みについて、ご報告いたします。
請戸漁港の水産業共同利用施設整備につきましては、平成25年度から昨年度までの3ヶ年、関係者による議論がなされた、新しい水産業デザイン実現化事業の成果をもとに、衛生管理型の施設整備にむけ、管理運営体制整備事業、さらには施設整備に係る実施設計の業務委託を発注したところであります。
また、水産業の加工団地整備計画の作成にも着手するなど、町の基幹産業の一つであった水産業の復旧・復興を着実に進めて参ります。
〇上下水道の復旧状況について、ご報告いたします。
高瀬地区の農業集落排水復旧工事が6月30日に竣工し、7月から供用を開始したところであります。
また、上水道は7月より高瀬地区、8月より権現堂・樋渡・牛渡・川添地区に供給を開始いたしました。これで、避難指示解除準備区域と居住制限区域全域に水道が供給されました。
上水道の開栓状況ですが、8月末現在、411件を開栓しております。
今日はここまで。