好天続きのGWですが、今の晴れが週末まではもたないようで、東京の日曜は終日雨という予報です。どうやらNHKマイルCは雨中の叩き合いになりそうです。雨重巧者を見つけるとなると、これはますます難易度が上がって、事前予想がすっ飛んでしまう気もしますね。今日は、調子の良し悪しを見極められる人の眼を頼りに、Webに上がっている各馬の追い切り情報を集めて、寸評をつけてみようと思います。
・ウンブライル:中3週で軽め。時計もやや平凡。乗り役もルメールから替わり、上昇を見込むのはどうか。
・エエヤン:1月からマイル3連勝で臨むが、まずまず順調に来ている印象。先行力が生かせれば。
・オオバンブルマイ:中2週で軽めだが、力強い走りは健在。前走雨重の末脚再現となればおもしろい。
・オールパルフェ:左回りで手前替えに手こずっていたが、走りはまずまずで、力は出せる仕上がり。
・カルロヴェローチェ:馬なりでCW52.1-36.6-10.9と、一週前とは一変。調子自体は上がっている。
・クルゼイロドスル:1月以来のレースとしては軽め。調子は悪くないが、これで大丈夫かというところ。
・シャンパンカラー:抑え気味の調教だが、能力のあるところは示した。ドゥラメンテ産駒でもあり不気味。
・ショーモン:馬なりで坂路53.5-38.3-24.5-12.1で駆け上がり好調。前走雨重3着で、ここも好勝負可能。
・シングザットソング:時計は平凡だが、一連の出来をキープ。雨で末脚を生かせるかどうか。
・セッション:馬なりで坂路53.8-38.8-24.5-11.8と好時計をマーク。前走雨で2着だけに期待できる。
・ダノンタッチダウン:皐月賞を叩いて臨むが、この馬としては上昇度が今ひとつ。GⅠ2着の貫禄を示せるか。
・タマモブラックタイ:CWラスト50.8-36.8-11.7で締めくくり調子は良さそう。どこまでやれるか。
・ドルチェモア:坂路55.1-40.1-25.6-12.1で、徐々に好調時の姿に戻ってきた感じはある。
・ナヴォーナ:中2週だがハードに攻め、好調教を示す。まだ成長途上のイメージが強い。
・フロムダスク:マイルは距離が長い印象もあるが、調子自体は大変良い。雨を味方に出来るかどうか。
・ミシシッピテソーロ:終い重点だが、まずまず。馬体が大きくないので、雨でパワーの要る馬場はどうか。
・モリアーナ:南Wでしまい重点ラスト11.4で好調を示す。雨馬場で走るかどうかは半信半疑。
・ユリーシャ:馬なりでラスト気合いをつけたが、時計はやや平凡。前走大敗で人気を下げそうだが、穴までは……。
今回はいつもより多い5頭を太字(比較的推奨する人の多かった馬)にしておきます。雨で馬場が重や不良になったら、トライアルの時計はあまりあてになりませんので、好調馬を念頭にレースの見立てをする方が妥当かも知れません。その点、火曜のブログで、トライアル戦の時計としては最も評価できないと書いたファルコンS組の2頭が好調を伝えられているのは、何か皮肉な感じです。あと、週の初めに末脚評価で抜擢したモリアーナも調子はいいようですので、あとは良馬場でない雨重で、その差し脚が生かせるかどうかだと思います。いずれにしても波乱含みで、何頭か好調馬がわかっても、予想は変わらず難儀だと思っています。
本日もお読みいただきありがとうございました。今日は連休最後の好天ということなので、布団を干してから、草取りでもしようかと思っています。今日も一日がんばりましょう。
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